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17・フラッシュバック
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宏樹が李に話しかけると、李は嬉しそうに笑いながら答えた。「うふふ。えっと3年くらいかな。ここの前にセブンにいたこともあるけどね」
「そうですか」
宏樹がそう返事をするとすぐ李は持っていたカバンからお菓子の袋を取り出した。
「これ食べる?」李はニコニコしながら食べかけのお菓子の袋を差し出した。
その瞬間宏樹の頭の中に映像が浮かび上がった。
「〇〇さん・・これ食べませんか?」誰か・・女性が、眼鏡を掛けた女性が自分に向かって話しかけている。
自分の名前を呼んでいるがハッキリと聞き取れない。
「五十嵐君?」
宏樹が我に返ると李が不思議そうな顔をしてこちらを見ている。
「あっすみません、ぼうっとしてました。お菓子はいりません。お腹いっぱいで」宏樹はそう言って立ち上がった。「じゃ仕事に戻りますね」
(さっきのあれは一体なんだったんだ・・)
奇妙な感覚に囚われながら売り場に戻ると今日の深夜の相方が話しかけてきた。
「事務所に李さんがいただろ?」
「ああ、居ましたね」
「あの人ホント変わってるよなぁ。なんかいっつもニヤニヤしてるし。仕事じゃない日も来るし」
「この間は突然マスクの話をはじめましたね。自衛隊の人はみんな黒いマスクをしてるんだって」
「自衛隊は黒いマスクしなきゃいけないなんて聞いたことないよな。誰かあの人の事、宇宙人みたいだって言ってた。すげー的確って思ったよ」
(確かに的確だ。だが自分も李さんの事は言えない。直巳の家でこの世界の事を学習していなければ自分も李さんと大して変わらなかっただろう。まさか李さんも異世界から来たのか?)
________
翌日宏樹は直巳が大学に行ってる間にPCを借りることにした。
「パソコン? お前、パソコンなんて使えるのか?」
「多分な。それで帰ってきたら我が居たというゲームをやって見せてくれ」
「ああ、俺は今日はバイト休みだからいいけど」
直巳が出掛けると早速宏樹は調べ物にかかった。
「我が居たゲームのタイトルは確か『The Prisoner』だったな」
宏樹はPCを触るのは初めてだった。だが手がスラスラと動いてブラウザを立ち上げゲームのタイトルを入力、検索した。
ゲームの攻略、実況、様々なページが出てきた。
「ゲームの発売元は一刻堂で開発元はジョンソンソフトウェアで・・開発者は大迫伸二か」
ここでまた宏樹はフラッシュバックに襲われた。
「大迫さ~ん、概要が出来ましたけど見て貰えますか?」
それは宏樹と似た人物が大迫という男に声を掛けている場面だった。男はデスクに腰かけてPC画面を操作している。だが、後姿で顔は分からない。宏樹と似た男はラフな服装で髪を後ろで束ねている。自分の顔は見えないが、これは自分だとなぜか分かった。
「大迫・・ゲームの開発者が大迫伸二か。この記憶と無関係ではあるまいな」
その後もゲームについて色々調べてみたがその過程でフラッシュバックは起きなかった。
直巳が大学から帰宅すると宏樹はまだPCに噛り付いていた。
「あれからずっとパソコンいじってたのか?」
「いや、一旦休憩して食事をしていた。今再開したばかりだ。お前は何か食べるか?」
「うーん、俺もいいかな。帰りに誘われて牛丼食って来たし」
「では『The Prisoner』をやってみてくれ」
ゲームは90階で止まっていた。あの停電があった日からまだ一度もゲームを起動していなかったのだ。直巳はVRのゴーグルは自分が付けて、PCのモニターにゲームの画像が映し出されるようにコードを繋いだ。
「パソコンの画面では2Dだけど画像はいいと思うから見ててくれ」
「分かった。我が登場するのは100階なのだな?」
「ああ、でも今日中には終わらないかもしれないから行ける所までな」
「構わない。我は明日は休みだからな」
(宏樹は休みでも俺は学校があるんだけどな・・ま、仕方ないか)
そこから7時間かけて96階まで行ったが直巳の限界が来た。
「もう2時か。さすがに7時間ぶっ通しでVRゲームはきついわ。もう眠くて集中力が持たない」
「情けないやつだ。一晩位眠らなくても死にはしないぞ」
「勘弁してくれよ。俺はヴァンパイアじゃないんだから体力の限界があるんだよ」
「なら我が噛みついて眷属にしてやろう」ベッドに座ってモニターを見ていた宏樹が危険な笑みを浮かべた。
「いや、冗談にしても質が悪すぎるぞ・・ってあれ? 俺お前に一度噛みつかれたよな。なんでヴァンパイアにならないんだ?」
「我が眷属にしようと思わなければ、たとえ血を吸ってもヴァンパイアにはならん」
「そういうものなのか・・ま、いいや俺は寝るぞ」
宏樹も諦めて自分の部屋へ戻って行った。
翌日、直巳は寝坊しながらも大学へ行き。宏樹は昼からのヘルプでバイトに入った。
今日は店長の村木とペアだ。村木は御年78歳。腰が痛い、腰が痛いといいながらもずっと仕事を続けていた。
ちょうど村木がトイレに入った時だった。駅の電車の到着と共にぞろぞろと客が店内に入って来た。レジは宏樹一人。あれよあれよという間にレジ待ちの列が出来てしまった。
村木がトイレから出てくると列に並んでいた30代位の男が村木を睨みつけながら「トイレなんか入ってんじゃねえよ」と毒づいた。村木は「すいませんね」と言いながら隣のレジを開ける。
(トイレに入るだけで文句を言われるのか?)
