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導入編
side:ヴァン
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我が主は美しい。
緩く束ね左肩から垂らした白銀の髪は絹糸のように滑らかで、光を映した紺色の瞳は壮大な夜空を思わせる。
俺よりも5つも下でまだ16歳という幼さが残る顔立ちも、どこか大人びた雰囲気を兼ね備えている。
そんな我が主は自分の魅力に自覚がなく、老若男女問わず惹きつけてしまわれる。
従者である俺、ヴァンももちろん例に漏れない。
出会ったあの日から、俺はこの方が愛しく、この上なく大切な存在であり、己の命に代えても必ず守ると心に決めている。
俺は生涯唯一の主、ウィリアム様に絶対忠誠を誓うのだ。
緩く束ね左肩から垂らした白銀の髪は絹糸のように滑らかで、光を映した紺色の瞳は壮大な夜空を思わせる。
俺よりも5つも下でまだ16歳という幼さが残る顔立ちも、どこか大人びた雰囲気を兼ね備えている。
そんな我が主は自分の魅力に自覚がなく、老若男女問わず惹きつけてしまわれる。
従者である俺、ヴァンももちろん例に漏れない。
出会ったあの日から、俺はこの方が愛しく、この上なく大切な存在であり、己の命に代えても必ず守ると心に決めている。
俺は生涯唯一の主、ウィリアム様に絶対忠誠を誓うのだ。
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