25 / 33
24
しおりを挟む
24
アリシアとジーンが席を外した後、飲み物のお代わりを頼んでホリーとグレッグは向き合う。
「グレッグ様、目が覚めましたか?」
「もう目が覚めた。ごめんね。眠いのには本当に弱くてさ」
ホリーはクスクス笑いながら紅茶を口にする。
「何で昨夜そんなに眠れなかったんですか?」
「ああ…これは、ジーンの話ほど内緒の話じゃないから。…父が、ジーンをロビンソン伯爵家の養子にしたいと言うんだ」
「は?うちの?養子?」
ホリーは驚いて目を見開く。
「アリシアと結婚するには貴族の肩書きが必要だからね。一度伯爵家の養子にして、結婚したらクラーク伯爵位を持たせるつもりらしい」
確かに、公爵家の令嬢ならば相手は貴族でないと教会の結婚許可は降りにくいだろう。
「何で我が家なんですか?」
「ホリーとアリシアが仲が良いからかな?正直、父の考えだから本当の所は分からないけど…」
「うーん」
「それで、近々ウィルフィス公爵家から、ロビンソン伯爵家へ正式に話を持って行くので、ホリーからも伯爵へそういう話が行くという事を伝えておいて欲しいんだ」
「わかりました。…ふふ」
ホリーは頷いてから小さく笑う。
「ホリー?」
「いえ、うちの父ならジーン様の様な優秀な方を養子に迎えたら『伯爵家を継いでくれ』と一度くらい言い出しそうだな、と思いまして。もちろんそんな事言い出さないようにちゃんと言っておきます」
「…ホリーのお婿さん候補より、ジーンの方が優秀かな?」
「えっ!?」
グレッグが窺うように言うと、ホリーは息を飲む。
「…グレッグ様、私に縁談が来ているの、ご存知なんですか?」
「ああ。アリシア経由でジーンから聞いて…」
「そう、知って…」
ホリーはグレッグから顔が見えないよう俯く。そしてそのまま話した。
「ジーン様は学園を首席で卒業されたと聞きましたわ。ジーン様の方が優秀なのは間違いないですね」
そう言うと、ホリーは席を立つ。
「父には言っておきます。アリシアに『先に帰る』と伝えてください」
「ホリー」
「では、グレッグ様、またお会いしましょう」
ホリーはニッコリ微笑むとカフェの個室を後にした。
-----
カフェを出たアリシアとジーンは、街中で初めて手を繋いで歩く。アリシアは街歩き自体がほぼ初めてだ。
「ジーンをホリーの家の養子に?」
「旦那様がそうおっしゃられているらしい」
「何故ホリーの家なのかしら?」
「多分、ホリーとアリシアが仲が良いから事情説明がいらないのと、グレッグに発破をかける意味もあるかと思う。アリシア雑貨屋寄ってみるか?」
「行く!雑貨屋さん初めてだわ」
ジーンはアリシアの手を引いて雑貨屋に入る。
「わあ、かわいい物がたくさん!」
はしゃぎながら色々な物を見ているアリシアをジーンは微笑ましく眺める。
するとアリシアは
「これ、ジーンみたい」
と、丸いペーパーウェイトを手に取る。手の平に乗せて角度を変えながら見る。
ドーム型のクリスタルの上がクリアで下になるにつれ青から紺、そして黒にグラデーションしている。真ん中に複雑にカットされた黒い石が浮いていた。
「これ欲しいわ。私お店でお金払うの初めてなんだけど、どうすれば良いの?」
「俺が買おうか?」
「ううん。自分で買いたいの」
目を輝かせるアリシアを、ジーンは心底かわいいと思った。
雑貨屋を出ると、アリシアは今買ったペーパーウェイトが入った袋を大切そうに胸に抱えた。
「緊張したわ」
「そうか?堂々としてたぞ」
「初めてだって悟られなかったかしら?」
「多分ね。それ持とうか?」
「ううん」
「じゃあ片手で持って。両手で抱えてたら手が繋げない」
「…ジーンって」
アリシアは赤くなりながら袋から片手を離す。すぐにジーンがその手を取って指を絡めた。
「ん?」
ジーンはアリシアの顔を覗き込む。
「…あの慇懃で無表情なジーンとは別人みたい…恥ずかしいからあまり見ないで」
アリシアは袋で顔を隠す。耳まで赤いアリシアを見てジーンは笑う。
「まあこういう類だからこそ、気持ちを表に出さないようにものすごく頑張って押さえ込んだら、ああいう態度になったと言うか」
