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波乱の三学期
第3話 いざ生徒総会
結局、総会の日まで佐藤は生徒会室に顔を出さなかった。
総会当日に、指定された講堂の控え室に佐藤は現れた。今日も、マスクをしていた。
「風邪、長引いてる?」
神山が尋ねると、佐藤は顔を上げた。目線の先には神山、その後ろに現会長がたっている。
佐藤は無言でマスクに手をかけた。
「うん?」
神山が怪訝な顔をした。
「とっくに治ってますよ。ほら」
そう言って頬を神山の後ろにいる現会長に見せつけた。
「そうか」
背後からの返事を聞いて、神山は内心舌打ちをした。
佐藤は風邪をひいてマスクをしていたのではなく、現会長が何かをしたからそれを隠すためにマスクをしていたのだ。桜木の再生した音声の時に察すればよかったのに、それが出来なかったのは不甲斐ない。
総会の準備が整い、壇上に全員が上がっていき、指定された椅子に座る。
(公開処刑かよ)
講堂には全校生徒がきっちり座っていた。来年度生徒会役員は、当選した順に名前を呼ばれ、承認を得られれば確定となるのだ。
承認判定は、講堂に集まった生徒からの拍手だ。
長い歴史で、承認要求の場面で意義を唱えた生徒はいない。だが、今年は一波乱あるかもしれない。と、壇上で思わず期待しているのは神山だった。
「では、来年度生徒会役員の、承認に移りたいと思います。得票順にいきますので、異議がある場合は挙手願いますね」
神山はそこまで言って、講堂を見渡した。動きのある生徒は見当たらない。なにかあるとすれば、現会長の親衛隊が動くはずだ。
神山の進行に合わせて佐藤が渋々と言う体で立ち上がり、舞台の一番前にたった。
横から見る限り、佐藤の顔はかなり白い。どこを見ているのか分からないような、焦点の合わない瞳は生気を感じなかった。
(心を無にしているのかな)
神山はそんなことを考えつつも、進行をする。
「……です。では、来年度生徒会会長に当選しました1-S佐藤裕哉くんについて、異議ある者は挙手願います」
神山はマイク片手に講堂を、見渡した。動くと思われていた現会長の親衛隊が也を潜めている。
後ろ手に手を組んでいる佐藤の指先は、だいぶ白くなっていた。
「異議申し立ては無いですか? では、承認される方は拍手を持ってお願い致します」
神山がそういった途端、講堂には盛大な拍手が響いた。手前の三年生に至っては、立ち上がるものまでいた。
割れんばかりの拍手を聞いて、佐藤が両目をギュッと閉じて、若干項垂れた。
(うわぁ、本気で嫌なんだ)
そんな佐藤を見ながら、神山は進行を続ける。来年度の、生徒会役員は誰一人欠けることなく、全員が満場一致で承認された。
「では、続きまして、新年度役員からの提案発表になります」
神山が、そう言っても誰も椅子から立ち上がらないことに講堂が一瞬ざわついた。例年なら新会長が抱負のようなものを話すところなのだが。
「新会長となる佐藤くんからの提案です」
神山の進行に講堂の中が静かになった。
「提案内容は、校則について、
『服装についての項目、十一項の記載、カラーコンタクトの使用を禁ずる。こちらの削除要求』です」
神山がそう言うと、壇上の手前の生徒が立ち上がった。
「風紀委員長の桜木だ」
「はい、どうぞ」
神山の合図で新役員が桜木に、マイクを渡す。
「風紀では校則をチェックしていたはずなんだが、この項目についてはまったく気づいていなかった。服装検査でもこれを取り締まったことは無い。誰も気にしてはいなかったって事だと思うんだが、なんだって佐藤はこれを削除したいんだ?」
桜木からの質問に、壇上の神山は自分のマイクをすかさず佐藤に向けた。
