世界を救ったあと、勇者は盗賊に逃げられました

芦田オグリ

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【65】氷王の選択

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「とりあえず商談がまとまって良かったじゃねえか」

 運び込まれていく荷を眺めながら、ガインが言った。
「けど、警備が足りてねーな。あれだけ簡単に入り込まれてる」
「そうだな。ジルに警備の増員を頼まないと」
「こういうのは、攻めるより守るほうが難しいからよ」

 騒動はあったが、各国の大手商会との定期取引が決まった。
 バルディオンとカリステリスは月に二回。
 遠方のコルドとは半年に二回。

「とんとん拍子だな」
 ガインの言葉に、うん、とヒューは小さく頷いた。
「それだけガイアデイラの素材が魅力的なんだ。襲撃があったってのに、商人たちは臆してない……」
「景気の良い話なのに、元気ねーな」

 見透かしたようにガインが笑う。

「帝国駐屯地の件か? なら、あれはお前らの責任じゃーよ。あんま揺さぶられんな」
「……分かってる」
「分かってても、気分は悪りぃか。お前はずっと魔王討伐の旅だったもんな。守るほうは勝手が違うだろ」
 ガインの手が、ぽんぽんとヒューの背を叩く。
「しかも、敵はガイアデイラ内。ジルちゃんは守るものも多い」
「守る戦いか……」
「王ってのは、民を守りながら、国を導かねーとなんねーのさ」

「上位魔公は、みんな超然としてたから……なんか、ネメシアは違うなと思って」
「まあ、違うからこんなことなってんだろーな」
「アレクやお前らが倒してきた魔公たちのほうに近い気がするけど、それもなんか違う」



「ヒュー様、先に戻られては?」
 荷をほとんど積み終え、ナハトが声をかけた。

 その場は任せることにして、ヒューはガインに言った。

「俺、これからちょっと寄るとこあるから」
「うろうろして、攫われんなよ」
「え、ついて来てくれねーの?」
「や、まあ、行くけど」

 乗ってきた車の近くで、大黒豹が寝そべっていた。
 ヒューが近づくと、ぴんと耳を立てる。
 その顎を撫で、耳許で囁く。

「帰りに、寄ってほしいところがある。場所分かるか?」

 行き先を告げると、大黒豹は心得たように立ち上がった。

「ありがとな。――大丈夫、連れてってくれるっぽい」

 大豹の毛並みを撫でつけながら、背後のガインに告げる。大豹にべろりと舐められ、わっ、と声を上げてから、笑っているヒューの姿を見て、ガインは呟いた。

「ま、元気そうか」




 霜雹公領フリゴラ・テリアの奥へ進むにつれ、空気は次第に澄み、研ぎ澄まされていった。

 吐く息は白く、しかし凍りつくことはない。 寒さは厳しいはずなのに、不思議と痛みを伴わない。 ただ、余計なものが削ぎ落とされていくような冷たさだった。


「さっみ。これ防寒具要るだろこれ」
 車の中でガインがぼやく。
「さっきの毛皮持ってくりゃ良かったなー……お前は、薄っぺらいドレスなのに平気そうじゃねーか」
「うん……この格好、あらゆる耐性入ってるから」
「ズル過ぎるだろ」
「この東大陸で、こんな寒さになるのはここだけだ。自然の理から外れてる。だからこそ、価値があるんだろうな」
 外を眺め、ヒューは呟いた。

「まー、このめちゃくちゃな気候と魔瘴じゃ、人間は生きられんだろうが」
「よく考えたら、セシィリアのかけた“加護”の効果はもう消えてるよな? お前、なんで平気なんだ?」
「そりゃまー、俺は《魔剣士》だからよ。魔って付くもんに負けてちゃ笑えるだろ」
「装備に秘密でもあるのか?」
「多少な」

 一見、普通の旅装束で、鎧と言えるのは革の胸当てぐらいだ。

「スヴァラの《魔剣》は、高濃度の魔瘴にぶち込んで作るんだよ」

 ガインは立てかけた黒い大剣の柄を掴んだ。

「持つのに“耐性”が要るのさ。俺たちスヴァラ人は、ガキの頃からその耐性を身に着ける。防具も全部そうだ。製法は言えねーが、魔瘴を液状化させる秘術がある」

「魔瘴もな、やりようによっては道具になる。けど、その過程で死ぬこともあるから、劇薬だけどな」
「それで、ガイアデイラでも耐えられるのか」
「まー、神の祝福の多さもあるか? 二個しかないヒューちゃんには、厳しいだろうが……」
「忘れてたのに……」

