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ミコナ
そしてついにその時が
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そしてついにその時がきました。期日を二日後に控え、
「完成だ……」
ハカセがそう呟きます。そして机の上には、一個のカプセルが。そう。ここに魂が入ることにより、
<かぷせるあにまる>
になるんです。けれど、本当に完成しているのか、成功するのか、それは試してみないと分かりません。それでも一応、ウル達のそれを作った時の不具合は発見されて、解消されています。その不具合の所為で、本当の容量がシステムに反映されず、五分の一程度しか使えなかった。なのでルリアの魂は五つに分割され、いえ、正確には分割されたんじゃなく、五つのかぷせるあにまるを一つの依り代として機能していたんです。
けれどその状態は本来の仕様ではなかったことでルリアの人格は再現されず、記憶だけが共有されている状態だったのです。
一方、新しく完成したものは、ちゃんとその部分が機能する。
……はず。
セイラやエティトから依頼されていた分もすでに出来上がっています。あとは実際に予定通りに機能するかどうか。
そのためには、起動してみるしかない。そしてそれには、ルリアしか心当たりがない。
そこで、ハカセは、ミコナとカリナも研究室に呼び、
「じゃあ、起動するよ……」
言いながらスイッチに指を置くと、
「私も、一緒に……」
ミコナも手を伸ばし、
「カリナも一緒に」
カリナを見てそう言ったのでした。
そんなミコナの真っ直ぐな視線に、戸惑っていたカリナも手を伸ばします。
「3…2…1……」
結果としてかぷせるあにまるは完成していました。そして約束の日。
「お邪魔いたします」
そう言ってリビングに入ってきたセイラの前で、
「初めまして。ルリアと申します」
イルカの形をしたかぷせるあにまるが深々と頭を下げたのでした。
「完成だ……」
ハカセがそう呟きます。そして机の上には、一個のカプセルが。そう。ここに魂が入ることにより、
<かぷせるあにまる>
になるんです。けれど、本当に完成しているのか、成功するのか、それは試してみないと分かりません。それでも一応、ウル達のそれを作った時の不具合は発見されて、解消されています。その不具合の所為で、本当の容量がシステムに反映されず、五分の一程度しか使えなかった。なのでルリアの魂は五つに分割され、いえ、正確には分割されたんじゃなく、五つのかぷせるあにまるを一つの依り代として機能していたんです。
けれどその状態は本来の仕様ではなかったことでルリアの人格は再現されず、記憶だけが共有されている状態だったのです。
一方、新しく完成したものは、ちゃんとその部分が機能する。
……はず。
セイラやエティトから依頼されていた分もすでに出来上がっています。あとは実際に予定通りに機能するかどうか。
そのためには、起動してみるしかない。そしてそれには、ルリアしか心当たりがない。
そこで、ハカセは、ミコナとカリナも研究室に呼び、
「じゃあ、起動するよ……」
言いながらスイッチに指を置くと、
「私も、一緒に……」
ミコナも手を伸ばし、
「カリナも一緒に」
カリナを見てそう言ったのでした。
そんなミコナの真っ直ぐな視線に、戸惑っていたカリナも手を伸ばします。
「3…2…1……」
結果としてかぷせるあにまるは完成していました。そして約束の日。
「お邪魔いたします」
そう言ってリビングに入ってきたセイラの前で、
「初めまして。ルリアと申します」
イルカの形をしたかぷせるあにまるが深々と頭を下げたのでした。
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