マイクを向けられた佐藤は、あからさまに嫌そうな顔をして、ついでに舌打ちまでしたものだから、そのまま向けられたマイクが、拾っていた。
これには神山も苦笑いするしかない。
佐藤は神山の顔を見るので、神山は微笑んで頷いた。
佐藤はとりあえず立ち上がり、向けられたマイクに向かって、ため息混じりに言葉を発した。
「っ、それは…俺が、カラコンを使用しているから、です」
佐藤の発言で、講堂が一瞬ザワついた。それを理解したのか、桜木が思ったままに発言した。
「佐藤はチワワなのか?」
「チワワじゃねーよ」
即答だった。
いつぞやの生徒会室の再現のようで、壇上役員たちは軽く肩を震わせていた。
「いや、その体で…否定されても信ぴょう性が、って、なんでカラコンなんから使ってんだよ?」
「俺が使ってるのは黒目を強調するタイプのだよ」
それもわざわざ言わなくてもいいことだと、誰もが思ったが、佐藤は気づいてはいないようだ。
「え?黒目を強調って、誰か狙ってんのか?佐藤ってナルシストかなんかなのか?」
「ちげーよ、俺はノンケだ。会長が校則違反するのは体裁が良くないから削除を要求する」
もう、佐藤は敬語とかそう言う体裁を一切気にしないで喋っていたが、誰もそれを気にするようなことは無かった。
「はい、それじゃあ、この提案に同意する者は拍手をお願いします」
神山がそう言うと、講堂には拍手が鳴り響いた。
「はい、ありがとうございます」
神山が進行を淡々とこなそうとすると、挙手をする生徒がいた。
「え?えと、何かな?」
慌てて新年度役員がマイクを持っていく。
「話をして貰えないのなら、新役員に質問があります」
発言したのは3年生だ。面倒な感じを読み取った神山は、独自で判断をした。
「わかりました。新役員に質問のある方は、明日新聞部の前に質問箱を設置しておくのでそこに投函してください」
言いながら振り返り他の役員たちを見る。首を縦に振る者がほとんどだ。
「回答を新聞部からの号外でだします」
元から新役員の情報は総会の後に号外で出される予定だった。そこに質問と回答を加えたところで問題は無いだろう。という判断に至ったわけだ。
「続きまして、今年度予算の会計報告に移ります」
総会は、例年通りに進行された。
総会が終わって、新旧役員は生徒会室に集まっていた。承認されてしまったので、佐藤もきちんと現会長から仕事の引き継ぎを受けていた。
「理解したか?」
強引に詰め込むような引き継ぎ内容に、佐藤のメモの手が止まる。
「あのさ、そのパソコンに年間行事とか出てるんだろ?」
「ああ、そうだが?」
「見せろよ」
そう言うと、佐藤は机を飛び越えて現会長の膝に座った。
「え?」
「ああ、この方がわかりやすいな」
メモをとっていた手帳を左手に取り、右手で画面をなぞる。
「説明して」
聞く側の佐藤主導で年間行事の説明が始まった。なんの躊躇いもなく膝に座る佐藤もなかなかだが、それを受け入れる周りもどうかと言うところだろう。
話を聞きながら、佐藤は左手で器用に手帳にメモをとる。手元をろくに見ていないのに、書き込む文字はなかなか、きれいだ。
「下総、退寮式はいつだ?」
突然指名されて、下総は慌てて顔を上げる。しかし、質問の答えが直ぐに出ない。慌てていると、向こうから声がした。
「退寮式は3月15日です」
答えたのは来年度の書記の遠山だ。
「それは、俺たち主催?」
「いえ、退寮する三年生が全員食堂に集まって、最後の夕飯を一緒に食べると言う物ですね」
「特に粗品を渡すとか、そういうのは?」
「ありませんね。強いていえば食事を並べるのを手伝うぐらいです」
「了解した」
それも左手でメモを取ると、佐藤は下総を見る。
「下総、年間行事は完璧に覚えろ、分からないは通用しない」
