君と俺の復讐劇

むーあ

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復讐劇その3

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気絶してからどのくらい寝ていたのだろうか。起きた時には外は真っ暗だった。全ての記憶が戻り、この子の辛い記憶が引き出される。

出来事は今から2週間前だった。

その日は1人で本屋に立ち寄っていて、事件はその帰りに起こった。
盗賊に攫われ犯され拷問されて精神的苦痛と出血多量によりこの子...いや、ミケルは死んだ。死んだ後、捨てられたこの体は俺を探していた屋敷の人によって見つかった。

だが、この子の魂は死んだ後すぐに去っており俺がこの子の中に入り目を覚ましたから周りの人達は助かったと思っているのだろう。

心の奥底から恐怖や負の感情が湧き出てくる。ミケル・ランジェアは可哀想な子だ。苦しんで苦しんでこの世を去ったのだから...。

既に心は黒く染まり皆、許さないと言って体が悲鳴を上げていた。

今は無力である子供をえんじる。全身痛くて動けないから助けが必要だ。暫く大人しくしておかないと...。

そう思っていると突然

「ぐぅぎゅるる~」

とお腹がなった。多分、気を失ってからなんも口にしてないドアの外には見張りもいるしもってきてもらおうと頼んだところ、快く引き受けてくれた。

10分もすると、ドアがノックされて食事が運ばれてきた。

「目覚めたばかりなので胃に優しい食事を用意致しました。」

先程の見張りではなく、この家の執事がもってきていた。机の上には、おかゆと果物が沢山運ばれる。

「ありがとう」

お礼を伝えミケルの日課だった明日の予定を聞かせてもらう。

「ご無理なさらず、目覚めたばかりなのだから休んでいてください。」

明日は何もないらしい。そう受け取ることにした。
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