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第26話 ダンジョンでお楽しみ
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セドリックはダンジョンのなかで、断崖絶壁に遭遇していた。
目の前にそびえ立つ土の壁があるけれど、それよりも驚いたのは背後に現れた崖だ。
かろうじて底は見えるけれど、尋常ではない深さだ。いきなりこんなところに出てきてしまって、正直セドリックは軽くパニックを起こしていた。
「今回はここに出たかぁ」
ロイの呑気な声でハッとした。
ダンジョンに慣れているロイからしたら、この程度のことは何てことがないのだろう。書物で読んだだけの知識ではあるが、ダンジョンの形が毎日変わると知っている。けれど、降り立った途端に断崖絶壁と深い崖に遭遇するだなんて想定していなかった。
「だ、大丈夫なのか?」
セドリックは初心者丸出しでロイに聞いた。
何しろ降り立ったらこんなところだったのだ。進むことも引き返すこともできそうにない。どうしたらいいのか、ハッキリ言ってセドリックにはわからない。
「たまにあるんだよね、こう言うの」
ロイは楽しそうに崖の下を覗き込む。
見える範囲の底には、なにかが蠢いている。
この高低差で、肉眼で見えてしまうと言うことは、底にいる魔物はどれほどの大きさになるのだろうか?
「どれぐらい深いんだ?」
身体強化すれば、飛び降りても問題はないだろう。だが、ダンジョンは下に降りるほど魔物が強くなっていく。この崖を飛び降りたら、何階層分降りることになるのだろうか?それによって、今見えている魔物の強さが分かるだろう。
「だいたい20階分ぐらいかなぁ?30階は無いと思う…けど、底にいるあれはヤバイ」
そんなことを言いながらも、ロイの口元は笑っていた。
「この崖にさ、貴重な鉱石があるんだよね」
ロイはゆっくりと人一人分しかない際の道を歩いていく。そうして崖の壁を確認して、頷いた。
「やっぱり上より下にあるね」
ロイに手招きされて、セドリックは細い道を進んだ。ロイの示す辺りに目線を向ければ、壁が変わった光を放っているのが見えた。
「あれは?」
初めて見る自然の鉱石に、セドリックは驚いた。崖の途中に張り付くように存在している。一目で価値のあるものだと分かる。
「あれをさぁ、回収するの。貴人の馬車とか、宝物庫とか、もちろん武器にも加工されるわけ」
ロイは鉱石を見つめながら言う。
「セドのおじいちゃんたちの剣も、あの手の鉱石を加工して作られているよ、もちろん」
ロイは言いながら剣を抜いた。
「もちろん、これもいいものだよ?でもね、英雄と呼ばれるからには自分にぴったりの剣が必要だ」
ロイの握る剣に魔力が宿る。
まるで魔法使いの杖のようにロイは剣を扱う。
それがセドリックには不思議でならない。いくら魔石がはめ込まれているからといって、剣がこんなにも魔力を解放できるだなんて、思っていなかった。しかも、階層を降りれば魔物が強くなると言うのに、それに合わせてロイのスキルが上がっていくのがわかった。剣の扱いは無茶苦茶だけど。
「下にいるやつ無茶苦茶デカイよ?覚悟して?」
ロイの頰が紅潮している。新しいおもちゃを前にした子どものようだ。自然セドリックの口元が上がる。時間の感覚が麻痺しつつあるけれど、確実にセドリックも英雄の剣を使いこなしつつある。魔力の放ち方、打ち方が理解できるようになってきたのだ。
「あいつらに見つかったら確実に襲われるから」
ロイが唇を舐めた。
セドリックの喉がなる。
もう何度目かわからないけれど、お互い、それが合図なのだと口にしなくともわかりあっていた。
「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!サンダァァァァァァァァ!!!」