言われて下総が若干俯いた。そんな下総にフォローを入れようと神山が動こうとした時、扉が叩かれた。
「風紀だ」
聞き覚えのあるその声は、風紀委員長の桜木だった。
総会当日に、指定された講堂の控え室に佐藤は現れた。今日も、マスクをしていた。
「風邪、長引いてる?」
神山が尋ねると、佐藤は顔を上げた。目線の先には神山、その後ろに現会長がたっている。
佐藤は無言でマスクに手をかけた。
「うん?」
神山が怪訝な顔をした。
「とっくに治ってますよ。ほら」
そう言って頬を神山の後ろにいる現会長に見せつけた。
「そうか」
背後からの返事を聞いて、神山は内心舌打ちをした。
佐藤は風邪をひいてマスクをしていたのではなく、現会長が何かをしたからそれを隠すためにマスクをしていたのだ。桜木の再生した音声の時に察すればよかったのに、それが出来なかったのは不甲斐ない。
総会の準備が整い、壇上に全員が上がっていき、指定された椅子に座る。
(公開処刑かよ)
講堂には全校生徒がきっちり座っていた。来年度生徒会役員は、当選した順に名前を呼ばれ、承認を得られれば確定となるのだ。
承認判定は、講堂に集まった生徒からの拍手だ。
長い歴史で、承認要求の場面で意義を唱えた生徒はいない。だが、今年は一波乱あるかもしれない。と、壇上で思わず期待しているのは神山だった。
「では、来年度生徒会役員の、承認に移りたいと思います。得票順にいきますので、異議がある場合は挙手願いますね」
神山はそこまで言って、講堂を見渡した。動きのある生徒は見当たらない。なにかあるとすれば、現会長の親衛隊が動くはずだ。
神山の進行に合わせて佐藤が渋々と言う体で立ち上がり、舞台の一番前にたった。
横から見る限り、佐藤の顔はかなり白い。どこを見ているのか分からないような、焦点の合わない瞳は生気を感じなかった。
(心を無にしているのかな)
神山はそんなことを考えつつも、進行をする。
「……です。では、来年度生徒会会長に当選しました1-S佐藤裕哉くんについて、異議ある者は挙手願います」
神山はマイク片手に講堂を、見渡した。動くと思われていた現会長の親衛隊が也を潜めている。
後ろ手に手を組んでいる佐藤の指先は、だいぶ白くなっていた。
「異議申し立ては無いですか? では、承認される方は拍手を持ってお願い致します」
神山がそういった途端、講堂には盛大な拍手が響いた。手前の三年生に至っては、立ち上がるものまでいた。
割れんばかりの拍手を聞いて、佐藤が両目をギュッと閉じて、若干項垂れた。
(うわぁ、本気で嫌なんだ)
そんな佐藤を見ながら、神山は進行を続ける。来年度の、生徒会役員は誰一人欠けることなく、全員が満場一致で承認された。
「では、続きまして、新年度役員からの提案発表になります」
神山が、そう言っても誰も椅子から立ち上がらないことに講堂が一瞬ざわついた。例年なら新会長が抱負のようなものを話すところなのだが。
「新会長となる佐藤くんからの提案です」
神山の進行に講堂の中が静かになった。
「提案内容は、校則について、
『服装についての項目、十一項の記載、カラーコンタクトの使用を禁ずる。こちらの削除要求』です」
神山がそう言うと、壇上の手前の生徒が立ち上がった。
「風紀委員長の桜木だ」
「はい、どうぞ」
神山の合図で新役員が桜木に、マイクを渡す。
「風紀では校則をチェックしていたはずなんだが、この項目についてはまったく気づいていなかった。服装検査でもこれを取り締まったことは無い。誰も気にしてはいなかったって事だと思うんだが、なんだって佐藤はこれを削除したいんだ?」
桜木からの質問に、壇上の神山は自分のマイクをすかさず佐藤に向けた。
マイクを向けられた佐藤は、あからさまに嫌そうな顔をして、ついでに舌打ちまでしたものだから、そのまま向けられたマイクが、拾っていた。