「な、なるほど?」
「アリシアはああいう俺を好きになった?冷たい眼差しが良いって一部で人気はあったみたいだけど」
「私はジーンに名前を呼んでもらえなくてすごく淋しかった…え?ジーン人気があったの?」
アリシアは顔の前から袋を下ろす。
「まあ。学生の頃には何度か手紙を貰ったり?」
「ええ~」
「もちろん全部断った」
「私、手紙とか貰った事ないわ」
「そりゃあ王太子殿下の婚約者殿に恋文を出す勇者はなかなかいないだろ?それにそれでも近付こうとする奴は俺が止めたし」
「え?」
「親衛隊長特権」
ジーンは悪戯っぽく笑った。
アリシアとジーンが席を外した後、飲み物のお代わりを頼んでホリーとグレッグは向き合う。
「グレッグ様、目が覚めましたか?」
「もう目が覚めた。ごめんね。眠いのには本当に弱くてさ」
ホリーはクスクス笑いながら紅茶を口にする。
「何で昨夜そんなに眠れなかったんですか?」
「ああ…これは、ジーンの話ほど内緒の話じゃないから。…父が、ジーンをロビンソン伯爵家の養子にしたいと言うんだ」
「は?うちの?養子?」
ホリーは驚いて目を見開く。
「アリシアと結婚するには貴族の肩書きが必要だからね。一度伯爵家の養子にして、結婚したらクラーク伯爵位を持たせるつもりらしい」
確かに、公爵家の令嬢ならば相手は貴族でないと教会の結婚許可は降りにくいだろう。
「何で我が家なんですか?」
「ホリーとアリシアが仲が良いからかな?正直、父の考えだから本当の所は分からないけど…」
「うーん」
「それで、近々ウィルフィス公爵家から、ロビンソン伯爵家へ正式に話を持って行くので、ホリーからも伯爵へそういう話が行くという事を伝えておいて欲しいんだ」
「わかりました。…ふふ」
ホリーは頷いてから小さく笑う。
「ホリー?」
「いえ、うちの父ならジーン様の様な優秀な方を養子に迎えたら『伯爵家を継いでくれ』と一度くらい言い出しそうだな、と思いまして。もちろんそんな事言い出さないようにちゃんと言っておきます」
「…ホリーのお婿さん候補より、ジーンの方が優秀かな?」
「えっ!?」
グレッグが窺うように言うと、ホリーは息を飲む。
「…グレッグ様、私に縁談が来ているの、ご存知なんですか?」
「ああ。アリシア経由でジーンから聞いて…」
「そう、知って…」
ホリーはグレッグから顔が見えないよう俯く。そしてそのまま話した。
「ジーン様は学園を首席で卒業されたと聞きましたわ。ジーン様の方が優秀なのは間違いないですね」
そう言うと、ホリーは席を立つ。
「父には言っておきます。アリシアに『先に帰る』と伝えてください」
「ホリー」
「では、グレッグ様、またお会いしましょう」
ホリーはニッコリ微笑むとカフェの個室を後にした。
-----
カフェを出たアリシアとジーンは、街中で初めて手を繋いで歩く。アリシアは街歩き自体がほぼ初めてだ。
「ジーンをホリーの家の養子に?」
「旦那様がそうおっしゃられているらしい」
「何故ホリーの家なのかしら?」
「多分、ホリーとアリシアが仲が良いから事情説明がいらないのと、グレッグに発破をかける意味もあるかと思う。アリシア雑貨屋寄ってみるか?」
「行く!雑貨屋さん初めてだわ」
ジーンはアリシアの手を引いて雑貨屋に入る。
「わあ、かわいい物がたくさん!」
はしゃぎながら色々な物を見ているアリシアをジーンは微笑ましく眺める。
するとアリシアは
「これ、ジーンみたい」
と、丸いペーパーウェイトを手に取る。手の平に乗せて角度を変えながら見る。
ドーム型のクリスタルの上がクリアで下になるにつれ青から紺、そして黒にグラデーションしている。真ん中に複雑にカットされた黒い石が浮いていた。
「これ欲しいわ。私お店でお金払うの初めてなんだけど、どうすれば良いの?」
「俺が買おうか?」
「ううん。自分で買いたいの」
目を輝かせるアリシアを、ジーンは心底かわいいと思った。
雑貨屋を出ると、アリシアは今買ったペーパーウェイトが入った袋を大切そうに胸に抱えた。
「緊張したわ」
