ノアの『異』世界一周旅行〜元関西人が来たこの世界、白は遅くて黒は長いみたいです〜

コウ

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2章 人の世界へ『辺境の町ラムダ』

172.空き地の整備

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4人が風呂から上がってきて昼飯を食べる事になったのでアメリは初めてのご馳走に驚きながら嬉しそうに昼飯を食べていた。

昼飯を食べ終えてノアはアメリにウルフの毛皮を渡して部屋に行かせトーヤとアベルに案内を頼み空き地に向かう事にした。

ゼストとメルトナを連れて行き到着すると空き地を土魔法で地面を慣らしていきそして1区画分だけで無く5区画全てをやってしまい店をする予定の場所にテーブルを置いて土を盛り上げて柱を作り上に天然樹をぶった切った物を置けば簡易的な店にしては十分すぎる屋根のある場所になった。

柱は6本の長方形で天然樹の大きさは直径は10mでカットしていたので並べて繋げていき上に乗せて屋根にした。

かなり広い作りになったのでテーブルを3つ並べておいたので1人テーブル1つでも接客出来るようにしてもしいっぱい人がきても対応出来るようにしておいた。

ゼストはその隣で鍛冶をすることになり窯を持ってきて配置して建物は自分で小屋をコツコツを作って行きたいらしいので好きにさせる事にした。

更にその隣にはメルトナが色々と意見していき訓練所を作っていき簡易的なベンチをノアが土魔法で作っていき高さを変えて3列に並べて作ってみた。

ここで観戦出来るような作りになってしまったがまあ良いかとノアは適当だった。

メルトナも想定していた感じとは違う形であったが椅子は椅子なのでノアに文句は言えなかった。

ベンチの数は3人がけで横に5個縦に3列で1箇所だけ変な空間になっていた。

他にも丸い棒の形で土を伸ばしそれを上に浮かせて固定してバランスをとりながら歩く遊具を作りそこでも座れるし色々な場所に四角の土の塊を作り椅子を何個も思いつくままに作ってしまった。

その後は反対側の端に土をかき混ぜて土を柔らかくしておいたので畑にはキッカに好きなようにして貰う事にした。

こっそりと土の中には魔物の肉で作った肥料を混ぜておいたので良い土になっているだろうとノアは満足していた。

畑の場所を弄り終わったので店の場所に向かうと途中の訓練場にする予定の場所から何か声がするので行ってみるとゼストとメルトナが戦っているらしくそれを見ることにした。

ノアが畑に向かってからメルトナがせっかくだから訓練に付き合って欲しいとゼストに頼みゼストが受けたのだ。

そしてゼストは自前のハンマーを武器にメルトナと模擬戦を開始した。

ゼストはドワーフらしく力が強いなどメルトナが振る剣をハンマーで弾いて時にはゼストから攻撃する場面もあり白熱した戦いになったのだが武器のハンデがあってもゼストは互角で戦えていた。

そして途中でノアが帰ってきたと言う訳で2人は熱中していたのでそれに気付かずにそのまま戦っていき最後の決着はノアが来てから少しして付いた。

ゼストが狙いを上から下に変えて横にハンマーを振るとメルトナは上に飛びギリギリで避けたが次の一手でゼストの上からの攻撃をかわせる体制では無く軽く当てられて勝負ありで模擬戦は終了した。

そして2人は帰ってきてたのかとノアに見られていた事を知り訓練してましたと言った。

ノアはメルトナにあそこは上じゃ無くて後ろか剣で押さえた方が良かったな。

ゼストは思ってたよりやるなぁと言うと一応年は倍ほど言ってるからなと笑った。

偶には子供達の訓練にも付き合ってあげてなと言うと暇な時はいつでもと答えた。

そして模擬戦をする時や剣を振るのに使う子供達用の木剣を作るからお金が欲しいと言われたのでこれから鍛冶するのにも必要な時に残りを使ってといってノアは大金貨1枚をゼストに渡してメルトナにも大金貨1枚を渡し買い出しの時とか色々必要になった時の為に持っといて子供達の物で良さそうな物とか外であったら買ってきてと言っておいた。

3人は家の方へ向かい門を開けて中へ入るとキッカが庭にいて子供3人がブランコやシーソーで遊んでいて相手をしてやっていた。

もう夕方を過ぎて日も落ちてきているので家に入り少ししたら飯にしようとノアが行ったのでキッカはじゃあ用意するかねと家に入ろうとしたのでノアが今日は外で食べようと外食する事にした。

来た店は家から10分ほど歩いた所にある食堂のような店に来た。

ノアは前を通りかかった時にいってみたいとチェックしていた店だった。

そして7人行けるか聞き大歓迎との事で中へ入ることになった。

一人一人の注文するのは面倒なのでお勧めの料理を2品7人前ずつ頼み飲み物は自由に頼む事にした。

少し待つとすぐに飲み物が届きそれぞれが好みの飲み物で喉を潤し今日は酒は抜きで全員水がジュースになった。

そしてお待ちかねの料理が2品一気に届きテーブルの上は料理で一杯になった。
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