姫の護衛が閨での男の武器の調査をした件

久乃り

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その5

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「まずは、ほれ」

 ユノハイムの腰を強引に抱き、皇帝アインバッハは股間同士をくっつけてきた。これでお互いの武器と武器が交わった。

「その方、やる気はあるのか?」

 アインバッハが喉の奥で笑った。
 なぜなら、ユノハイムの武器が武器として機能していないからである。いや、この状態が戦闘態勢だと言うのなら、まるで話にならないからである。

「そ、そのようなことは」

 否定はしてみるものの、どうにも萎縮してしまったのか、ユノハイムの武器は繁みのなかからほんの少し頭を出しただけである。

「しようのないやつめ」

 そう言うやいなや、アインバッハはユノハイムのことを持ち上げた。

「手合わせは後回しだ。先にどのような攻撃を姫が受けるか体験するといい」

 そう言って、ユノハイムの後ろに手を伸ばした。

「な、何をなさいますか」

 慌てたユノハイムであったが、尻が高くあげられてしまい、抵抗しようにも最早どうにもならなくなっていた。

「姫に説明をするにあたり、我が武器の性能をその方の穴で確認させてやろう。と言ってるのだ」

 ふんっと、鼻で笑うアインバッハをみて、ユノハイムの体が小さく震えた。今、皇帝アインバッハはなんと言っただろうか?性能の確認?武器の?性能とはどのようなことなのか。ユノハイムには全くもって想像出来なかった。しかも穴?穴とはなんの事を言っているのだろうか。

「お待ちください。皇帝陛下。私には陛下の武器を受け入れる穴などございません」

 慌てて口にしてみたものの、そんなユノハイムの進言をアインバッハはまたもや鼻で笑った。

「戯言を言うでない。男にだって穴ぐらいあるであろう。嘘をつくのは良くないぞ」

 そう言って皇帝アインバッハの手がユノハイムの尻を撫でた。そうして小ぶりでしっかりとした弾力のある房をより分け、その奥に隠された慎ましやかな穴を見つけ出した。

「ほれ、ここにあるではないか」

 谷間の奥に隠れていたユノハイムの穴は、あっさりと皇帝アインバッハによって暴かれてしまった。普段は隠されていた穴が外気に晒される。そのあまりの無防備さにユノハイムは震え上がった。

「良い反応ではないか。まるで生娘のようだ」

 楽しそうに笑うアインバッハを見てユノハイムは心底恐怖した。言われた穴は確かに男に唯一ある穴に違いないが、そこにこの皇帝アインバッハの武器が入るとは到底思えないからだ。

「お待ちください。皇帝陛下」

 尻を高くしたまま必死で後ろを振り返るという、おかしな体勢でユノハイムはアインバッハに訴えた。

「なんだ、申してみよ」

 余裕たっぷりの顔でアインバッハが聞き返す。

「そ、そのっ、私ごときの穴が恐れ多くも皇帝陛下の武器を受け入れられるとは到底思えません」

 じっくりたっぷり見分したからこそ言えることである。自分の穴など見たことがないが、日々使っている体験から考えるに、あのような大物が入るとは到底思えなかった。そもそも、男の穴は出すところであり入れる穴ではないのだ。不可能である。無理をすればユノハイムの穴が裂けてしまうに違いない。

「ほう、そう来たか」

 想定の範囲内のユノハイムの言葉に、皇帝アインバッハは内心笑いをこらえるのに必死だった。ああ言えばこう言う。これは最早お約束の押し問答である。だからこそ、そんなことなど蹴散らすほどに、アインバッハには秘策があった。嫌がろうが抵抗しようが、なんとなかなる。無理を通せば道理が引っ込む。それが帝国の皇帝であるアインバッハである。

「それではまず、我の指技から体験させてやろう」

 どこに隠してかあったのか、それともユノハイムの確認不足だったのか、アインバッハが何やら瓶を取り出してきた。そこまで小さくは無いが、オレンジの果実程の大きさがある茶色い瓶である。蓋に装飾がなされていて、如何にも皇帝陛下の所持品と言う風格が漂っていた。