その男は宏樹のレジに来て炭酸飲料を1本買い求めた。
「129円になります」宏樹が商品をスキャンして金額を告げる。男はそこで初めてカバンから財布を取り出し小銭を1枚1枚、お金の受け皿に投げ置き始めた。途中で小銭が足りなかったのか、受け皿に置いたお金を小銭入れに戻し、今度は札入れを取り出してお札を出した。おかげで行列は更に長くなってしまった。
このやり取りの間、村木のレジでは20代後半の男が村木に向かって大声で喚いていた。
「ジジイ、それじゃねぇって。45番だって言ってんだろ」どうやらタバコを買いたいらしい。
「おっせーなー、何やってんだよ早くしろよ、ジジイ!」
宏樹のレジにも行列が出来ているから村木の助けに入る事は出来ない。村木は「すいませんね」を繰り返している。
(この世界、もしくはこの国の特徴なのか・・年配と自分より弱い立場の人間には容赦ないな)
先週、この時間帯にヘルプに入った時は40代のバイトの女性が「くそババア」と罵倒されていた。態度が悪いといちゃもんを付けられていたな、と宏樹は思い返していた。だがその罵倒していた男は夕勤の女子高校生には随分とヘラヘラした態度を取っていた。
(外見に囚われて中身はどうでもいい、自分より弱い立場の人間には暴挙に出る。まったく醜い人間共だ・・)
「そうですか」
宏樹がそう返事をするとすぐ李は持っていたカバンからお菓子の袋を取り出した。
「これ食べる?」李はニコニコしながら食べかけのお菓子の袋を差し出した。
その瞬間宏樹の頭の中に映像が浮かび上がった。
「〇〇さん・・これ食べませんか?」誰か・・女性が、眼鏡を掛けた女性が自分に向かって話しかけている。
自分の名前を呼んでいるがハッキリと聞き取れない。
「五十嵐君?」
宏樹が我に返ると李が不思議そうな顔をしてこちらを見ている。
「あっすみません、ぼうっとしてました。お菓子はいりません。お腹いっぱいで」宏樹はそう言って立ち上がった。「じゃ仕事に戻りますね」
(さっきのあれは一体なんだったんだ・・)
奇妙な感覚に囚われながら売り場に戻ると今日の深夜の相方が話しかけてきた。
「事務所に李さんがいただろ?」
「ああ、居ましたね」
「あの人ホント変わってるよなぁ。なんかいっつもニヤニヤしてるし。仕事じゃない日も来るし」
「この間は突然マスクの話をはじめましたね。自衛隊の人はみんな黒いマスクをしてるんだって」
「自衛隊は黒いマスクしなきゃいけないなんて聞いたことないよな。誰かあの人の事、宇宙人みたいだって言ってた。すげー的確って思ったよ」
(確かに的確だ。だが自分も李さんの事は言えない。直巳の家でこの世界の事を学習していなければ自分も李さんと大して変わらなかっただろう。まさか李さんも異世界から来たのか?)