崖に身を躍らせながらロイが剣から魔法をはなった。
出力を最大にまで上げているのか、青白い雷が無数に落ちて行く。行き先はもちろん、底で蠢く魔物だ。
異様なまでの大きさをした魔物の啼き声が耳障りな上に、忌々しい。遮音の魔法を展開してまでこんなに聞こえるとは思わなかった。
困ったことに、ロイは元々が魔法使いだ。杖から剣に持ち替えた程度で、使える魔法が減るわけでは無い。
それどころか、器用に魔法を使い分けている。
「困ったものだな」
風魔法を展開して、ロイは崖の中央に浮いていた。握る剣の柄が光っている。風の魔石を発動させて、補助させているのだ。そんな器用な使い方は、セドリックにはできない。
宙に浮くロイめがけて、魔物たちが底から飛んでくる。しかし、羽を持っていないため、空中を少し蠢いては落ちて行く。その振動で、セドリックの足元が揺れる。
「そんなことされたら、崩れるじゃないか」
セドリックはため息を一つついて、腰の剣を抜いた。
はめ込まれた魔石を手に馴染ませるように握りしめると、宙を蠢く魔物に剣を突き立てた。
「ファイヤ」
剣の先端から炎がほとばしり、魔物を内部から燃やし尽くす。魔物と一緒に落ちるわけにはいかない。
剣を抜くと、燃える魔物を踏み台に次の魔物に飛び移る。
ロイ目掛けて来ていた魔物が、いつの間にかにセドリックを狙っている。
「セド」
何体目かの魔物から剣を抜いた時、ロイがセドリックの背後にいた。
背の低いロイの腕は、セドリックの腹の辺りに回されている。
「ロイ」
セドリックの腹の辺りに温かいものが流れてくる。
「セド、燃やして?」
ロイの言っている事を理解して、セドリックは両手で剣を握りしめ、最大出力の魔力を放った。
崖の底がまるで地獄の釜のように燃えたぎる。飛べない魔物たちは、蠢きながら燃えてゆく。
耳障りで不愉快な啼き声が、炎に融けて消えてゆく。
「凄い匂いだな」
炎の熱に煽られて、燃える魔物の臭いが酷い。
さすがに、あれだけの大きさの魔物を大量に燃やすものではないだろう。
燃え尽きるのに合わせて、ロイが風を吹かせた。
ゆっくりとそこに降り立てば、無数の魔石が転がっていた。
「お宝だぁ」
ロイが嬉しそうに魔石を拾う。同じ魔物だと認識していたが、魔石の色が随分と違う。
魔石を手にしたまま、ロイは座り込んだ。
「どうした?」
セドリックはロイの傍に膝をついた。
「ちょっと疲れたかも」
空間収納に魔石もしまえないほど疲弊したとでも言うのだろうか?
ロイは手にしていた魔石を地面に置いた。
「セェド、ちょっと、分けて?」
ロイの手がセドリックの肩を掴んだ。
「分ける?何をだ?」
セドリックが聞き返すと、ロイは笑いながら唇を重ねて来た。
目の前にそびえ立つ土の壁があるけれど、それよりも驚いたのは背後に現れた崖だ。
かろうじて底は見えるけれど、尋常ではない深さだ。いきなりこんなところに出てきてしまって、正直セドリックは軽くパニックを起こしていた。
「今回はここに出たかぁ」
ロイの呑気な声でハッとした。
ダンジョンに慣れているロイからしたら、この程度のことは何てことがないのだろう。書物で読んだだけの知識ではあるが、ダンジョンの形が毎日変わると知っている。けれど、降り立った途端に断崖絶壁と深い崖に遭遇するだなんて想定していなかった。
「だ、大丈夫なのか?」
セドリックは初心者丸出しでロイに聞いた。
何しろ降り立ったらこんなところだったのだ。進むことも引き返すこともできそうにない。どうしたらいいのか、ハッキリ言ってセドリックにはわからない。
「たまにあるんだよね、こう言うの」
ロイは楽しそうに崖の下を覗き込む。
見える範囲の底には、なにかが蠢いている。
この高低差で、肉眼で見えてしまうと言うことは、底にいる魔物はどれほどの大きさになるのだろうか?