これには神山も苦笑いするしかない。
佐藤は神山の顔を見るので、神山は微笑んで頷いた。
佐藤はとりあえず立ち上がり、向けられたマイクに向かって、ため息混じりに言葉を発した。
「っ、それは…俺が、カラコンを使用しているから、です」
佐藤の発言で、講堂が一瞬ザワついた。それを理解したのか、桜木が思ったままに発言した。
「佐藤はチワワなのか?」
「チワワじゃねーよ」
即答だった。
いつぞやの生徒会室の再現のようで、壇上役員たちは軽く肩を震わせていた。
「いや、その体で…否定されても信ぴょう性が、って、なんでカラコンなんから使ってんだよ?」
「俺が使ってるのは黒目を強調するタイプのだよ」
それもわざわざ言わなくてもいいことだと、誰もが思ったが、佐藤は気づいてはいないようだ。
「え?黒目を強調って、誰か狙ってんのか?佐藤ってナルシストかなんかなのか?」
「ちげーよ、俺はノンケだ。会長が校則違反するのは体裁が良くないから削除を要求する」
もう、佐藤は敬語とかそう言う体裁を一切気にしないで喋っていたが、誰もそれを気にするようなことは無かった。
「はい、それじゃあ、この提案に同意する者は拍手をお願いします」
神山がそう言うと、講堂には拍手が鳴り響いた。
「はい、ありがとうございます」
神山が進行を淡々とこなそうとすると、挙手をする生徒がいた。
「え?えと、何かな?」
慌てて新年度役員がマイクを持っていく。
「話をして貰えないのなら、新役員に質問があります」
発言したのは3年生だ。面倒な感じを読み取った神山は、独自で判断をした。
「わかりました。新役員に質問のある方は、明日新聞部の前に質問箱を設置しておくのでそこに投函してください」
言いながら振り返り他の役員たちを見る。首を縦に振る者がほとんどだ。
「回答を新聞部からの号外でだします」
元から新役員の情報は総会の後に号外で出される予定だった。そこに質問と回答を加えたところで問題は無いだろう。という判断に至ったわけだ。
「続きまして、今年度予算の会計報告に移ります」
総会は、例年通りに進行された。
総会が終わって、新旧役員は生徒会室に集まっていた。承認されてしまったので、佐藤もきちんと現会長から仕事の引き継ぎを受けていた。
「理解したか?」
強引に詰め込むような引き継ぎ内容に、佐藤のメモの手が止まる。
「あのさ、そのパソコンに年間行事とか出てるんだろ?」
「ああ、そうだが?」
「見せろよ」
そう言うと、佐藤は机を飛び越えて現会長の膝に座った。
「え?」
「ああ、この方がわかりやすいな」
メモをとっていた手帳を左手に取り、右手で画面をなぞる。
「説明して」
聞く側の佐藤主導で年間行事の説明が始まった。なんの躊躇いもなく膝に座る佐藤もなかなかだが、それを受け入れる周りもどうかと言うところだろう。
話を聞きながら、佐藤は左手で器用に手帳にメモをとる。手元をろくに見ていないのに、書き込む文字はなかなか、きれいだ。
「下総、退寮式はいつだ?」
突然指名されて、下総は慌てて顔を上げる。しかし、質問の答えが直ぐに出ない。慌てていると、向こうから声がした。
「退寮式は3月15日です」
答えたのは来年度の書記の遠山だ。
「それは、俺たち主催?」
「いえ、退寮する三年生が全員食堂に集まって、最後の夕飯を一緒に食べると言う物ですね」
「特に粗品を渡すとか、そういうのは?」
「ありませんね。強いていえば食事を並べるのを手伝うぐらいです」
「了解した」
それも左手でメモを取ると、佐藤は下総を見る。
「下総、年間行事は完璧に覚えろ、分からないは通用しない」
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