 神の祝福の多さは、そのまま英雄の資質になる。
 ヒュー以外の《七英雄》が、ガイアデイラで戦えたのは、その祝福の多さが彼らのステータスを底上げしていたからだ。

「……俺やっぱ、バルディオンで留守番しとくべきだった?」
「まあ、そうすりゃ長生きは出来たよな。アレクも狂うことなかったかもしんねーし。でもジルディウスをこっち側に落としたのは、お前の大金星だしなー」
「ジルは、どっちにしてもヴァルナオグが倒れたら、魔皇を目指したと思う。あいつ、優しいし、仲間想いだよ」
「いやー……」

 どんな名君でも英傑でも、一生に一度の大恋愛が、思想や生き方を変えてしまうこともじゅうぶんあり得ると思うが、ガインはあえて口にしなかった。野暮だろう。

 樹氷の森を抜ける。
 やがて、岩と氷の連なりの向こうに、それは姿を現した。

 ――氷の城。

 まるで山そのものを彫り出したかのように、巨大な氷塊が幾重にも重なり、塔となり、壁となり、空へと突き上げられている。
 白でも、青でもない。光を閉じ込めた透明。
 深い場所ほど蒼く沈み、表層ほど淡く輝く。
 内部を流れる魔力の脈動が、ゆっくりと城全体を明滅させていた。

「ほー、見事なもんだ」
「《霜雹公ドゥクス・グラキエス》ゼルナンドの居城だ。正面から来たの初めてだけど……」

 音がない。
 風は吹いているのに、何も響かない。
 雪が舞っても、地に落ちる気配すら消えている。

 世界がここだけ、静寂という形に固められているようだ。
 人の営みの気配も、兵の怒号も、血の匂いもない。
 あるのはただ、永遠に溶けない氷の美だけだ。
 圧倒的な整然。これもまた、完成された支配の姿なのだろう。

 大黒豹が、自然と歩みを緩めた。

 城門へ続く氷の橋が、静かに軋みながら伸びてくる。
 それは透明な王の住まう、凍てついた城へと続いていた。

「……入れてくれるみたいだな」

 ヒューの呟きに、白い息が混じる。その息すらも凍りつきそうだった。



霜雹公ドゥクス・グラキエス》ゼルナンドは、相変わらず気だるそうに、氷の玉座に寝そべっていた。

「……はあ、お義姉ちゃん……なんか用……?」

 ぱきぱきと氷の割れる音を纏わせて、ゼルナンドは眠たげに瞼を上げた。
 その背には、氷柱がそびえたっている。それらはゼルナンドの体から伸び、まるで楔のようだった。

「交易が上手く行って、霜雹公領フリゴラ・テリアの氷を切り出して、商品にしてるんだ。その礼をまずは言いたくて」
「ああ……お好きに……」

 ふわあと欠伸をつき、ゼルナンドは関心が無さそうに告げた。

「俺の氷は、どんどん広がるから……適当に持って行って……」

魔炎公イグニス》と《霜雹公グラキエス》――炎と氷の魔公は、垂れ流しの魔力を、上手く制御出来ないが、制御出来ないから強いのだと、ジルディウスから聞いた。コントロールに力を割かないぶん、純粋に力のみを持っている。
 だがそれゆえに、居城で孤独に生きるしかない。

「《霜雹公領フリゴラ・テリア》近くの魔境線が、いま交易の拠点になっている。領内の素材もかなり使えるし、これからきっと栄えると思う」
「へえ……何もない、枯れた地だと思ってたけど……」
「そんなことない。貴重な大地だよ」
「……ま、いいけど……俺の部下も、使ってくれていいよ……どうせ俺は、誰に命令することもないし……面倒くせえし……」

 ふと、ゼルナンドが目の奥を青く光らせた。
「……ん、俺の霜は、もう溶けた?」
「ああ……溶けたかもしれない。《天嶺公》ヴォルケリオンのところで、こいつを成長させたから……そのときに」
 ヒューは腹に手を当てた。
「また時を凍らせてあげようか?」
「いや、いいよ。じゅうぶんだ。お前の寿命を削るんだろ」
「永く生きても……別に、楽しいことなんてないよ……ああ、俺が生きてりゃ、売るための氷はたくさん作れるか……」

 退屈そうな瞳を半分閉じ、またゼルナンドは欠伸をついた。

「ありがとう、ゼルナンド。実は、お前の配下の魔候マルキス魔伯コメスも、貸してほしいんだ。この地で交易をやってくには、護るための力が必要だ」
「ああ……じゃあ、お義姉ちゃんに……夜冠公妃ノクティアに、霜雹公ドゥクス・グラキエスの代理権をやるよ」

「いいのか、そんなんで」
 とガインが思わず突っ込んだ。

「うん、うち領内の奴らが、いま頑張って交易ってやつをやってんだろ……? それは、いいことっぽいし……俺は冷たいだけの場所で生きていけるけど、他の奴らはそうじゃないしな……」

