未熟な最強者の逆転ゲーム

tarakomax

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収穫祭初日、魔物レースの始まり

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朝のリビングは、穏やかな日差しに包まれていた。

父ラルフがテーブルの前に立ち、低く威厳ある声で話し始める。

「さて、今日から収穫祭が始まる。先日も話したが、貴族の方々も来ている。くれぐれも失礼のないようにな。」

そう言ってから、一瞬間を置く。

「特にアーサー、お前は気をつけろよ。明日は儀式も控えてるんだ。初日から問題を起こすなよ?」

父の鋭い視線に、僕は思わず身を縮めた。

「僕も挨拶とかするの?」

尋ねると、父さんはゆっくりと首を振った。

「いや、今回は次期当主であるクリスだけが挨拶をすれば十分だ。ソフィー、アーサー、お前たちは好きにしていて構わん。」

「わかったよ、父さん。」

クリス兄さんの落ち着いた返答を聞いて、僕とソフィー姉さんは顔を見合わせ、思わず声を揃えた。

「やったー!」

フローレンス母さんが、微笑みながら優しく声をかける。

「収穫祭を存分に楽しみなさいね。」

その時、カトリーヌがにやりと笑い、僕の方に身を乗り出した。

「なあ、アーサー。一緒に村を回らねえか?」

「ん?カトリーヌも収穫祭行くの?」

僕が意外そうに尋ねると、カトリーヌは当然だろ、とばかりに胸を張る。

「酒も飲めるし、祭りは見てるだけで楽しいだろ?嫌いじゃねえよ。」

「でも、僕と一緒じゃお酒は飲めないよ?」

そう返すと、カトリーヌは肩をすくめながら不満げに口をとがらせた。

「いいじゃねえか、ちょっとぐらい飲ませろよ。それに、一人で回るのもつまんねえしな。」

僕は苦笑し、ため息混じりに頷く。

すると、それを聞いていた姉さんが口を挟んできた。

「じゃあ、私もついて行こうかな?」

「げっ!」

思わず声を漏らすと、姉さんがキリッとした目で僕を睨む。

「なによ、その反応は。嫌なの?」

「嫌じゃないけど……姉さん、歩くの早いしさ。」

「それはあんたが遅いのよ。いつもフラフラして、バカなことばっかり考えながら歩いてるんだから。」

「バカって……それじゃ僕が変わり者みたいじゃん!」

僕が抗議すると、その場にいたみんなが笑い出した。

「まあ、事実だしな。」

誰かの軽口に、僕は少し拗ねながら内心で思う。

……変わってるのは否定できないけどさ。

「ところで、カレンとレナはどうするの?」

僕が視線を向けると、カレンがいつものきっちりとした声で答えた。

「私どもはラルフ様たちとともに、貴族様のお出迎えや案内のお手伝いをいたします。」

レナがちらりと僕を見て、何か言いたげに口を開く。でも、すぐに閉じて拳を握った。

(……行きたかったのか? でも、仕事があるもんな。)

