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出会い
君
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ひたすらに家までの歩を進めた。
灯のついた玄関先。建ち並ぶ家。工事中の看板。愛らしい白い犬を散歩させているおじさん。部活帰りの高校生。仕事終わりのスーツの人たち。
いつもとなにも変わらない、つまらない風景。
僕にとってここに色なんてなくて、ひたすらに灰色に見えた気がした。
色が欲しい。
灯のついた玄関先。建ち並ぶ家。工事中の看板。愛らしい白い犬を散歩させているおじさん。部活帰りの高校生。仕事終わりのスーツの人たち。
いつもとなにも変わらない、つまらない風景。
僕にとってここに色なんてなくて、ひたすらに灰色に見えた気がした。
色が欲しい。
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