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番外編
書籍化記念番外編 王立図書館にて ※時間軸は二人の想いが通じた直後頃です
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よく晴れた日の昼下がり。
キエザ王宮の一角にある王立図書館にエドアルドとクラリーチェの姿があった。
「なるほど。これは中々興味深い内容だな」
「はい。この歴史書は通常の視点とは異なった角度で書かれた貴重なものですので、読むたびに新たな発見があるのです」
エドアルドが、クラリーチェが手にした分厚い本を覗き込みながら唸ると、クラリーチェは穏やかに微笑んだ。
クラリーチェは大の読書好きである。空き時間が少しでもあれば本を読むし、自室の壁は一面が本棚になっているほどだ。
その大きな本棚の蔵書を更に充実させるために、好みの本を教えてほしいとエドアルドに誘われて、久しぶりにこの図書館を訪れていた。
図書館の中は二人の他は誰も居らず、ひんやりとした冷たい空気と、黴とインクの入り混じった独特の匂いに満たされた空間は、静寂に支配されている。
「………あなたが今一番興味を唆られる本はどんなものだ?」
「そうですね………『氷の姫君』のお話でしょうか。元は歌劇の演目なのですが、作者が何を意図してああいった内容の物語に仕立てたのかという研究が盛んに行われていて、非常に奥が深いのです。勿論お話の内容も大変面白いので、いつか機会があれば歌劇で見てみたいと思っております」
控え目な笑顔を浮かべて、クラリーチェはテーブルの上に積まれた本の上手にしていた歴史書を置く。
「『氷の姫君』か。私も歌劇で見たことはないな。確か、愛を信じられなくなり、心が氷のように凍りついてしまった美貌の姫君と、放浪の旅を続ける異国の王子の恋物語だったか………」
「そうです。王子からの求婚を受けて姫君が三つの謎掛けをし、それに全て答えられれば求婚を受け入れるという条件を出すのですが、それに対する研究者達の考察が面白いのですよ」
クラリーチェの淡い紫色の瞳がいきいきと輝いているのを、エドアルドは嬉しそうに見つめた。
彼女の笑顔を見るためであれば、何を犠牲にしても厭わないとエドアルドが思っているということなど、クラリーチェは知る由もない。
「どうか、しましたか?」
エドアルドの視線を感じたクラリーチェは、不思議そうに小首を傾げた。
「あ………いや、何でもない。ただあなたが楽しそうにしているのを見ていて、私も楽しくなっただけだ」
エドアルドの言葉に、クラリーチェは一瞬考えるような素振りを見せてから、彼の顔を覗き込んだ。
「そう言えば、エドアルド様はどのような書物を好まれるのですか?やはり、歴史書でしょうか?それとも哲学書のようなものですか?」
「好む本か………。そんな質問をされるのは初めてだな」
唐突に投げかけられた質問に、エドアルドは水色の瞳を細めた。
幼い頃からずっと、この国の王太子として帝王学をはじめとしたさまざまな学問を身に着けてきたエドアルドにとって『本を読む』という行為は勉学のためであって、娯楽的な意味合いのものでは決してなかった。
読書と聞いて真っ先に思い浮かんだのは、ラファエロから受け取った恋物語だったが、まさかクラリーチェにそれを明かすわけにはいかない。
エドアルドは何とか記憶を辿りながら熟考した後、ふっと表情を緩めて思い出したように呟いた。
「幼い頃は、ラファエロによく童話を読み聞かせていた。鷹の姫と漁師の息子の話が特に好きで繰り返し読んでいたな」
ラファエロとの昔話をするエドアルドの表情は、いつも漂わせている厳しさは鳴りを潜め、弟思いの優しい兄のものに変わることをクラリーチェは知っている。
「……それは、確か『リオン』というお話ですね。海の魔物から漁師の息子リオンを助けた鷹の姫が彼と結婚するけれど、リオンが里帰りして帰る途中に問題が起きるという、異種婚姻譚の典型のようなものですが、口は災いの元になるという戒めを、童話の中に織り込んだ素晴らしいものだと思います」
普段はどちらかというとおとなしいクラリーチェだが、やはり本の話題になると饒舌になるようだった。
「その通りだ。……リオンか。懐かしいな」
僅かに目を細めると、エドアルドが微笑んだ。
「確か童話はあちらのほうにあったはずです。今、持ってまいりますね」
クラリーチェは立ち上がると、身に纏ったエドアルドの瞳の色と同じ、水色のドレスの裾をふわりと翻して軽い足取りで書棚の奥へと歩いて行った。
