転生先は男女比50:1の世界!?

4036(シクミロ)

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ルベリオル学園

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ルベリオル学園は、アーレイ皇国にある学園だ。
貴族の子女は皆、15歳になったらルベリオル学園に入学することが義務付けられている。
それにより、数少ない貴重な女子は皆、その学園に在籍するため、ルベリオル学園は男性の競争率がヤバい。
本当にヤバい。
倍率がバカ高い。
だが、そのおかげで、優秀なものだけが学園の門をくぐれるため、
女子たちの絶好の狩場となっている。男子は入学さえすれば、貴重な女子に会い、婚約者になれることができる
非常に非常に非常に貴重な機会に恵まれるため、男子・女子ともにwinwinな関係が構築されている。
平民の女子も希望すればwelcomeされるし、国外の女子も希望すればwelcomeされるが、
平民男性は貴族男性に権力や財産という点ではどうしても劣ってしまうため、平民の女性が
貴族男性に目移りしてしまう可能性が高めだ。だからこそ、わざわざ大切な女子を逃す機会をつくるという
馬鹿なことはせず、大切に大切に家の中で囲う。
また、どんな国も大変貴重である女子をわざわざ国外にだそうとはしないので、
平民女子や国外女子の入学は、滅多に、というか、全く、そのようなことは起きない。
たまーーーに、平民女子が貴族男性を見かけてしまい、平民男性が折れた場合には、入学することもあるにはあるが
プライドの高く我儘で傲慢で権力のある貴族子女が学園には在籍しているため、入学する前と同じように、女王様・お姫様になることはできない。結果、その待遇に我慢できなくなり、もれなく退学。
平民男性たちの元に帰り、女王様・お姫様となるので、18歳の卒業まで在籍していた平民女子は存在しない
し、
これからも存在しない。
そのはずだったが......









「は!?平民の女性が入学するっていいました!?!?!?」
皇太子の執務室に第一側近の驚愕の声が響き渡った。
「あぁ」
組んだ手に顎を乗せながら
驚愕の面持ちの第一側近を楽しそうに見ている皇太子ーーーベリアン・ヴォルフォード・アーレイ
は、ゆったりと色気を放ちまくっている赤い目を細めた。
「いや!"あぁ"じゃないですよ!!!!!なに、そんな冷静なんですか!?!?状況わかってます!?!?
100年ぶりですよ!!100年ぶり!!!」
「そうだな」
「そうだなじゃないわ!!!!!」
ハァハァと一人息切れしているツッコミ男は、第一側近の一人、レチアン・バール
バール侯爵家の長男で、時期当主である。
「はーーーーーーーーっ。アンタのせいで、もう一気に疲れました。...で?どんな子なんです??」
通常、皇太子に向かって”アンタ”などと呼べば、一発で不敬罪になるが、
ベリアンが「面白い」と放置しているので許されている。
「サーティというらしい。」
それだけしか言わないベリアン
「......私で遊んでいるんですか?まさか情報がそれだけとは言いませんよね?」
ベリアンは楽しそうに笑いながら続けた。
「そんなに聞きたいなら、教えてやろう。名はサーティ。亜麻色の髪に琥珀色の瞳。
容姿は影によると極上らしい。あの影たちが珍しく、顔を真っ赤にして帰ってきた上、
陛下と俺に報告するさいも少し上の空だったからな」
「..............。」
驚きすぎて声が出ないレチアン。
(この最凶とよばれる殿下を前にして上の空!?いや、それどころか、この国の最高権力者で優しげに見えるが、恐ろしい魔物を飼っている陛下を前にしても!?)
サーティという見知らぬ少女の美貌に対して恐怖心が湧いてきたレチアンだった。が、
次の一言で恐怖心は警戒心に変わった。
「だが、一つ。異常なことがあった。」


 ーーーーサーティという少女の家の周りに張ってあった結界は闇の力が込められており、ひどく強力。
     影たちが10人がかりでやっと壊すことが可能だが、壊した瞬間何が起こるかわからないため、
     家の中の様子が全くわからない






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