世界を救ったあと、勇者は盗賊に逃げられました

芦田オグリ

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【70】並び立つ資格

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 ヴォルケリオンの巨体が輝き、白い光の塊になる。
 その光は収縮し、次の瞬間には、ローブを引きずるほど幼い子供がそこにいた。

「たしかに、勇者には転移の手段を渡した。ここに用がある者が来るからと、煩く言われてな。他ならぬ勇者の頼みだからと、聞いてやったが……」

 小さな子供なのに、威圧感を凝縮したようだ。
 近づきたくない、と本能的にリオネルは感じた。

「その伴侶からの約束もあるしな……付き合ってやろう」

 その言葉に、リオネルは目を見開いた。

「伴侶? ヒューがここに?」
「竜に選ばれ、竜を護る者が、ここに来てもおかしくはあるまい。お主よりは資格があると思うが」
「確かに、ボクはアレクの助けでここに来てる。未熟なのも承知だ。だから、強い力が欲しい」
「子供の理屈の範疇を出んな……しかしまあ、ヒューの願いもあるし、挑む機会はやろう」
「ヒューの願い?」
「自分は何も要らぬから、次に来た者を助けてやってくれとな」

 ヒューらしいが、これではアレクとヒューにお膳立てされているようだ。
 リオネルは足を踏み出し、ヴォルケリオンを睨みつけた。

「資格が無いなら、測ってよ。ボクに力があるか」
「そのつもりだ。だが、測るのは我ではない」

 ヴォルケリオンの視線が僅かに揺れた。
 次の瞬間、神殿の空気が裂ける。

「風と雷よ。遊んでやれ」

 ひずみから、風が生まれ、雷が走った。
 くすくすと子供が笑い合うような声が響く。
 暴風と轟雷が、神殿内に吹き荒れた。

 一瞬の天災――そののちに、風がほどけ、雷が散った。

 それらは光の粒子になり、集まっていく。やがて人型に輝く光が二つ、リオネルの前に立った。
 光が薄まっていくと、その輪郭がはっきりとしてくる。

 パチパチと爆ぜる雷の名残を、男が手にした剣で一閃する。
 その後ろに庇われるようにして立つ、華奢な青年が、ゆっくりと顔を上げた。
 緩く吹いた風に、光が流され、その顔がはっきりと浮かぶ。

「リオネル」

 ふわりと揺れる黒髪を手で押さえ、青年が微笑む。
 知っている笑み。知っている声。知っている呼び方。

「二人ともここに来たことあるから、再現性は高いぞ」

 喉奥で笑いを殺しきれないように、ヴォルケリオンが言った。

 剣を携え、絶対的な威圧で、空気すべてを支配してしまう男。
 その背に隠れるように、控えめに立つ青年。

「……ヒュー……アレク……?」

 呆けた声を出すと、アレクの姿をしたものが、剣を下ろした。

「――姿くらいで動揺してるなんて、リオネルは駄目だなぁ」

 人好きのする笑顔だが、その目は少しも笑っていないことを、リオネルは知っている。そこに感情が無い。

「ね? ヒュー」

 ヒューを振り返るときだけ、分かりやすいほどに満面の笑みを浮かべ、熱っぽい瞳に感情が灯る。

 完全にアレクだ、とリオネルは顔を引き攣らせた。

「なぁ、リオネル、俺たちと戦うなんて、無茶はやめろよ」

 ヒューが優しく言う。
 アレクの傍で、守られるような位置にいるのに、守られている雰囲気が無い。あくまで対等だというように――勇者の横に立てる人間は、この世にたった一人だけだ。

 その彼が、美しい顔で笑う。
 今この世で一番、リオネルが守りたい笑顔で。

「リオネルは、じゅうぶん強いんだから」

「……たしかに、ヒューなら言いそう」

 リオネルを肯定してくれる。慰めてくれる。甘やかしてくれる。
 そして、いつまでも――頼れる男として見てくれない。

 リオネルは奥歯を噛んだ。

「……それじゃ、駄目なんだよ!」
「リオネル……」

 槍を構えた少年に、ヒューは悲しげな顔を向けた。
 リオネルとは戦いたくないというようなそぶりで。
 
 ――だが。

 次の瞬間、アレクの背後から弩の矢が発射された。アレクを陰にして、死角からヒューが撃ってきた。

「だと思った!」

 リオネルは叫んで、後ろに飛びのいた。
 戦いたくないなんて顔をして、ヒューは平気で騙し打ちしてくる。それは読めた。けれど同時に踏み込んできたアレクの一閃は、体を反転させて躱すので精一杯だった。

(遅い!)

