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第一章 異世界に来ちゃった
カミツレ 微R15
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うわぁぁぁぁん!と大声でひとしきり泣いて、その間ティエは俺を布団でくるんで胸に抱いて、ずっとよしよし、って撫でてくれてた。
その内込み上げてきた良くわからない衝動から解放されると、次に襲ってくるのは当然ながら凄まじい羞恥だ。
「わーーーーー!!!」
「今度は何事!!?」
大人しくティエの胸に抱かれてすんすん鼻を鳴らしてた俺がまたも突如叫んで突っ伏したもんだから、流石のティエも仰天している。
いや、だって!ねぇ!?ティエ…まだ裸ですよ…!!俺も裸ですけど!布団にくるまってるし!でもティエはそのまんまですよ。
えっ、寒くないの?ごめんね!?
「お、俺…っ、初めてなのに気持ち良くて…っ!ていうか何かごめん…!!告白の返事もしてないのに、こんな事させて!!」
「…改めて言う程気持ち良かったんだ?」
「!!!うるさいバカーーー!!!」
うわーーーーー!!もうやだ!もう恥ずか死ぬ!!何を言ってももう墓穴掘ってむしろ中に入って埋まるくらいだ!!ダメだ!今の俺は口を開いたらダメだーーー!!!
「スーナオ」
のしっ、とのし掛かってくる重みにドキドキしてしまう。
ふんわり漂うカモミール臭は行為の最中ほど強くはなくて、またほんのり香る癒し程度。一体これは何なんだ?
「ね、ひとまずお風呂入りましょ。流石にワタシも寒くなってきたわ」
「だよね!?ごめんね!?」
「これも流さないといけないしね?」
いつの間にかするりと入り込んできた手が俺の太腿を撫でて、ずっとティエを受け入れていた箇所をぬるりと辿る。
「ぎゃーーー!!バカバカ!!セクハラ!!」
思いっきり枕を叩き付けた俺は悪くないと思うんだ。
ティエは影をまとめる隊長だからローゼンやディカイアスと同じく個室。でも流石に二人よりちょっとだけ部屋が狭い。とは言えやっぱりティエの部屋も物が少なくて、その中で唯一コーヒー関連の物が生活感を醸し出してる。
そんなキッチンを横目に奥の風呂場まで裸のまま腕に抱かれて連れてきてもらいました。
裸のまま…っ!ほんとにね!ほんとにもうね…っ!
「恥ずか死ぬ…っ!!!!」
良いって言ってるのに全身くまなく洗われるし!
な、中に出されたの指で軽く掻き出されるし…っ!それがまた気持ち良くて軽くイかされるし…!!!!
「スナオは照れ屋ねえ」
「ティエがエロいのが悪いと思う!」
今も俺を足の間に挟んだまま抱き締めてくるし!!
こ、こんなの自分の彼女にだってやったことないよ!…プラトニックだったもので。
うぅ~、と唸って下向いてたらティエの指で顎クイって持ち上げられて
「ん…っ」
キスされた。
ちょっと体勢が苦しくて無意識に体の位置を調整するのはティエからのキスが嫌じゃない証。
何度かちゅ、ちゅ、って啄むように唇をくっつけたあと俺の目蓋にキスして離れる。
あれ、もう終わり…?
「………あ~、もっかいヤりてぇ」
気持ち良くてちょっとうっとりしてたらあの18禁ボイスがとんでもない事言い出して思わず湯をかけてしまった。
というかその声やめろ!腰が砕ける!
「バカバカ!セクハラエロ魔人!!大体泣きべそかいてたくせに、開き直るの早い!!」
「そりゃねぇ…?嫌がるかと思ってたスナオから『ちゃんとシよ』なんて言われたらねぇ…」
うっ、そうですね。言いました。
だってあの時は…何か良くわかんないけどどうしてもティエが欲しかったんだ。あれは一体何だったんだろう。頭の中がそんな思いで一杯になって、それしか考えられなくて、あの時にやめる、って選択肢は欠片も浮かばなかった。
今もあのカモミールの香りがふわふわ漂ってるし。
まぁ…さっきみたいにこの匂いでゾクゾクする感じはないんだけど。
なんて思ってたら
「あー、いい匂い…」
と俺の首筋に顔を埋めてすんすん匂いを嗅がれる。
「ん?何か匂う…?」
ティエの使った石鹸はあの大浴場備え付けのドクダミ石鹸と同じ物だったし、何か匂うとしたら石鹸の匂いだと思うんだけど。
「…スナオから甘い花の匂い。なんて言ったかしら…。お茶にもなる花なのよね…」
んん?それって…。
「ああ、あれよ。カミツレ」
なんと!カミツレってカモミールの事だよな…!?