まあ、後で何かお土産でも買ってあげよう。

そんなことを考えていると、カトリーヌが急に立ち上がった。

「よし、準備してくるから待ってろよ!絶対先に行くんじゃねえぞ?」

「準備って何するのさ?」

僕が不思議そうに尋ねると、カトリーヌは不敵な笑みを浮かべた。

「たとえば、髪をまとめ直すとか、服にシワがないか確認するとかな。乙女にはいろいろあるんだよ。」

「乙女なんだ……。」

僕がぽつりと呟くと、カトリーヌが大げさに溜息をつきながら僕の頭をぐしゃぐしゃにかき回した。

「お前はまだデリカシーってもんが足りねえな。」

笑い声がリビングに響く中、僕はぼんやりと考えていた。

カトリーヌって美人でスタイルもいいのに、喋り方のせいで男友達みたいに接しちゃうんだよな。

……まあ、いいか。それより、楽しみだな。

僕たちは馬車に乗り込んだ。

窓の外に広がる景色を眺めていると、道沿いの活気が少しずつ増していくのがわかる。

村が近づくにつれ、にぎやかな声が風に乗って聞こえてきた。

やがて、村の入り口が見えてきた。そこはすでに収穫祭一色だ。

馬車が止まり、僕たちは地面に降り立つ。

入り口には色とりどりの旗が風に揺れ、ずらりと並んだ屋台からは美味しそうな匂いが漂ってくる。

人々の楽しげな笑い声や呼び込みの声が、賑やかに響き渡っていた。

「思った以上に賑やかね。」

姉さんがふと足を止めて、入り口の様子を見渡しながら微笑んだ。

一方で、カトリーヌは腕を組んでぶっきらぼうに言った。

「へえ、悪くねえな。こういう祭りってのも嫌いじゃねえよ。」

視線を屋台に向けると、香ばしい匂いに引き寄せられるように歩き出した。

「屋台がいっぱいだね。なんか食べたいものある?」

僕が聞くと、カトリーヌが指をさして興味深そうに言う。

「あそこ、魔物の肉を焼いてるな。匂いからしてブレストイノイドか?クセはあるけど、意外といけるぞ。」

「ブレストイノイドって何?」

僕が首を傾げると、姉さんが軽く笑って答えた。

「簡単に言えばイノシシの魔物よ。あんた、うちでよく食べてるじゃない。」

「えっ、あれって魔物だったの!?」

驚く僕に、姉さんがため息をつきながら肩をすくめる。

「食べるときにいちいち気にしてないでしょ?」

(確かにイノシシみたいな肉、よく食べてたけど……あれが魔物だったなんて。)