「何を……なさるおつもりですか?」

 聞いたことがあるような、ないような。出来れば聞いたことがなかったことにしておきたいユノハイムである。しかしながら、アインバッハは瓶の蓋を開け、中にあるクリーム状のものを指先でよくかき混ぜ始めた。グチョグチョと言った感じのなんとも淫らな音が、ユノハイムの耳にやけに響いた。逃げ出したいのに逃げられない。なんとももどかしい気持ちのままに、ユノハイムはアインバッハの手の動きを目で追いかける。瓶の中身をかき混ぜているのは三本の指だ。人差し指中指薬指、リズミカルに中のクリーム状のものをかき混ぜ、時折それを持ち上げては滴らせる。

「冷たいままでは可哀想であるからな」

 そんなことを口にしながら、アインバッハは瓶の中身をかき混ぜ続ける。その音が静かな閨の中でやけに響いて、ユノハイムの耳から離れなくなった頃、ようやくアインバッハが動いた。

「さて、我の指技を得と披露してやろう」

 言うやいなや、ユノハイムの慎ましやかな穴に皇帝アインバッハの指が差し込まれた。入ってきたのは中指だ。三回に分けてリズミカルにユノハイムの胎内に入り込むと、ゆっくりと確認するかのように回転をさせてきた。

「ひぃあ、ああああうう」

 なんとも情けない声を出し、ユノハイムは慌てて手元のシーツを掴んだ。尻が浮いているから、何かを掴まないと不安で仕方がないのだ。

「まだ、たった一本ぞ。何を情けのない声を出しているのだ」
「ま、まだ一本って、そ、そんな」

 この後どうなるのかぐらい想像するのは容易い。何しろ皇帝アインバッハは三本の指でかき混ぜていたではないか。つまり、あと二本は確実にユノハイムの穴に差し込まれるということだ。ついでにいえば、瓶の中身のようにユノハイムの穴の中もかき混ぜられるに違いない。

「んっ」

 ユノハイムの穴の中でアインバッハの指がくの字に曲がった。先程までは真っ直ぐにしていた中指を、ただ円を描くように動かしていただけだったのに、胎内を押し広げるかのように曲げられた中指が、ぐにぐにとユノハイムを刺激する。

「あっ、ぁんん」

 鼻から抜けるような声を出して、ユノハイムは大いに慌てた。未だかつて得たことの無い不可思議な快楽がグズグズとユノハイムの下腹に渦巻いてきたのだ。それをどうやり過ごしていいのかわからず、ユノハイムは大きく口を開けて息を吐き出す。

「これは、なかなか」

 ユノハイムの反応を目にして、皇帝アインバッハは思わず舌なめずりをした。本当に生娘の様な反応である。いや、実際の生娘よりもいい反応かもしれない。何しろユノハイムには下心がない。皇帝アインバッハに媚びを売ろうとする気持ちがないからこそ、純粋に得た快楽をそのまま体現してくれるのだ。アインバッハ胸の内にえもしれぬ高揚感が湧き上がった。

「これではどうだ?我の指技をしかと受けとめよ」

 アインバッハはくの字に曲げた中指をそのままにユノハイムの穴から引き出すと、素早く薬指と併せて二本の指をユノハイムの穴に沈め込んだ。

「ひいあぁぁぁ」

 抜き差しの衝撃の凄さに耐えきれず、ユノハイムが悲鳴を上げた。未だ純粋に出すための器官でしかないユノハイムの慎ましやかな穴は、あまりの衝撃に堪えきれずヒクヒクと軽い痙攣のような動きをしていた。

「ああ、なんと可愛らしい反応をしていることか。だが案ずることはない。この秘薬には麻痺の効果がある。痛みなど感じる事はない」

 そんな事を言われても、ユノハイムには全く安心する理由がなかった。痛みを感じないからなんだと言うのだろう。確かに痛くは無いが、得体の知れない感覚が襲ってくるのだ。しかも下腹が疼いて仕方がない。

「ふむ、薬が効いてきたようだな。では、これより我の指技をたっぷりと披露してしんぜようではないか」
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