「ゼルナンド」
「ん?」

 ヒューは玉座に近づき、真っ直ぐにゼルナンドを見た。

「ゼルナンドの力も、貸してほしい」
「……わりと、貸してると思うけど……?」

 気だるげだった表情が、一瞬氷のように冷える。

「面倒くさいことは、したくない……」
「分かってるけど、聞いてくれ。ネメシアに狙われたとき、この地を必ず守りたい。若い魔族たちが、人間と交流を持ち始めたばかりなんだ」

 ゼルナンドはヒューの言葉を、やはり関心なさげに聞いていた。
 でも、黙って耳は傾けてくれている。

 極度の面倒くさがりだとジルディウスから聞いてはいるが、彼はこの前も、今も、人の話を聞かなかったということはない。

 ネメシアとは違う。
 交渉の通じる相手だ。

「ガイアデイラしか知らずに生きるはずだった者たちが、外に未来を見てる」

「良いんじゃないかな……でも、俺には関係ない……」

 ゼルナンドの頬に、薄い氷の膜が張っては、砕ける。そのパキンという音が、ゼルナンドの眠りを妨げている。

「俺はただ、ゆっくり眠りたいんだ……一度だって、ちゃんと眠れたことがない……」
「いや、動かないからだろ」

 ヒューは、はっきりと告げた。

「……は?」

 周囲の温度が下がる。ゼルナンドの周囲に、氷の結晶が生まれては弾けた。

「寒みぃ」
 ガインが呟く。

「ジルディウスから聞いた。《血月公ドゥクス・クルエンティス》ネメシアは、数年の激しい活動期と、数十年の深い休眠期を繰り返しているって。それだけの力を寝ている間に蓄え、短い活動期に発散している。この理屈は、お前の不眠解消にも繋がるんじゃないか?」

「不眠……解消?」

「そう。それから《魔炎公ドゥクス・イグニス》フェルグリム。常に体から溶岩を垂れ流してる。氷を生み続けるお前と、性質が似てるよな。居城に行ったが、火山地帯にあって、常に火が噴き出してて、うるさかった。でも、不眠じゃないらしい。それはたぶん、フェルグリムがお喋り好きだからだと思う。常に誰かを呼んで喋ってるし、居なくても喋ってるらしい」

「それが……?」

 完全に困惑したように、ゼルナンドが顔をしかめた。

「この二点を考えたら、お前はもっと活動したら、ゆっくり眠れる可能性がある。可能性があるだけだが、試してみる価値はある」

「……んん……?」

 意外に素直に聞き入れている。
 ヒューはもう一押しした。

「少しの間でいい。霜雹公領フリゴラ・テリアを、護ってくれないか?」

 ヒューはジルディウスの指輪の石を、指先で軽く叩いた。
秘匿庫アイテムボックス》の力が発動し、毛皮や、干し肉や、加工した魔獣の牙や爪が現れた。

 ゼルナンドが眉をひそめる。

「これはどれも、お前の領地で、魔族たちが試行錯誤しながら、作ってるものばかりだ。人間の商人にも認められて、少しずつ交易が始まってる。ここが正念場だよ」

 交易の品々を、ゼルナンドはじっと見つめていた。

「部下、土地、氷まで俺に預けてくれた。感謝してる。でもこの霜雹公領フリゴラ・テリアを、荒野テリアじゃなく、いずれレグナにしたいって、ジルディウスは言ってた」

レグナ……」

 その言葉に、ゼルナンドは意外に反応した。
 ヒューは頷いた。

「国って、大勢が集まる場所だよ。霜雹公領フリゴラ・テリアも、きっとそうなる」

 ゼルナンドは黙って、しばらく交易品を見ていたが、やがて顔を上げた。
 青い氷の瞳が、ヒューを見据える。

「……霜雹公ドゥクス・グラキエスの名に置いて、我が眷属を統べる権を、夜冠公妃ノクティアへ与える」

 ぼうっとした口調ではなく、厳かな声が、氷城に響いた。

 ゼルナンドが右腕を差し出し、手のひらを上に向けると、青白い光の塊が現れた。
 拳を握り込むと、光は消えた。

 代わりに、ヒューの胸の近くで、同じ光がぼんやりと現われ、体に吸い込まれた。

「これで……いい?」

 ゼルナンドがゆっくりと首を傾げ、静かに呟く。
 それからまた、ふわ、と欠伸をつく。

「もう疲れた。少し寝る……俺の名で、霜雹公グラキエスの権限は好きに使ったらいいよ……」

 あっさり話がつき、ヒューは目をしばたたかせたが、眠ってしまいそうなゼルナンドに、慌てて礼を言った。

「ありがとう。ゼルナンド」
「……俺の不眠について、ガチで対策考えた人、初めて……一回、試してみても、いいかもね……」

 うとうとと瞼を下ろしながら、ゼルナンドは小さく笑った。

 ゼルナンドは本当に浅い眠りについたようだった。
 ヒューが戻って来ると、ガインが感心したように呟いた。

「さすが、誑かしの天才……」

 その肩を、ヒューは無言で殴った。

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