内心でそう思いながら、カトリーヌが次の一言を投げかけてくる。

「で、どうする?食ってみるか?」

「せっかくだし食べよっか。ね?姉さん。」

僕が提案すると、姉さんが少し考えるふりをして頷いた。

「まあ、小腹も空いてきたし、いいんじゃない?」

僕たちは魔物の肉を売る屋台へ向かった。

店主は見た目こそ粗野で無愛想そうだけど、意外にも礼儀正しく、しっかり対応してくれる。

その様子を眺めていると、ふと姉さんの方に目が行った。

なんか、すごく貴族らしい品格がにじみ出てて、ちょっと自分とは違う世界にいるみたいだなと思った。

「なによ。」

僕がじっと見ていることに気づいた姉さんが、少し眉を上げて尋ねる。

「いや、なんでもないよ。」

慌てて目をそらすと、話題を変えるようにカトリーヌに声をかけた。

「美味しいね。」

「うめえけどな、気まずいからって話振るなよ。」

カトリーヌがからかうように笑い、僕は平然を装って返す。

「そんなことないけど。」

肉を食べ終わると、僕は次の提案をした。

「そろそろ別の場所行こうか。」

二人が頷き、僕たちは歩き始めた。広場の奥の方から大きな歓声が聞こえ、観客の輪が見えてくる。

「あれ、なんだろう?」

僕が興味を示すと、姉さんが答えた。

「今年の収穫祭は魔物レースをやってるんだって。ほんと、何も聞いてないのね。」

「聞いてたけど……忘れてただけだよ。」

言い訳する僕に、カトリーヌが笑いながら口を挟んでくる。

「こいつ、魔法の授業でもボーっとしてるよな。聞いてんのか、聞いてねえのか、全然わかんねぇ。」

「そんなことより、ちょっと行ってみようよ!」

僕が慌てて話を切り替えると、二人は苦笑しながら頷いた。

「仕方ないわね。」 「しゃあねえな。」

僕たちは歓声のする方へと向かった。

奥に進むにつれて、ざわめきや笑い声がどんどん大きくなり、その熱気が肌に伝わる。

広場の一角では、村人たちが柵で囲まれたトラックを取り囲み、声を張り上げていた。

レースの主役は 「トコトコ」 。

ふわふわの緑色の魔物たちが、のんびりトコトコと歩く。

……走っている、というより 散歩 だ。

「さあ皆さん、もっと声援を! トコトコたちにやる気を出させましょう!」

特設台に立つ司会者の声に、観客たちは一斉に「がんばれー!」と叫んだ。

僕はその賑やかな光景を眺めながら、隣の姉さんに顔を向けた。

「ねえ姉さん、あれってなんて魔物なの?」

姉さんはトラックを見て、少し考えた後、微笑んだ。

「あれはトコトコっていう魔物よ。見た目の通り、小さくておとなしい草食系なの。」

「ふーん。でも遅そうだよね。これでレースできるの?」

僕が首をかしげると、姉さんはくすりと笑う。

「トコトコは普段のんびり歩き回る魔物だけど、意外と足が速い個体もいるのよ。
でも、怖くなった時は、逆に足が止まるの。」

トコトコたちはのんびり歩いている。僕は眉をひそめた。

「でも、ただ歩いてるだけじゃない?」

「そう、それがトコトコの面白いところなの。やる気がある時は全力だけど、気が乗らないとひたすらのんびり。まるで気分屋ね。」

姉さんは肩をすくめ、ふっと僕を見た。

「あんたみたいなものよ。」

「えっ、僕? むしろ姉さんのほうが気分屋じゃない?」

少しむっとして言い返すと、姉さんはニヤリと笑い、軽く僕の肩を小突いた。

「はいはい、言い訳してる時点で似たようなものよ。」

「……ふーん。姉さん、魔物のことだけは詳しいんだね。」

わざと皮肉を込めると、姉さんの目が鋭く光った。

「魔物だけって何よ。」

鼻を鳴らす仕草が妙に可笑しくて、僕はつい笑った。

「ほらほら、そんな遊んでねえでどうすんだ?」

横からカトリーヌの声が割って入る。腕を組んでニヤリと笑い、観客の輪の方に顎をしゃくった。

「賭けもやってるみたいだが、賭けてみるか?」

その目は、ギャンブルの話題に興奮した輝きを宿している。

「賭けって……お金をかけるんでしょ?さすがに僕みたいな貴族らしい貴族がそんなことしていいのかな。」

軽い冗談を交えると、姉さんが呆れた顔をして即座に切り返す。

「あんたのどこが貴族らしいのよ。でも、それもそうね。私たちが賭けるのは、少し問題かも。」

「ええ、それじゃつまんねーだろ。」

カトリーヌが面白くなさそうに言う。

僕は少し考えてから提案した。

「じゃあさ、3人でお金をかけずに夕食のデザートを賭けるのはどう?」

その言葉に、ソフィー姉さんの眉がピクリと動いた。

「今日の夕食って……プリンでしょ?嫌よ、私は。」

「プリンはうめえしなあ。」

カトリーヌが満足げに頷きながら、楽しそうに笑う。

「でも、勝てばもらえるんだろ?じゃあ、乗った!ソフィー、プリンも賭けられねえくらい器も小せえのか?器も小さけりゃ胸も……。」

悪戯っぽい笑みを浮かべながら言葉を続けた瞬間、姉さんの表情が一変した。

「なっ!!」

彼女は声を上げ、カトリーヌを睨みつける。

「賭けるわよ!プリンくらい賭けてやるわよ!」

握りしめた拳が震えているように見えた。

「その代わり、私が勝ったら、あんたのそれ……えぐってやるからね!」

「なんでだよ!やめてくれよ!」

慌てて胸元を押さえるカトリーヌ。その様子に、僕は心の中でため息をついた。

(まただよ……本当にこの二人はどうしようもないな。)

「それはいいから。決まったなら次のレースに賭けてやろうよ。」

僕が手を挙げて二人を制すると、ソフィーとカトリーヌは同時に頷いた。

「よし、次のレースだな!」

「ええ、勝ったら覚えてなさいよ。」

レース開始を告げる鐘の音が響き、観客の歓声が高まる。

僕たちは席につき、賑やかな声を背にしながらコースを見つめた。

司会:「さあ、3レース目! なんと今日の目玉レース!」

司会者の声が響き渡り、会場の熱気がさらに高まる。

(今日の目玉なんだ。タイミング良かったな。)

僕はちょっと得意げに司会者の声を聞きながら、レースへの期待を膨らませた。

司会:「可愛いけどすごい! すごいけどマイペース! どんなドラマが生まれるのか予想できません!」

「こうやって見ると、可愛いわね。」

姉さんが目を細めて微笑む。その表情が少し意外だった。

「姉さんは魔物なんて討伐するか食べるかだもんね!」

皮肉めいた言葉を返した瞬間、バチンッと軽く頭を叩かれる。

「痛っ……!」

頭を押さえる僕を見て、カトリーヌが爆笑した。

「おい、ほら! トコトコの紹介が始まるぞ!」

カトリーヌに促され、顔を上げる。ちょうど司会者が魔物たちを紹介し始めるところだった。

司会:「では、今年の出場選手たちをご紹介しましょう!」

「まずは1番!みんなが期待する普通のトコトコ!でも油断は禁物!その実力は未知数です!」

ソフィー姉さんが肩をすくめる。

「普通ね。」

「でも、こういう普通が案外安定して1位になったりするもんだよ。」

僕がそう返すと、姉さんは少しだけ目を細めた。

司会:「続いて2番!……やる気があるのかないのか、動くか動かないのか、それすらも謎!」

カトリーヌが僕を指差して笑い出す。

「おい、見ろ!アーサー、お前みてえな奴がいるぞ!」

「ほんとね。」

姉さんが小さく吹き出すと、僕は「そう?」と軽く返した。

(ちょっと親近感湧くな……。)