________
翌日宏樹は直巳が大学に行ってる間にPCを借りることにした。
「パソコン? お前、パソコンなんて使えるのか?」
「多分な。それで帰ってきたら我が居たというゲームをやって見せてくれ」
「ああ、俺は今日はバイト休みだからいいけど」
直巳が出掛けると早速宏樹は調べ物にかかった。
「我が居たゲームのタイトルは確か『The Prisoner』だったな」
宏樹はPCを触るのは初めてだった。だが手がスラスラと動いてブラウザを立ち上げゲームのタイトルを入力、検索した。
ゲームの攻略、実況、様々なページが出てきた。
「ゲームの発売元は一刻堂で開発元はジョンソンソフトウェアで・・開発者は大迫伸二か」
ここでまた宏樹はフラッシュバックに襲われた。
「大迫さ~ん、概要が出来ましたけど見て貰えますか?」
それは宏樹と似た人物が大迫という男に声を掛けている場面だった。男はデスクに腰かけてPC画面を操作している。だが、後姿で顔は分からない。宏樹と似た男はラフな服装で髪を後ろで束ねている。自分の顔は見えないが、これは自分だとなぜか分かった。
「大迫・・ゲームの開発者が大迫伸二か。この記憶と無関係ではあるまいな」
その後もゲームについて色々調べてみたがその過程でフラッシュバックは起きなかった。
直巳が大学から帰宅すると宏樹はまだPCに噛り付いていた。
「あれからずっとパソコンいじってたのか?」
「いや、一旦休憩して食事をしていた。今再開したばかりだ。お前は何か食べるか?」
「うーん、俺もいいかな。帰りに誘われて牛丼食って来たし」
「では『The Prisoner』をやってみてくれ」
ゲームは90階で止まっていた。あの停電があった日からまだ一度もゲームを起動していなかったのだ。直巳はVRのゴーグルは自分が付けて、PCのモニターにゲームの画像が映し出されるようにコードを繋いだ。
「パソコンの画面では2Dだけど画像はいいと思うから見ててくれ」
「分かった。我が登場するのは100階なのだな?」
「ああ、でも今日中には終わらないかもしれないから行ける所までな」
「構わない。我は明日は休みだからな」
(宏樹は休みでも俺は学校があるんだけどな・・ま、仕方ないか)
そこから7時間かけて96階まで行ったが直巳の限界が来た。
「もう2時か。さすがに7時間ぶっ通しでVRゲームはきついわ。もう眠くて集中力が持たない」
「情けないやつだ。一晩位眠らなくても死にはしないぞ」
「勘弁してくれよ。俺はヴァンパイアじゃないんだから体力の限界があるんだよ」
「なら我が噛みついて眷属にしてやろう」ベッドに座ってモニターを見ていた宏樹が危険な笑みを浮かべた。
「いや、冗談にしても質が悪すぎるぞ・・ってあれ? 俺お前に一度噛みつかれたよな。なんでヴァンパイアにならないんだ?」
「我が眷属にしようと思わなければ、たとえ血を吸ってもヴァンパイアにはならん」
「そういうものなのか・・ま、いいや俺は寝るぞ」
宏樹も諦めて自分の部屋へ戻って行った。
翌日、直巳は寝坊しながらも大学へ行き。宏樹は昼からのヘルプでバイトに入った。
今日は店長の村木とペアだ。村木は御年78歳。腰が痛い、腰が痛いといいながらもずっと仕事を続けていた。
ちょうど村木がトイレに入った時だった。駅の電車の到着と共にぞろぞろと客が店内に入って来た。レジは宏樹一人。あれよあれよという間にレジ待ちの列が出来てしまった。
村木がトイレから出てくると列に並んでいた30代位の男が村木を睨みつけながら「トイレなんか入ってんじゃねえよ」と毒づいた。村木は「すいませんね」と言いながら隣のレジを開ける。
(トイレに入るだけで文句を言われるのか?)
その男は宏樹のレジに来て炭酸飲料を1本買い求めた。
「129円になります」宏樹が商品をスキャンして金額を告げる。男はそこで初めてカバンから財布を取り出し小銭を1枚1枚、お金の受け皿に投げ置き始めた。途中で小銭が足りなかったのか、受け皿に置いたお金を小銭入れに戻し、今度は札入れを取り出してお札を出した。おかげで行列は更に長くなってしまった。
このやり取りの間、村木のレジでは20代後半の男が村木に向かって大声で喚いていた。
「ジジイ、それじゃねぇって。45番だって言ってんだろ」どうやらタバコを買いたいらしい。
「おっせーなー、何やってんだよ早くしろよ、ジジイ!」
宏樹のレジにも行列が出来ているから村木の助けに入る事は出来ない。村木は「すいませんね」を繰り返している。
(この世界、もしくはこの国の特徴なのか・・年配と自分より弱い立場の人間には容赦ないな)
先週、この時間帯にヘルプに入った時は40代のバイトの女性が「くそババア」と罵倒されていた。態度が悪いといちゃもんを付けられていたな、と宏樹は思い返していた。だがその罵倒していた男は夕勤の女子高校生には随分とヘラヘラした態度を取っていた。
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