「えっ、それってティエから匂ってるんじゃないの!?」
だってほら、今もティエから漂ってくるよ?この癒される匂い!
「それについては…ちょっと心当たりあるのよねぇ…。その前に質問したいんだけど」
すんすんすんすんティエを嗅いでたら嗅ぎすぎだと引き剥がされた。
いや、だって…俺の匂いじゃなくてティエから匂ってるんだって証明したくて。
「…スナオ、他にも誰かから何か気になる匂い嗅いだことある?」
「ん?」
気になる匂い?
ああ、それなら…。
「ローゼンはペパーミントみたいな匂いするし、ディカイアスはバニラっぽい匂いするんだ。でも二人とも香水つけてないって言うし、あれは何?」
「あー…やっぱりなぁぁ…」
うっ、急に18禁ボイスに戻すのやめて…っ!!何か下腹の辺がきゅん、ってなるから!
「やっぱり?ってどゆこと??」
「うーーーん…言いたくないけど、言わないままとち狂って襲ったら困るものね」
「んん???」
何?何の話??
ティエは一人で嫌そうな顔をしたり、仕方ない、とうんうん頷いたりしばらく百面相してたけど。
「うん。やっぱりその前にもう一回ヤる」
「は!?…んぅ…っ!」
も、もう無理だってーーーーー!!!という内心の叫びも空しく、ティエに口腔内を舐められたり、せっかく綺麗にした箇所を指で弄られたりする内にまたあのカモミール臭が癒しの香りからいやらしい香りに変わって。
「あ…っ、あん…ッ!だめ、きもちぃ…っ!!きもちいい…っああ…っ!!」
声が嗄れるまでヤられました。
手加減って言葉、知ってるかな?
その内込み上げてきた良くわからない衝動から解放されると、次に襲ってくるのは当然ながら凄まじい羞恥だ。
「わーーーーー!!!」
「今度は何事!!?」
大人しくティエの胸に抱かれてすんすん鼻を鳴らしてた俺がまたも突如叫んで突っ伏したもんだから、流石のティエも仰天している。
いや、だって!ねぇ!?ティエ…まだ裸ですよ…!!俺も裸ですけど!布団にくるまってるし!でもティエはそのまんまですよ。
えっ、寒くないの?ごめんね!?
「お、俺…っ、初めてなのに気持ち良くて…っ!ていうか何かごめん…!!告白の返事もしてないのに、こんな事させて!!」
「…改めて言う程気持ち良かったんだ?」
「!!!うるさいバカーーー!!!」
うわーーーーー!!もうやだ!もう恥ずか死ぬ!!何を言ってももう墓穴掘ってむしろ中に入って埋まるくらいだ!!ダメだ!今の俺は口を開いたらダメだーーー!!!
「スーナオ」
のしっ、とのし掛かってくる重みにドキドキしてしまう。
ふんわり漂うカモミール臭は行為の最中ほど強くはなくて、またほんのり香る癒し程度。一体これは何なんだ?
「ね、ひとまずお風呂入りましょ。流石にワタシも寒くなってきたわ」
「だよね!?ごめんね!?」
「これも流さないといけないしね?」
いつの間にかするりと入り込んできた手が俺の太腿を撫でて、ずっとティエを受け入れていた箇所をぬるりと辿る。
「ぎゃーーー!!バカバカ!!セクハラ!!」
思いっきり枕を叩き付けた俺は悪くないと思うんだ。
ティエは影をまとめる隊長だからローゼンやディカイアスと同じく個室。でも流石に二人よりちょっとだけ部屋が狭い。とは言えやっぱりティエの部屋も物が少なくて、その中で唯一コーヒー関連の物が生活感を醸し出してる。
そんなキッチンを横目に奥の風呂場まで裸のまま腕に抱かれて連れてきてもらいました。
裸のまま…っ!ほんとにね!ほんとにもうね…っ!