「どれぐらい深いんだ?」
身体強化すれば、飛び降りても問題はないだろう。だが、ダンジョンは下に降りるほど魔物が強くなっていく。この崖を飛び降りたら、何階層分降りることになるのだろうか?それによって、今見えている魔物の強さが分かるだろう。
「だいたい20階分ぐらいかなぁ?30階は無いと思う…けど、底にいるあれはヤバイ」
そんなことを言いながらも、ロイの口元は笑っていた。
「この崖にさ、貴重な鉱石があるんだよね」
ロイはゆっくりと人一人分しかない際の道を歩いていく。そうして崖の壁を確認して、頷いた。
「やっぱり上より下にあるね」
ロイに手招きされて、セドリックは細い道を進んだ。ロイの示す辺りに目線を向ければ、壁が変わった光を放っているのが見えた。
「あれは?」
初めて見る自然の鉱石に、セドリックは驚いた。崖の途中に張り付くように存在している。一目で価値のあるものだと分かる。
「あれをさぁ、回収するの。貴人の馬車とか、宝物庫とか、もちろん武器にも加工されるわけ」
ロイは鉱石を見つめながら言う。
「セドのおじいちゃんたちの剣も、あの手の鉱石を加工して作られているよ、もちろん」
ロイは言いながら剣を抜いた。
「もちろん、これもいいものだよ?でもね、英雄と呼ばれるからには自分にぴったりの剣が必要だ」
ロイの握る剣に魔力が宿る。
まるで魔法使いの杖のようにロイは剣を扱う。
それがセドリックには不思議でならない。いくら魔石がはめ込まれているからといって、剣がこんなにも魔力を解放できるだなんて、思っていなかった。しかも、階層を降りれば魔物が強くなると言うのに、それに合わせてロイのスキルが上がっていくのがわかった。剣の扱いは無茶苦茶だけど。
「下にいるやつ無茶苦茶デカイよ?覚悟して?」
ロイの頰が紅潮している。新しいおもちゃを前にした子どものようだ。自然セドリックの口元が上がる。時間の感覚が麻痺しつつあるけれど、確実にセドリックも英雄の剣を使いこなしつつある。魔力の放ち方、打ち方が理解できるようになってきたのだ。
「あいつらに見つかったら確実に襲われるから」
ロイが唇を舐めた。
セドリックの喉がなる。
もう何度目かわからないけれど、お互い、それが合図なのだと口にしなくともわかりあっていた。
「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!サンダァァァァァァァァ!!!」
崖に身を躍らせながらロイが剣から魔法をはなった。
出力を最大にまで上げているのか、青白い雷が無数に落ちて行く。行き先はもちろん、底で蠢く魔物だ。
異様なまでの大きさをした魔物の啼き声が耳障りな上に、忌々しい。遮音の魔法を展開してまでこんなに聞こえるとは思わなかった。
困ったことに、ロイは元々が魔法使いだ。杖から剣に持ち替えた程度で、使える魔法が減るわけでは無い。
それどころか、器用に魔法を使い分けている。
「困ったものだな」
風魔法を展開して、ロイは崖の中央に浮いていた。握る剣の柄が光っている。風の魔石を発動させて、補助させているのだ。そんな器用な使い方は、セドリックにはできない。
宙に浮くロイめがけて、魔物たちが底から飛んでくる。しかし、羽を持っていないため、空中を少し蠢いては落ちて行く。その振動で、セドリックの足元が揺れる。
「そんなことされたら、崩れるじゃないか」
セドリックはため息を一つついて、腰の剣を抜いた。
はめ込まれた魔石を手に馴染ませるように握りしめると、宙を蠢く魔物に剣を突き立てた。
「ファイヤ」
剣の先端から炎がほとばしり、魔物を内部から燃やし尽くす。魔物と一緒に落ちるわけにはいかない。
剣を抜くと、燃える魔物を踏み台に次の魔物に飛び移る。
ロイ目掛けて来ていた魔物が、いつの間にかにセドリックを狙っている。
「セド」
何体目かの魔物から剣を抜いた時、ロイがセドリックの背後にいた。
背の低いロイの腕は、セドリックの腹の辺りに回されている。
「ロイ」
セドリックの腹の辺りに温かいものが流れてくる。
「セド、燃やして?」
ロイの言っている事を理解して、セドリックは両手で剣を握りしめ、最大出力の魔力を放った。
崖の底がまるで地獄の釜のように燃えたぎる。飛べない魔物たちは、蠢きながら燃えてゆく。
耳障りで不愉快な啼き声が、炎に融けて消えてゆく。
「凄い匂いだな」
炎の熱に煽られて、燃える魔物の臭いが酷い。
さすがに、あれだけの大きさの魔物を大量に燃やすものではないだろう。
燃え尽きるのに合わせて、ロイが風を吹かせた。
ゆっくりとそこに降り立てば、無数の魔石が転がっていた。
「お宝だぁ」
ロイが嬉しそうに魔石を拾う。同じ魔物だと認識していたが、魔石の色が随分と違う。
魔石を手にしたまま、ロイは座り込んだ。
「どうした?」
セドリックはロイの傍に膝をついた。
「ちょっと疲れたかも」
空間収納に魔石もしまえないほど疲弊したとでも言うのだろうか?
ロイは手にしていた魔石を地面に置いた。
「セェド、ちょっと、分けて?」
ロイの手がセドリックの肩を掴んだ。
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