【プロット】ミコナとかぷせるあにまるず

せんのあすむ

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ミコナ

それが一番、安心できる

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新しい結末は、誰もが救われる、ホッとできるものでした。正直なところ、演じているタムテルでさえ、

『こんなご都合主義な終わり方とか……!』

と思ってしまうものでした。でも……でも、たぶん、元の結末を考えたら、まだこっちの方が納得できた。

身勝手な人達のために自分を犠牲にする宇宙人の気持ちなんて全く分からなかった。だからやる気なんて少しも出なかった。けれど、この結末なら、納得はできないけど、少なくとも嫌じゃない。

そう、嫌じゃないんです。

不思議です。納得できないのに嫌じゃない。

たぶん、タムテルにとって一番納得できる結末は、

『こんな身勝手な人間達なんて毒でみんな死んでしまえばいいんだ!』

だったでしょう。だから実は、セイラが出した、

『私は、宇宙人の仲間が迎えに来て、ひどいことをした人々に宣戦布告するのがいいと思います』

という案について、驚きはしたものの、内心では、

『それがいい』

と考えてしまっていたりもしたんです。ただ、さすがにそれは他のみんなが納得できなかったから、ミコナの案に落ち着いた。すごく無難で、すごくつまらない。

だけど、『つまらない結末』『退屈な結末』こそが、もしかしたら現実では一番収まりがいいのかもしれません。だって、『毒でみんな死んでしまう』という結末じゃ、科学者達の努力が報われないし、せっかく大人達のおかしさに気付いた男の子と女の子も救われない。それで本当にいいんですか?という話になりますからね。

科学者達の努力も報われて、男の子と女の子も救われて、宇宙人も犠牲にならなかった。

それが一番、安心できるじゃないですか。

なにより、史実でも実際に毒を出さないようになっていったんですから。

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