「そうか?堂々としてたぞ」
「初めてだって悟られなかったかしら?」
「多分ね。それ持とうか?」
「ううん」
「じゃあ片手で持って。両手で抱えてたら手が繋げない」
「…ジーンって」
アリシアは赤くなりながら袋から片手を離す。すぐにジーンがその手を取って指を絡めた。
「ん?」
ジーンはアリシアの顔を覗き込む。
「…あの慇懃で無表情なジーンとは別人みたい…恥ずかしいからあまり見ないで」
アリシアは袋で顔を隠す。耳まで赤いアリシアを見てジーンは笑う。
「まあこういう類だからこそ、気持ちを表に出さないようにものすごく頑張って押さえ込んだら、ああいう態度になったと言うか」
「な、なるほど?」
「アリシアはああいう俺を好きになった?冷たい眼差しが良いって一部で人気はあったみたいだけど」
「私はジーンに名前を呼んでもらえなくてすごく淋しかった…え?ジーン人気があったの?」
アリシアは顔の前から袋を下ろす。
「まあ。学生の頃には何度か手紙を貰ったり?」
「ええ~」
「もちろん全部断った」
「私、手紙とか貰った事ないわ」
「そりゃあ王太子殿下の婚約者殿に恋文を出す勇者はなかなかいないだろ?それにそれでも近付こうとする奴は俺が止めたし」
「え?」
「親衛隊長特権」
ジーンは悪戯っぽく笑った。
43
あなたにおすすめの小説
白い結婚の末、離婚を選んだ公爵夫人は二度と戻らない』
鍛高譚
恋愛
白い結婚の末、「白い結婚」の末、私は冷遇され、夫は愛人を溺愛していた――ならば、もう要らないわ」
公爵令嬢 ジェニファー・ランカスター は、王弟 エドワード・クラレンス公爵 のもとへ政略結婚として嫁ぐ。
だが、その結婚生活は冷たく空虚なものだった。夫は愛人 ローザ・フィッツジェラルド に夢中になり、公爵夫人であるジェニファーは侮辱され、無視され続ける日々。
――それでも、貴族の娘は耐えなければならないの?
何の愛もなく、ただ飾り物として扱われる結婚に見切りをつけたジェニファーは 「離婚」 を決意する。
しかし、王弟であるエドワードとの離婚は容易ではない。実家のランカスター家は猛反対し、王宮の重臣たちも彼女の決断を 「公爵家の恥」 と揶揄する。
それでも、ジェニファーは負けない。弁護士と協力し、着々と準備を進めていく。
そんな折、彼女は北方の大国 ヴォルフ公国の大公、アレクサンダー・ヴォルフ と出会う。
温かく誠実な彼との交流を通じて、ジェニファーは 「本当に大切にされること」 を知る。
そして、彼女の決断は、王都の社交界に大きな波紋を呼ぶこととなる――。
「公爵夫人を手放したことを、いつか後悔しても遅いわ」
「私はもう、あなたたちの飾り人形じゃない」
離婚を巡る策略、愛人の凋落、元夫の後悔――。
そして、新たな地で手にした 「愛される結婚」。
王子様への置き手紙
あおた卵
恋愛
フィオナは王太子ジェラルドの婚約者。王宮で暮らしながら王太子妃教育を受けていた。そんなある日、ジェラルドと侯爵家令嬢のマデリーンがキスをする所を目撃してしまう。ショックを受けたフィオナは自ら修道院に行くことを決意し、護衛騎士のエルマーとともに王宮を逃げ出した。置き手紙を読んだ皇太子が追いかけてくるとは思いもせずに⋯⋯
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
婚約破棄されたので、戻らない選択をしました
ふわふわ
恋愛
王太子アルトゥールの婚約者として生きてきた
貴族令嬢ミディア・バイエルン。
だが、偽りの聖女シエナに心を奪われた王太子から、
彼女は一方的に婚約を破棄される。
「戻る場所は、もうありませんわ」
そう告げて向かった先は、
王都から遠く離れたアルツハイム辺境伯領。
権力も、評価も、比較もない土地で、
ミディアは“誰かに選ばれる人生”を静かに手放していく。
指示しない。
介入しない。
評価しない。
それでも、人は動き、街は回り、
日常は確かに続いていく。
一方、王都では――
彼女を失った王太子と王政が、
少しずつ立ち行かなくなっていき……?
