ノアの『異』世界一周旅行〜元関西人が来たこの世界、白は遅くて黒は長いみたいです〜

コウ

文字の大きさ
190 / 219
2章 人の世界へ『辺境の町ラムダ』

190.新たな出会いが次々と

しおりを挟む

話を聞くとどうも家族で村からラムダに引越しの様で3人で移動中だそうだ。

そして自己紹介されたのでノアも名前を教えておき父のダムジムは元冒険者でランクCまで行ってローナと出会い結婚してソルが生まれた事で冒険者を引退したそうだ。

ノアはラムダで仕事を探す事を聞いて良い働き口があるぞと言って商会ノアのはこぶねを紹介し3人とも働けるぞと教えるてみると話を聞いて是非に働きたいとのことなので後で手紙書くからそれ持って商業ギルドに行けば案内してくれると思うと言っておく。

飯を食べ終えて3人と別れてノアは土魔法で棒を作り作ってもらったハンモックをくくり付けるとそこに乗り眠りにつき快適な一晩を過ごせた。

探知の魔法にも反応は無く快眠の取れ朝になり目を覚ましたノアは朝飯にする事にしたので無限収納からパンとファングボアの肉串にスープを入れて食べ始めた。

朝飯の途中で3人が出発するらしく挨拶に来たので朝飯にとパンに腸詰肉を挟んで1個ずつ渡してやると凄く喜んでいた。

そしてまた帰ったら挨拶でもしてくれと言われたので店の横が俺の家やからいつか会うやろからよろしくなと言ってお別れした。

今日もよろしくなとセブに言ってから背に乗って今日も爆速でスイレンの町に向かってセブに走ってもらう。

途中で何組かの冒険者らしき連中など見かけたがセブを止める事なく走らせ2日で予定より大幅に距離を稼げたのでここら辺で今日は休もうとセブに言って止まって貰い晩飯の時間になった。

今日はさっと食べてさっさと寝るかと決めて無限収納から野菜を取り出してサラダにし後はパンとスープを出してヘルシーメニューな晩飯になったがたまには良いかと食べていき夜を明かした。

その日からは移動に飯以外何も無くラムダを出てから4日後の昼前にはスイレンの町の近くに到着していた。

そろそろっぽいなとノアが言ったのはセブを走らせてる道の横には海が見えていたからでありそのまま道を進んでいくと町の様な物が見えてきた。

セブ!あそこやで、やっと到着やわと言ってセブに向かってもらうと途中で人影が海の側で見えたのでセブを止めた。

人影は2人で気になったのでセブから降りて近付いていくとどうやら網を引っ張っているので漁をしている様だった。

ノアは近付き声を掛けてみる事にしたのでおーいと歩きながら声を掛けた。

声を掛けられた2人は網を引きながらどーした?今ちょっと手を離せねえからちょっと待ってくれと言われノアは少し待つ事にした。

そして少しして網を引き終わり2人はノアの元までやって来て待たせたな、それでどうしたんだと聞かれたのでラムダからスイレンに遊びに来た事を伝え海で何かやってる2人が気になって見に来たことを話すと確かに海の漁なんてこの辺じゃスイレンの町でしか見れねえからなと笑って話して少しやってみるかと言ってくれたのでノアは網を投げてみた。

おーうめぇじゃねぇかと言われそして引っ張る様に指示されたので網を引いていくと中には数匹の魚が入っていた。

種類は分からないが魚を見ているとこれは食べれるし美味い魚だと教えてくれて良かったら今日の晩調理してやるからうち来るかと誘ってくれたのでお邪魔する事にした。

その後は数回投げて引いてを繰り返して魚を大量に捕まえて持ち帰るために荷車に全て入れていきそれを見てノアは氷出したろかと聞くとありがたいと言われたので大量に出してやった。