 太刀筋は似ているが、アレクよりは遅い。だが、そう分かっていても受けきれない速さだった。
 目では捉えられるが、体がまだついていかない。

 しかも、アレクの陰になるように動きながら、ヒューが矢を撃ってくる。
 弩の装填が速い。

「……ニンフィリア!」

 手持ちの水竜の名を叫ぶと、咆哮と共に水のブレスが飛んできた。
 ヒューは跳んで回避し、アレクは剣を払うだけで、ブレスを拡散させる。

(契約竜の力、使える……!)

 この空間に、竜そのものは呼べないが、その力は召喚出来る。

 水のヴェールの向こうから、再び複数の矢が飛んで来る。槍で叩き落とすと、そのうちの一本が爆ぜた。

「ウザっ……!」

 思わず叫ぶ。一本だけ、ヒューお手製の火薬が仕込んであったらしい。
 一瞬のひるみに、アレクが一撃を叩き込んできた。
 咄嗟に受けたが、体重の差で吹き飛ばされる。
 足を着いたところに、また爆裂矢。上手くアレクの陰になるように動いて撃ってくるから、タイミングが読みづらい。
 そして、アレクが追撃しやすい位置へと、誘導させられてしまう。

(なんで……!)

 ヒューは、戦う人じゃない。英雄たちの中で一番非力で、守られる側だった。

 なのに、どうして――こんなに、戦場の呼吸を知っている?

 ヒューが涼しい顔で、弩に矢を装填する。あり得ないほどの速度だ。巧みに爆裂矢を混ぜながら、少しもたがわずアレクの背後に位置取りしてくる。死角から放たれた矢を、アレクは見てもいないのに、ギリギリまでその軌道上で動きながら、躱し、そのまま斬りつけてくる。これはもう人間業ではない。

 一歩間違えたらアレクを射貫くのに、ヒューは顔色一つ変えずにその背後から撃ってくる。アレクも背中を気にすることなく、むしろ伸び伸びと戦っているように見える。

(息が、合ってる……!)

 この二人、共闘が出来るなんて、知らなかった。
 しかも、慣れている。――上手い。

 ヒューを狙おうとすると、アレクが必ず立ちはだかる。
 その剣を防ぐと、矢が飛んで来る。

「アグライア!」

 召喚した火竜のブレスが神殿の空気を焼く。
 アレクは構わず突っ込んできて、リオネルは避けるより受けることを選んだ。“本物”なら、受けた体ごと叩き潰される。だが、こいつのはギリギリ耐えられる――!

 聖剣の刃と、光槍の刃を合わせ、滑らせて、その脇を抜ける。
 その後ろで弩を構えるヒューに向かって、足を踏み込ませた。

(もらった!)

 ヒューに届く位置で、軸足を踏み込む。ヒューは身軽で素早いが、リオネルの突きを躱すことは出来ないはずだ。
 だが、ヒューは顔色を変えず、躱すどころか、弩を真下に向けた。
 金属が滑り、骨組みが展開し、次の瞬間には刃が現れ、伸びる。
 複雑な変形機構を持った弩は、一瞬で近接武器に変形した。

冥盟弩ノクレア》――《夜冠公ドゥクス・ノクティス》ジルディウスから譲り受けたという武器。
 魔導具造りの名手であり、ヒューに惚れきっている魔族の男。
 ヒューの器用さや判断力を見越したうえで、彼に会う武器をしっかり見繕っている。

 リオネルの刺突を、弩の刃が受け止める。が、ヒューの軽い体はそのまま後ろに弾き飛ばされた。

 しかしリオネルが追撃するより前に、アレクがリオネルの首を掴み、床に叩きつけた。

「がっ……!」

“本物”なら、こんな痛みではない。歯を食い縛ると同時に、リオネルの喉許にアレクの剣の切っ先が煌めいた。


「弱い」

 アレクの声が一段低く、リオネルの心臓を撃ち抜いた。

(偽物にも、勝てない……!)

 歯を食い縛り、リオネルは体を引いた。首に刃が僅かに食い込んだが、構わず距離を取ることを選ぶ。

 刹那、体勢を立て直すヒューが視界の端に映った。その顔色が変わった。一瞬だけ。

「ディアネラ!」

 地面を突き破るように、鋼の爪が出現し、アレクの剣を弾いた。

《鋼竜》ディアネラ――体の表面が特殊な鋼で覆われた、稀少な竜だ。その爪だけを召喚した。
 彼女の鋼は、再現しきれていない聖剣を、なんなく弾いた。

「……はっ……」

 息を一つ吐き出し、リオネルは再び槍を構えた。
 首から血が滲み、鱗鎧を染めた。

「お前じゃ勝てない」

 アレクは笑うでも蔑むでもなく、無感情に言った。

「……勝つよ。勝たなきゃ……偽物にすら勝てないんじゃ、強くなれない……」

 リオネルは息を整えながら、静かに言った。

 世界会議の後、ヒューを見送ってから、ガインやグレンに鍛錬してもらった。
 それから故郷のハーケイルに戻り、竜について学び直した。
 ヒューの中にいる竜を、ただの霧竜だと思った――竜について詳しいと思っていたが、まだ浅かった。その知識を、より深いものにするために。
 鍛錬に打ち込み、竜たちとも向き合った。