その姿を見送り、エドアルドは先程までクラリーチェが手にしていた本に目を落として、そっと表紙を撫でた後、ゆっくりと本を開いて頁を捲りながら物思いに耽る。
初めて彼女に出会った日のことは、きっと生涯忘れないだろう。
それだけではない。
身分を明かして彼女と再会したとき。
彼女に自分の気持ちを打ち明けて、彼女がそれを受け入れてくれたとき。
彼女とファーストダンスを踊ったとき。
クラリーチェと過ごした日々の全てが、エドアルドにとってはかけがえのない大切なものだった。
窓から差し込む暖かな陽の光に身を委ねながら、エドアルドはゆっくりと椅子に凭れ掛かる。
こんな優しい陽射しのような平穏な日々を、クラリーチェと一緒に過ごせていけたらどんなに幸せだろう。
エドアルドはまだ見ぬ未来に、思いを馳せ、目を閉じた。
「エドアルド様、お持ちしましたよ」
暫くして数冊の童話を抱えたクラリーチェが、エドアルドの元へと戻ってきた。
エドアルドは本を開いたまま俯いているが、返事はない。
「エドアルド様?」
もしかしたら聞こえなかったのだろうかと、クラリーチェはもう一度彼に呼びかけてみるが、全く反応はなかった。
心配になってエドアルドに歩み寄り、彼の顔を覗き込んだ。
「………あら?」
すうっ、と静かな寝息が聞こえてきて、クラリーチェは淡い紫色の瞳を細めた。
優しい陽射しを浴びながら、エドアルドはその場で眠ってしまっていた。
長い金色の睫毛が、目元に大きな影を落としているせいか、その寝顔はひどく美しいのに、疲労の色を強く映し出しているようにも見えた。
「………お忙しいのに、きっと無理をなさって私との時間を作ってくださったのね……」
早朝から深夜まで、それこそ寝る暇も、食事の時間すら満足に取れずに彼が政務を熟している姿を、クラリーチェは何度も目にしている。
少しでも彼の負担を減らしたくて、妃教育の一環として彼の政務を手伝ったりはしているが、そんなものはほんの僅かな量でしかないのは分かっていた。
エドアルドは決して自分の弱った姿を晒そうとしない。
どんなに疲れていようとも、その素振りすらも見せない。
きっとそれは彼の強さなのだろうが、クラリーチェにはエドアルドが無理をしているのではないのかと不安になる時がある。
そんな彼を、支えていきたい。彼のために、彼の助けになれるようになりたい。
初めて見るエドアルドの寝顔を眺めながら、クラリーチェは強くそう思う。
「ほんの僅かな時間でも、ゆっくりお休みくださいね」
クラリーチェはエドアルドの前髪を指で掻き分けると、その額へと優しく口づけを一つ落とした。
(どうか、こんな穏やかで優しい日々がずっと続きますように………)
窓の外で、潮風が木々を揺らした。
「ん…………」
ばさり、と本が落ちる音がして、エドアルドははっと瞼を持ち上げた。
「おはようございます、エドアルド様。ご気分はいかがですか?」
すぐ近くでクラリーチェの声がして、エドアルドはまだぼんやりとしている視界を確認しようと目を瞬いた。
「………ここは、図書館か?」
状況をよく呑み込めず、エドアルドは目を擦りながら辺りを見回した。
「はい。エドアルド様が誘ってくださって……私が本を探しに行って戻ってきたときにはもうお休みになられていました。あまりによくお休みになられていたので、起こすのが忍びなくて……」
クラリーチェは申し訳なさそうに顔を顰めた。
「いや、自分で誘っておきながら、眠りこけてしまうとは……すまなかったな」
「大丈夫です。私は、エドアルド様と一緒に過ごせるだけで、幸せですから」
クラリーチェは花が開くような嫋やかな笑みを浮かべると、エドアルドは少し照れくさそうな笑みを返した。
「これからは、ずっと一緒にいられるようになる。………楽しみだな」
「はい」
気が付くと傾き始めた日が、強い赤みを帯びて室内を照らし出して、二人の影を大きく映し出していた。
ゆっくりと、その影が重なり合う。
「エドアルド様……」
クラリーチェの華奢な体が、エドアルドの腕の中に、すっぽりと閉じ込められていた。
「………今はまだ、二人きりで過ごす時間は貴重だ。……だから、少しの間でいいから、こうしてあなたを感じさせてくれ………」
耳元に甘い吐息を感じて、クラリーチェは眩暈がするほどに胸が高鳴るのを自覚する。
見る見るうちに赤く染まっていく頬を、夕日のせいにしながら、クラリーチェはエドアルドから与えられる幸福感に浸るのだった。
***あとがき***
いつも拙作をお読みいただきありがとうございます。
このお話は、新婚旅行編への伏線で本と演劇のお話になっております。
お気付きの方もいらっしゃるでしょうが、『氷の姫君』の元ネタはオペラの名作『トゥーランドット』、そして『リオン』のお話はイタリアの古い童話『リオンブルーノ』というお話です。
興味がございましたら、是非調べてみてくださいね。
キエザ王宮の一角にある王立図書館にエドアルドとクラリーチェの姿があった。
「なるほど。これは中々興味深い内容だな」
「はい。この歴史書は通常の視点とは異なった角度で書かれた貴重なものですので、読むたびに新たな発見があるのです」
エドアルドが、クラリーチェが手にした分厚い本を覗き込みながら唸ると、クラリーチェは穏やかに微笑んだ。
クラリーチェは大の読書好きである。空き時間が少しでもあれば本を読むし、自室の壁は一面が本棚になっているほどだ。
その大きな本棚の蔵書を更に充実させるために、好みの本を教えてほしいとエドアルドに誘われて、久しぶりにこの図書館を訪れていた。
図書館の中は二人の他は誰も居らず、ひんやりとした冷たい空気と、黴とインクの入り混じった独特の匂いに満たされた空間は、静寂に支配されている。
「………あなたが今一番興味を唆られる本はどんなものだ?」
「そうですね………『氷の姫君』のお話でしょうか。元は歌劇の演目なのですが、作者が何を意図してああいった内容の物語に仕立てたのかという研究が盛んに行われていて、非常に奥が深いのです。勿論お話の内容も大変面白いので、いつか機会があれば歌劇で見てみたいと思っております」
控え目な笑顔を浮かべて、クラリーチェはテーブルの上に積まれた本の上手にしていた歴史書を置く。
「『氷の姫君』か。私も歌劇で見たことはないな。確か、愛を信じられなくなり、心が氷のように凍りついてしまった美貌の姫君と、放浪の旅を続ける異国の王子の恋物語だったか………」
「そうです。王子からの求婚を受けて姫君が三つの謎掛けをし、それに全て答えられれば求婚を受け入れるという条件を出すのですが、それに対する研究者達の考察が面白いのですよ」
クラリーチェの淡い紫色の瞳がいきいきと輝いているのを、エドアルドは嬉しそうに見つめた。
彼女の笑顔を見るためであれば、何を犠牲にしても厭わないとエドアルドが思っているということなど、クラリーチェは知る由もない。
「どうか、しましたか?」
エドアルドの視線を感じたクラリーチェは、不思議そうに小首を傾げた。
「あ………いや、何でもない。ただあなたが楽しそうにしているのを見ていて、私も楽しくなっただけだ」
エドアルドの言葉に、クラリーチェは一瞬考えるような素振りを見せてから、彼の顔を覗き込んだ。
「そう言えば、エドアルド様はどのような書物を好まれるのですか?やはり、歴史書でしょうか?それとも哲学書のようなものですか?」
「好む本か………。そんな質問をされるのは初めてだな」
唐突に投げかけられた質問に、エドアルドは水色の瞳を細めた。
幼い頃からずっと、この国の王太子として帝王学をはじめとしたさまざまな学問を身に着けてきたエドアルドにとって『本を読む』という行為は勉学のためであって、娯楽的な意味合いのものでは決してなかった。
読書と聞いて真っ先に思い浮かんだのは、ラファエロから受け取った恋物語だったが、まさかクラリーチェにそれを明かすわけにはいかない。
エドアルドは何とか記憶を辿りながら熟考した後、ふっと表情を緩めて思い出したように呟いた。
「幼い頃は、ラファエロによく童話を読み聞かせていた。鷹の姫と漁師の息子の話が特に好きで繰り返し読んでいたな」
ラファエロとの昔話をするエドアルドの表情は、いつも漂わせている厳しさは鳴りを潜め、弟思いの優しい兄のものに変わることをクラリーチェは知っている。
「……それは、確か『リオン』というお話ですね。海の魔物から漁師の息子リオンを助けた鷹の姫が彼と結婚するけれど、リオンが里帰りして帰る途中に問題が起きるという、異種婚姻譚の典型のようなものですが、口は災いの元になるという戒めを、童話の中に織り込んだ素晴らしいものだと思います」
普段はどちらかというとおとなしいクラリーチェだが、やはり本の話題になると饒舌になるようだった。
「その通りだ。……リオンか。懐かしいな」
僅かに目を細めると、エドアルドが微笑んだ。
「確か童話はあちらのほうにあったはずです。今、持ってまいりますね」
クラリーチェは立ち上がると、身に纏ったエドアルドの瞳の色と同じ、水色のドレスの裾をふわりと翻して軽い足取りで書棚の奥へと歩いて行った。
その姿を見送り、エドアルドは先程までクラリーチェが手にしていた本に目を落として、そっと表紙を撫でた後、ゆっくりと本を開いて頁を捲りながら物思いに耽る。
初めて彼女に出会った日のことは、きっと生涯忘れないだろう。
それだけではない。
身分を明かして彼女と再会したとき。
彼女に自分の気持ちを打ち明けて、彼女がそれを受け入れてくれたとき。
彼女とファーストダンスを踊ったとき。
クラリーチェと過ごした日々の全てが、エドアルドにとってはかけがえのない大切なものだった。
窓から差し込む暖かな陽の光に身を委ねながら、エドアルドはゆっくりと椅子に凭れ掛かる。
こんな優しい陽射しのような平穏な日々を、クラリーチェと一緒に過ごせていけたらどんなに幸せだろう。
エドアルドはまだ見ぬ未来に、思いを馳せ、目を閉じた。
「エドアルド様、お持ちしましたよ」
暫くして数冊の童話を抱えたクラリーチェが、エドアルドの元へと戻ってきた。
エドアルドは本を開いたまま俯いているが、返事はない。
「エドアルド様?」
もしかしたら聞こえなかったのだろうかと、クラリーチェはもう一度彼に呼びかけてみるが、全く反応はなかった。
心配になってエドアルドに歩み寄り、彼の顔を覗き込んだ。
「………あら?」
すうっ、と静かな寝息が聞こえてきて、クラリーチェは淡い紫色の瞳を細めた。
優しい陽射しを浴びながら、エドアルドはその場で眠ってしまっていた。
長い金色の睫毛が、目元に大きな影を落としているせいか、その寝顔はひどく美しいのに、疲労の色を強く映し出しているようにも見えた。
「………お忙しいのに、きっと無理をなさって私との時間を作ってくださったのね……」
早朝から深夜まで、それこそ寝る暇も、食事の時間すら満足に取れずに彼が政務を熟している姿を、クラリーチェは何度も目にしている。
少しでも彼の負担を減らしたくて、妃教育の一環として彼の政務を手伝ったりはしているが、そんなものはほんの僅かな量でしかないのは分かっていた。
エドアルドは決して自分の弱った姿を晒そうとしない。
どんなに疲れていようとも、その素振りすらも見せない。
きっとそれは彼の強さなのだろうが、クラリーチェにはエドアルドが無理をしているのではないのかと不安になる時がある。
そんな彼を、支えていきたい。彼のために、彼の助けになれるようになりたい。
初めて見るエドアルドの寝顔を眺めながら、クラリーチェは強くそう思う。
「ほんの僅かな時間でも、ゆっくりお休みくださいね」
クラリーチェはエドアルドの前髪を指で掻き分けると、その額へと優しく口づけを一つ落とした。
(どうか、こんな穏やかで優しい日々がずっと続きますように………)
窓の外で、潮風が木々を揺らした。
「ん…………」
ばさり、と本が落ちる音がして、エドアルドははっと瞼を持ち上げた。
「おはようございます、エドアルド様。ご気分はいかがですか?」
すぐ近くでクラリーチェの声がして、エドアルドはまだぼんやりとしている視界を確認しようと目を瞬いた。
「………ここは、図書館か?」
状況をよく呑み込めず、エドアルドは目を擦りながら辺りを見回した。
「はい。エドアルド様が誘ってくださって……私が本を探しに行って戻ってきたときにはもうお休みになられていました。あまりによくお休みになられていたので、起こすのが忍びなくて……」
クラリーチェは申し訳なさそうに顔を顰めた。
「いや、自分で誘っておきながら、眠りこけてしまうとは……すまなかったな」
「大丈夫です。私は、エドアルド様と一緒に過ごせるだけで、幸せですから」
クラリーチェは花が開くような嫋やかな笑みを浮かべると、エドアルドは少し照れくさそうな笑みを返した。
「これからは、ずっと一緒にいられるようになる。………楽しみだな」
「はい」
気が付くと傾き始めた日が、強い赤みを帯びて室内を照らし出して、二人の影を大きく映し出していた。
ゆっくりと、その影が重なり合う。
「エドアルド様……」
クラリーチェの華奢な体が、エドアルドの腕の中に、すっぽりと閉じ込められていた。
「………今はまだ、二人きりで過ごす時間は貴重だ。……だから、少しの間でいいから、こうしてあなたを感じさせてくれ………」
耳元に甘い吐息を感じて、クラリーチェは眩暈がするほどに胸が高鳴るのを自覚する。
見る見るうちに赤く染まっていく頬を、夕日のせいにしながら、クラリーチェはエドアルドから与えられる幸福感に浸るのだった。
***あとがき***
いつも拙作をお読みいただきありがとうございます。
このお話は、新婚旅行編への伏線で本と演劇のお話になっております。
お気付きの方もいらっしゃるでしょうが、『氷の姫君』の元ネタはオペラの名作『トゥーランドット』、そして『リオン』のお話はイタリアの古い童話『リオンブルーノ』というお話です。
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