【プロット】ミコナとかぷせるあにまるず

せんのあすむ

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お互いがいれば

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「おまたせいたしました。パンケーキでございます」

「おーっ! これだこれ!」

注文したパンケーキは、当然のようにハカセの前に置かれた。それをハカセがウルの前に差し出すと、ウルが満面の笑顔に。

「んふふ~♡」

自分の体よりも大きなフォークを器用に使いパンケーキを切り分けて、でもウルは見た目どおりの<犬食い>で食べ始めました。フォークで食べるのはさすがに大変だからです。

「あ~! やっぱり美味しい♡ ハカセもどうぞ」

自分は犬食いするのに切り分けたのは、ハカセにも勧めるためでした。

「ありがとう。じゃあ、いただくよ」

ハカセは当然、フォークを使って食べます。するとウルが、

「実はこうやって犬食いしてみたかったんだ。さすがにルリアだった頃は憚られたけど、この姿なら別に変じゃないからね」

モリモリとパンケーキに噛り付きつつ、嬉しそうに。そして、

「次はみんなで、と思うけど、僕たちが揃うといろいろ騒々しくなるかな」

とも。

「そうかもね。じゃあ、お土産にテイクアウトも頼もうか」

ウルの姿を目を細めて見ていたハカセの提案にも、

「ありがとう」

笑顔になります。

そんなハカセとウルのやり取りを、周りのお客が目を丸くしながら見ています。

喋るペットロボットは珍しくないですけど、まさかパンケーキまで食べられるなんて。という驚きでした。

ただ、

「あのオジサン、ペットロボットとデートとか、サミシイ人だね」

「ちょっと、やめなよ~、カワイソウでしょ~」

とか、こそこそ言ってる人も中にはいます。

だけど、ハカセもウルも、たとえそういうのが耳に入っても、いい気はもちろんしませんけど、そんなに気にもしません。お互いがいれば、気にしないようにできるんです。

だから幸せなんです。

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