派手な復讐も、涙の和解もない。
あるのは、「戻らない」という選択と、
終わらせない日常だけ。
婚約破棄されましたが、私はもう必要ありませんので
ふわふわ
恋愛
「婚約破棄?
……そうですか。では、私の役目は終わりですね」
王太子ロイド・ヴァルシュタインの婚約者として、
国と王宮を“滞りなく回す存在”であり続けてきた令嬢
マルグリット・フォン・ルーヴェン。
感情を表に出さず、
功績を誇らず、
ただ淡々と、最善だけを積み重ねてきた彼女に突きつけられたのは――
偽りの奇跡を振りかざす“聖女”による、突然の婚約破棄だった。
だが、マルグリットは嘆かない。
怒りもしない。
復讐すら、望まない。
彼女が選んだのは、
すべてを「仕組み」と「基準」に引き渡し、静かに前線から降りること。
彼女がいなくなっても、領地は回る。
判断は滞らず、人々は困らない。
それこそが、彼女が築いた“完成形”だった。
一方で、
彼女を切り捨てた王太子と偽聖女は、
「彼女がいない世界」で初めて、自分たちの無力さと向き合うことになる。
――必要とされない価値。
――前に出ない強さ。
――名前を呼ばれない完成。
これは、
騒がず、縋らず、静かに去った令嬢が、
最後にすべてを置き去りにして手に入れる“自由”の物語。
ざまぁは静かに、
恋は後半に、
そして物語は、凛と終わる。
アルファポリス女子読者向け
「大人の婚約破棄ざまぁ恋愛」、ここに完結。
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
【完結】伯爵令嬢は婚約を終わりにしたい〜次期公爵の幸せのために婚約破棄されることを目指して悪女になったら、なぜか溺愛されてしまったようです〜
よどら文鳥
恋愛
伯爵令嬢のミリアナは、次期公爵レインハルトと婚約関係である。
二人は特に問題もなく、順調に親睦を深めていった。
だがある日。
王女のシャーリャはミリアナに対して、「二人の婚約を解消してほしい、レインハルトは本当は私を愛しているの」と促した。
ミリアナは最初こそ信じなかったが王女が帰った後、レインハルトとの会話で王女のことを愛していることが判明した。
レインハルトの幸せをなによりも優先して考えているミリアナは、自分自身が嫌われて婚約破棄を宣告してもらえばいいという決断をする。
ミリアナはレインハルトの前では悪女になりきることを決意。
もともとミリアナは破天荒で活発な性格である。
そのため、悪女になりきるとはいっても、むしろあまり変わっていないことにもミリアナは気がついていない。
だが、悪女になって様々な作戦でレインハルトから嫌われるような行動をするが、なぜか全て感謝されてしまう。
それどころか、レインハルトからの愛情がどんどんと深くなっていき……?
※前回の作品同様、投稿前日に思いついて書いてみた作品なので、先のプロットや展開は未定です。今作も、完結までは書くつもりです。
※第一話のキャラがざまぁされそうな感じはありますが、今回はざまぁがメインの作品ではありません。もしかしたら、このキャラも更生していい子になっちゃったりする可能性もあります。(このあたり、現時点ではどうするか展開考えていないです)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる