君と俺の復讐劇

むーあ

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復讐劇その2

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パッと目を覚ました。
見知らぬベットと天井...。

ここはどこだと起き上がろうとした瞬間、頭に痛みが走る。

「・・・っ!!」

頭を抱えると何かザラザラした手触りがした。布が巻かれているのか?怪我しているのだろう。触りすぎると気分が悪くなり吐き気を催した。

とりあえず、ベットから降りるため立ち上がる。何故か立ち上がると違和感を覚えた。

「目線が...低い?」

急いで近くにある姿鏡に駆け寄る。そこには俺...ではなくアメジストのような目と白髪の小さく可愛らしい男の子が目の前にいた。

自分を見ていたらまた頭が痛くなる。先程よりももっと強く。

「あ...あぁ!あぁぁあ!!」

膨大な量の記憶が俺の中に流れてくる。フラッシュバックしては消えていく。

俺の声を聞きつけたのか、誰かが部屋に入ってきたがそのまま意識を失った。

夢を見た。目の前にずっとずっーと大きな獣が俺を見下ろしていた。

「我が名はアルトロ。貴殿の願いをしかと受けとった。」

「願い?」

なんの事だか分からず聞き返す。

「生き返りたいと、復讐したいと願っただろう?」

「あ、あぁ。願った。君は誰なんだ?ここは知らないところだ。異世界なのか?そうだとしたら復讐が出来ないじゃないか」

早口でまくし立てる。

「我はアルトロ。厄災の神である。人の負の感情を餌として生きる者。貴殿の憎しみ、恨みに惹かれてきた。先程の話だが、復讐は出来る。3日前、異世界からの召喚が行われた際、神子役として奴をよんだ。」

「異世界からの召喚?」

「そうだ。この世界には魔物というのがいて、人の手に負えなくなる程数が増えた時、召喚の儀が行われる。」

魔物は知ってる。人を攻撃する強い生き物というものを小説で読んだことがある。

「これから、契約を行う。我は主を気に入った。我は貴殿の負の感情を糧とし、貴殿は我の力を使うことが出来る。どうだ?」

力のない俺は今は何も出来ない。なら契約をして力を使う方がいいんじゃないかと考えた。

「わかった。契約を結ぶ。」

「では、『我、今ここにアルトロと契約を結ぶ』と言ってくれ。これを言うと契約完了だ。」

と言われたのでそんなことで結べるのかと思いつつ言う。

すると、目の前が光り、俺は目が覚めた。

目が覚める直前、アルトロは

「必要に応じて出てこよう。アルトロ、そう名を呼べ主。」

と言っていた。



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