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第1章~春~
バーベキュー
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桜祭りも終わり
家族、幼馴染みみんなでバーベキューをすることとなった
謙治「いや~まさか綾香と瑠歌が出てくるとは」
純平「めちゃくちゃびっくりした」
由梨「お姉ちゃん、綺麗だった」
謙治「さすが先祖が歌姫と恋姫だな」
瑠歌「実は母さんも姫に選ばれたんだって」
駿介「やっぱりスゴいな」
瑠歌(みんな喜んでくれて良かった。あの事もバレるか心配だったけど大丈夫だね)
亮太郎「あ、肉」
一同「あーー!」
そのやりとりをある二人が見守っていた
???1「あの子が神の子『瑠歌様』」
???2「瑠歌様の両親はもういないんですって」
???1「ふーん……そう……」
???2「姉上、何かお考えで?」
???1「なんでもないのよ……」
謙治「もう遅いからお前ら泊まっていけ」
和希「いいんすか?」
謙治「あぁ、いいよ」
駿介「俺、ちょっと出かけてくる」
謙治「またあいつらのとこか?」
駿介「父さんには関係ねーだろ!」
駿介はバイクに乗り、エンジンをかけた
駿介「帰り遅くなるから」
そして駿介は走り去っていった
由梨「あーあ」
亮太郎「父さん?」
謙治の顔を見ると、とても不安そうだ。
瑠歌(義父さんも駿介兄ちゃんを心配してるのかな?)
瑠歌は謙治のその横顔を見つめた
春樹「ねぇ、姉ちゃん」
春樹は洗い物をしている瑠歌に問いかける
瑠歌は母のいない家族の母親代わりをしている
瑠歌「ん、なーに?」
春樹「姉ちゃんもこの島出るの?」
瑠歌「え、なんで?」
春樹「父さんが言ってた。この島を出ようと思うって。
多分、駿介兄ちゃんと一緒に居たくないんじゃない?」
瑠歌「私はこの島を出ないから」
春樹「なんで?」
瑠歌「なんでも。とにかく早く寝な?また今度教えてあげるよ」
春樹「おやすみなさい」
春樹、二階に上がっていく
その足音を聞いて瑠歌は不安そうな顔をした
瑠歌(みんなが行くならついていきたい。でも、私は……)
瑠歌「私は……人間の子じゃない……」
瑠歌は一人になったリビングで小さく呟いた
家族、幼馴染みみんなでバーベキューをすることとなった
謙治「いや~まさか綾香と瑠歌が出てくるとは」
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瑠歌「実は母さんも姫に選ばれたんだって」
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瑠歌(みんな喜んでくれて良かった。あの事もバレるか心配だったけど大丈夫だね)
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一同「あーー!」
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謙治「またあいつらのとこか?」
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駿介はバイクに乗り、エンジンをかけた
駿介「帰り遅くなるから」
そして駿介は走り去っていった
由梨「あーあ」
亮太郎「父さん?」
謙治の顔を見ると、とても不安そうだ。
瑠歌(義父さんも駿介兄ちゃんを心配してるのかな?)
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春樹「ねぇ、姉ちゃん」
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瑠歌「ん、なーに?」
春樹「姉ちゃんもこの島出るの?」
瑠歌「え、なんで?」
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