 魔王が死んで、世界は少しずつ変わりつつあった。
 祖国でリオネルは讃えられたが、街で耳にした英雄たちの物語は、そのうちの一人は実は盗賊で、勇者から愛と功績を掠め取ったものもあった。そして勇者は、世界から消えてしまった。

「……なんで、なんで、勝手なことばっかり……!」

 リオネルは、怒りを吐き出した。

 遠く、東の大陸では、魔瘴が濃くなりつつあるという。
 魔境線にあった帝国の駐屯地が、魔族に襲撃され、壊滅したという話も聞いた。
 そこに、勇者を裏切った盗賊がいたという噂も。

 すべて、ハーケイルからは遠い国の話だ。
 だから人々は、尾ひれのついた噂話を愉しんだ。
 吟遊詩人が、悲劇の勇者を歌う。
 哀しく美しい物語は、人々の心を打った。

 まるで、アレクとヒューが、幸せになってはいけないみたいだった。

 でもヒューはきっと、「別にいいよ」なんて言うのだろう。
 そんな人々が楽しく生きられる世界が、彼にとっては大切なのだ。

「ボクは嫌だ! 大切な人が守られない世界なら、守らないほうが良かった!」

 首筋から血が流れ落ちる。アレクはそれを、冷たい目で見ている。

 平和になったはずなのに、ヒューは病に侵されて。
 アレクは消えてしまった。
 もう仲間も散り散りだ。

「……だったら、あの旅が、ずっと続けば良かった……!」

 リオネルの目尻から、涙が伝い落ちた。
 いつもその涙を優しく拭ってくれたのは、ヒューだった。

 いつも守ってもらった。傍にいてくれた。

 力だけヒューより強くなっても、彼を守っている気には、とてもならなかった。

「……ボクが、守る」

 リオネルは、頬に残った涙の筋も、首から胸を染める血も、拭うことなく、ただ真っ直ぐに槍を構えた。

「あなたは……ボクが」

 剣を携えたアレクの後ろで、ヒューが静かに弩を変形させる。
 複雑な機構をいとも容易く操り、また、見たことのない形になっていく。

 まるでほどけるように、弩の骨組みが展開した。幾重もの環が噛み合い、内臓された魔力炉が低く唸る。まるで腕に生えた翼のように、小さかった弩は大きく広がった。
 花のように広がったその内側から、複数の薄刃がせり出す。
 ぎらりと並んだ刃は、恐ろしいのに美しい処刑具のようだ。

 何よりも、その前に立つアレクが、ヒューを護る攻防一体の壁だ。

 魔公が与えた武器と、武器そのものである勇者。リオネルより遥かに強い、二人の男に護られているヒューは、少しも弱々しくない。守るなんて、おこがましかった。

 ヒューの背に、輝く竜の翼が、一瞬浮かんでみえた。
 そういえば、体の中にも守護者がいたんだった。
 リオネルは小さく笑った。
 お前なんて、まだ弱いと言われているようだ。

「……間違ってた」

 リオネルは顔を上げ、息を細く、深く吸いながら、腰を低く落とした。槍の切っ先が鋭く光る。

 守るためじゃない。

 この二人みたいに、並び立つために。
 そして、超えるために。

「あなたは、守られる人じゃない。選ぶ人だ。誰と生きるのか――」

 ヒューの蒼い瞳が、わずかに揺れた。
 幼い頃から何度も見てきた。
 愛しそうに、心配そうに、リオネルを見つめ続けてきた瞳。

 でも、もう甘えてやらない。

「守るんじゃない。ボクが、選ばれるくらい強くなる」

 アレクの口許が歪んだ。

「まだ早いよ」

 試す者の――強者の笑みだ。

 その後ろで、ヒューが少し目を見開いた。
 そして、はにかんだ。

「……うん」

 甘やかす声ではなく、嬉しそうに、ヒューは告げた。

「おいで、リオネル。……試してやるよ」

 それが合図かのように、リオネルは床を蹴った。
 同時に、アレクも踏み出していた。

 その剣圧に臆さず、リオネルは深く踏み込む。
 守られる子供でも、追いつきたい騎士でなく、奪い取る者として。

 光槍が、風を裂いた。

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