「恥ずか死ぬ…っ!!!!」
良いって言ってるのに全身くまなく洗われるし!
な、中に出されたの指で軽く掻き出されるし…っ!それがまた気持ち良くて軽くイかされるし…!!!!
「スナオは照れ屋ねえ」
「ティエがエロいのが悪いと思う!」
今も俺を足の間に挟んだまま抱き締めてくるし!!
こ、こんなの自分の彼女にだってやったことないよ!…プラトニックだったもので。
うぅ~、と唸って下向いてたらティエの指で顎クイって持ち上げられて
「ん…っ」
キスされた。
ちょっと体勢が苦しくて無意識に体の位置を調整するのはティエからのキスが嫌じゃない証。
何度かちゅ、ちゅ、って啄むように唇をくっつけたあと俺の目蓋にキスして離れる。
あれ、もう終わり…?
「………あ~、もっかいヤりてぇ」
気持ち良くてちょっとうっとりしてたらあの18禁ボイスがとんでもない事言い出して思わず湯をかけてしまった。
というかその声やめろ!腰が砕ける!
「バカバカ!セクハラエロ魔人!!大体泣きべそかいてたくせに、開き直るの早い!!」
「そりゃねぇ…?嫌がるかと思ってたスナオから『ちゃんとシよ』なんて言われたらねぇ…」
うっ、そうですね。言いました。
だってあの時は…何か良くわかんないけどどうしてもティエが欲しかったんだ。あれは一体何だったんだろう。頭の中がそんな思いで一杯になって、それしか考えられなくて、あの時にやめる、って選択肢は欠片も浮かばなかった。
今もあのカモミールの香りがふわふわ漂ってるし。
まぁ…さっきみたいにこの匂いでゾクゾクする感じはないんだけど。
なんて思ってたら
「あー、いい匂い…」
と俺の首筋に顔を埋めてすんすん匂いを嗅がれる。
「ん?何か匂う…?」
ティエの使った石鹸はあの大浴場備え付けのドクダミ石鹸と同じ物だったし、何か匂うとしたら石鹸の匂いだと思うんだけど。
「…スナオから甘い花の匂い。なんて言ったかしら…。お茶にもなる花なのよね…」
んん?それって…。
「ああ、あれよ。カミツレ」
なんと!カミツレってカモミールの事だよな…!?
「えっ、それってティエから匂ってるんじゃないの!?」
だってほら、今もティエから漂ってくるよ?この癒される匂い!
「それについては…ちょっと心当たりあるのよねぇ…。その前に質問したいんだけど」
すんすんすんすんティエを嗅いでたら嗅ぎすぎだと引き剥がされた。
いや、だって…俺の匂いじゃなくてティエから匂ってるんだって証明したくて。
「…スナオ、他にも誰かから何か気になる匂い嗅いだことある?」
「ん?」
気になる匂い?
ああ、それなら…。
「ローゼンはペパーミントみたいな匂いするし、ディカイアスはバニラっぽい匂いするんだ。でも二人とも香水つけてないって言うし、あれは何?」
「あー…やっぱりなぁぁ…」
うっ、急に18禁ボイスに戻すのやめて…っ!!何か下腹の辺がきゅん、ってなるから!
「やっぱり?ってどゆこと??」
「うーーーん…言いたくないけど、言わないままとち狂って襲ったら困るものね」
「んん???」
何?何の話??
ティエは一人で嫌そうな顔をしたり、仕方ない、とうんうん頷いたりしばらく百面相してたけど。
「うん。やっぱりその前にもう一回ヤる」
「は!?…んぅ…っ!」
も、もう無理だってーーーーー!!!という内心の叫びも空しく、ティエに口腔内を舐められたり、せっかく綺麗にした箇所を指で弄られたりする内にまたあのカモミール臭が癒しの香りからいやらしい香りに変わって。
「あ…っ、あん…ッ!だめ、きもちぃ…っ!!きもちいい…っああ…っ!!」
声が嗄れるまでヤられました。
手加減って言葉、知ってるかな?
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