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「フィオ、お前、俺が王になったら嬉しいか?」
フィオナの目の前でレオンが仁王立ちしている。
「お…王?」
フィオナの部屋に現れたレオンは、この国の第二王子、御歳18。レオンの婚約者であるフィオナは伯爵家の令嬢で16歳だ。
「何か怒ってますか?レオン様」
「怒ってない。フィオは俺が王になったら嬉しいか?」
フィオナはレオンをじっと見つめながら小さく呟いた。
「…嬉しくないです」
「嬉しくないか…まあフィオはそう言うだろうと思ってはいたが」
レオンは顎に手を当てて「ふむ」と考える。
「では、フィオとの婚約はどうにかして解消しなくてはな!」
レオンは楽しそうに笑いながら言った。
フィオナはレオンが出て行った自分の部屋の扉をぼんやりと眺めた。
婚約解消か…
婚約の申入れもレオン様の方からだったのに、何か勝手だなあ。
フィオナは立ち上がると鏡の前に立つ。
真っ直ぐな黒髪に濃茶の瞳。
前世と同じ髪と瞳。
でもそれ以外は全然違う。
ぱっちりした眼、筋の通った鼻、薄い唇。色は白く手足は細く長い。
「自分とは思えない程かわいいわぁ。コルセットしてないのにウェストも細いし。まあ胸はあまり…だけど、まだ16歳だし、今から育つわ。きっと」
前世では中肉中背のごく平均的な日本人だったのだ。
「まあでも私には王妃なんて無理だし、正直、第二王子妃だって荷が重かったから、婚約解消してくれた方が良いわ」
フィオナは鏡に写る自分を見ながら頷いた。
「フィオ、お前、俺が王になったら嬉しいか?」
フィオナの目の前でレオンが仁王立ちしている。
「お…王?」
フィオナの部屋に現れたレオンは、この国の第二王子、御歳18。レオンの婚約者であるフィオナは伯爵家の令嬢で16歳だ。
「何か怒ってますか?レオン様」
「怒ってない。フィオは俺が王になったら嬉しいか?」
フィオナはレオンをじっと見つめながら小さく呟いた。
「…嬉しくないです」
「嬉しくないか…まあフィオはそう言うだろうと思ってはいたが」
レオンは顎に手を当てて「ふむ」と考える。
「では、フィオとの婚約はどうにかして解消しなくてはな!」
レオンは楽しそうに笑いながら言った。
フィオナはレオンが出て行った自分の部屋の扉をぼんやりと眺めた。
婚約解消か…
婚約の申入れもレオン様の方からだったのに、何か勝手だなあ。
フィオナは立ち上がると鏡の前に立つ。
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でもそれ以外は全然違う。
ぱっちりした眼、筋の通った鼻、薄い唇。色は白く手足は細く長い。
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前世では中肉中背のごく平均的な日本人だったのだ。
「まあでも私には王妃なんて無理だし、正直、第二王子妃だって荷が重かったから、婚約解消してくれた方が良いわ」
フィオナは鏡に写る自分を見ながら頷いた。
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