司会:「3番は見てくださいこの気合!張り切りすぎてどこまで走るか、目が離せません!」

「あれ、姉さんそっくりだね。」

僕が笑いながら言うと、姉さんが眉をひそめる。

「何よそれ。」

「ほら、考えなしに全力で突っ込んで、途中でバテるところがさ。」

そう言うと、カトリーヌが膝を叩いて大笑いした。

「確かに!何も考えず走り抜けて、後で後悔しそうなタイプだな!」

ソフィー姉さんはふくれっ面で腕を組み、毅然と宣言する。

「見なさい!あの子が1位になる未来を!」

(あのトコトコに賭ける気なんだ……姉さん、大丈夫?)

司会:「そして4番、あれ?草を食べてる!?いやいや、走る気はあるのか、それとも食い気が勝つのか!?」

「あれは勝てないでしょ、さすがに。」

僕が言うと、カトリーヌが悪戯っぽく笑いながら肩をすくめた。

「いや、草をちらつかせれば走るかもしれねえぞ?」

「それ、いいの?」

「別に反則じゃねえだろ?草を持って立つだけなんだから。」

カトリーヌが軽い調子で言うと、姉さんがピシャリと言い放った。

「そんなことしたら私は文句言うわよ!」

カトリーヌは肩をすくめて「はいはい」と言いながら笑った。

司会:「最後に5番!見るだけで圧倒される存在感……この場の主役は間違いなく彼です!」

カトリーヌが勢いよく立ち上がり、大声で叫ぶ。

「あれだ!見てみろ、あの風格!あれに賭けるしかねえ!」

「まんまカトリーヌじゃん。」

僕が呆れながら言うと、姉さんも肩をすくめて同意する。

「そうね。」

司会:「さあ、どのトコトコに賭けますか?あなたの声援が勝負の行方を左右するかも!盛り上がっていきましょう!」

司会の声が高まり、さらに熱気が増した。

「それでは実況の鍛冶屋、エリオットさん!感想を一言お願いします!」

観客がざわつく中、エリオットが立ち上がる。

「あっ……ああ……悪くないな……。」

(実況の人選、間違ってるだろ……なんで恥ずかしがり屋のエリオットさんを選んだんだよ。)

僕は呆れつつ、スタートの合図を待つのだった。

司会:「さあ、注目のコースを簡単にご紹介しましょう!」

「まずはスタート直後の長い直線!ここでペースを間違えると、後半に響きます!」

「最初の見どころは急坂!ここで体力を使いすぎると、次の平坦区間がキツい!」

「中盤の平坦エリアでは、魔物たちの個性が試されます。果たして順調に進めるのか……?」

「そして勝負の分かれ目、ゴール手前の坂!ここが最も厳しいポイント!最後の逆転劇が起こるか!?」

「さあ、この波乱のコースで、どんなドラマが生まれるのか!レース開始を楽しみにしていてください!」

司会:「このコースについてどう思われますか?実況のエリオットさん!」

声が高らかに響くと、観客席が一斉にエリオットに注目した。

エリオットは 「えっ、俺!?……えっと……」 と言ったあと、一瞬フリーズ。

そして、小声で 「……聞いてなかった……」 と呟く。

(何驚いてんだよ!聞けよ!実況する気あんのか?)

僕は心の中でツッコミを入れつつ、ぼんやりとコースを眺めた。

それにしても、これ……前世で見た競馬のコースそっくりだな。

坂とか直線とか、あの緊張感まで同じだ。

その横で、カトリーヌが目を輝かせながら言う。

「面白えな!やっぱり、こういう予測不能なレースは最高だぜ!」

姉さんも楽しそうに頷き、視線をコースに向けた。

「あの坂、なかなかキツそうね……ふふ、どんなドラマが生まれるのかしら。」

普段の姉さんが、こんなふうにワクワクした様子を見せるのは久しぶりだ。

姉さんがこんなふうにはしゃいでるのは、いつぶりだろう。

僕は微笑みながら、ふと心の中で呟く。

(でも、こういうところが姉さんらしいんだよな。)

観客席がざわざわと盛り上がり、カウントダウンの準備が進む。

レースが始まる雰囲気が場を包み込んでいった。
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