すげぇ、兄ちゃんすげぇ魔法使いなんだなぁと感心して言われたがぼちぼちやでと答えておいて2人が荷車を押して町の方へと一緒に向かっていく。

兄ちゃん名前はなんて言うんだと聞かれたのでノアと自己紹介し冒険者だと言っておくと向こうも自己紹介してくれた。

俺はフワンで隣のこいつは弟のトルシエで2人とも漁師で生活していると教えてくれた。

町に着くまでに色々な話をしてくれてその中には普段の生活まで話してくれた。

朝から昼まで海で売れる物をとって商業ギルドで買い取ってくれるのでマイナスには絶対にならないのだそうだ。

その代わり自分達で売ればもっと高く売れるけど確実だしその分他の事に時間を使えるから俺達はギルドで全部買い取って貰ってると教えてくれた。

そして話をしながら歩いていると町に到着したのでノアは冒険者カードを門番に提示するがフワンとトルシエは隣の地元民専用の所ですぐに門を抜けて行った。

ようこそスイレンの町へ、それじゃあ身分を証明できる物を出して貰えるかとノアは聞かれたので冒険者カードを見せる。

門番は良し大丈夫だと言ってノアに楽しんでいってくれと言って入れてくれた。

門番は冒険者カードを見た時まさかSランクだとは思わずに声を上げそうになったが周りには沢山の人が並んでいるし注目されるのは良くないだろうと思い押し殺して対応した。

ノアはフワンとトルシエに待たせたなと言ってから2人と一緒に商業ギルドに向かう事にした。

門からすぐに商業ギルドはありここだとフワンとトルシエに説明された。

そこは門から1分程で何でも外から海鮮など足の早い物が大量に持ち込まれるから少しでも早く対応したいとの事で3年前に商業ギルドの場所がこちらに移ったそうだ。

綺麗な建物で2箇所入り口があり普通の商業ギルドの建物と隣には開放型の建物でこちらで海鮮物の取り扱いをしているらしい。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜

平明神
ファンタジー
 ユーゴ・タカトー。  それは、女神の「推し」になった男。  見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。  彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。  彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。  その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!  女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!  さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?  英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───  なんでもありの異世界アベンジャーズ!  女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕! ※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。 ※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。

最強無敗の少年は影を従え全てを制す

ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。 産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。 カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。 しかし彼の力は生まれながらにして最強。 そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

【本編45話にて完結】『追放された荷物持ちの俺を「必要だ」と言ってくれたのは、落ちこぼれヒーラーの彼女だけだった。』

ブヒ太郎
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――荷物持ちとして命懸けで尽くしてきた高ランクパーティから、ゼロスは無能の烙印を押され、なんの手切れ金もなく追放された。彼のスキルは【筋力強化(微)】。誰もが最弱と嘲笑う、あまりにも地味な能力。仲間たちは彼の本当の価値に気づくことなく、その存在をゴミのように切り捨てた。 全てを失い、絶望の淵をさまよう彼に手を差し伸べたのは、一人の不遇なヒーラー、アリシアだった。彼女もまた、治癒の力が弱いと誰からも相手にされず、教会からも冒険者仲間からも居場所を奪われ、孤独に耐えてきた。だからこそ、彼女だけはゼロスの瞳の奥に宿る、静かで、しかし折れない闘志の光を見抜いていたのだ。 「私と、パーティを組んでくれませんか?」 これは、社会の評価軸から外れた二人が出会い、互いの傷を癒しながらどん底から這い上がり、やがて世界を驚かせる伝説となるまでの物語。見捨てられた最強の荷物持ちによる、静かで、しかし痛快な逆襲劇が今、幕を開ける!

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします

Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。 相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。 現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編

クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました

髙橋ルイ
ファンタジー
「クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました」 気がつけば、クラスごと異世界に転移していた――。 しかし俺のステータスは“雑魚”と判定され、クラスメイトからは置き去りにされる。 「どうせ役立たずだろ」と笑われ、迫害され、孤独になった俺。 だが……一人きりになったとき、俺は気づく。 唯一与えられた“使役スキル”が 異常すぎる力 を秘めていることに。 出会った人間も、魔物も、精霊すら――すべて俺の配下になってしまう。 雑魚と蔑まれたはずの俺は、気づけば誰よりも強大な軍勢を率いる存在へ。 これは、クラスで孤立していた少年が「異常な使役スキル」で異世界を歩む物語。 裏切ったクラスメイトを見返すのか、それとも新たな仲間とスローライフを選ぶのか―― 運命を決めるのは、すべて“使役”の先にある。 毎朝7時更新中です。⭐お気に入りで応援いただけると励みになります! 期間限定で10時と17時と21時も投稿予定 ※表紙のイラストはAIによるイメージです

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

第2の人生は、『男』が希少種の世界で

赤金武蔵
ファンタジー
 日本の高校生、久我一颯(くがいぶき)は、気が付くと見知らぬ土地で、女山賊たちから貞操を奪われる危機に直面していた。  あと一歩で襲われかけた、その時。白銀の鎧を纏った女騎士・ミューレンに救われる。  ミューレンの話から、この世界は地球ではなく、別の世界だということを知る。  しかも──『男』という存在が、超希少な世界だった。

【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~

シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。 木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。 しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。 そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。 【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】

処理中です...