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第二章
第25話 死闘 その2
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剣を深々と眼球に突き刺されたまま、ゲージャが顔を大きく振った。
『ぐがあああ!』
いくらドラゴンとはいえ、刃物で眼球を潰されては、そのダメージは計り知れまい。生物であればそこは神経の塊なのだから。
『ぐおおお……な、なんだ。一体何をされたのだぁ!?』
ゲージャが器用に、翼の先の爪で、目に刺さった剣を引き抜いて、そう言った。
明らかに、その声は戦慄に震えていた。
奴からすれば、突然自分の目の中に剣が埋まったのだ。いくら幹部魔物とはいえ、その不可解な現象は恐怖でしかないはずだ。
俺は、ちらりと城壁の少女を見る。
彼女と目が合った。
彼女はコクリと頷いた。
少なくとも俺にはそう見えた。
(よし、今のは『防御は任せて!』の意味だと勝手に解釈するぞ!)
俺は、再びゲージャの真下にダッシュする。
コイツの背中側は固い殻に覆われている。恐らくショートソードでは歯が立たないだろう。
しかし言っても爬虫類の仲間、のようなものだ。通るところは限定されるが、ある!
ズズズブッ!
俺は持っていたショートソードを、ゲージャの腹部近く、尻尾の付け根部分にまたしても根元まで突き刺した。
『うぐがあああ!』
慌てて、ゲージャがその周辺を爪で薙ぎ払う。
しかし、そんなのはこっちも予想済みだ。俺は既に剣を手放してその場を離れている。
ヒットアンドアウェイ。
アクションゲームのボス戦の基本だ。
俺はゲージャが投げ捨てたバスタードソードに走りより、そいつを拾い上げた。
『な……なんだというのだ? まさか、魔法使いがいるのか? 姿を隠す魔法とでもいうのか?』
おお、良い線いってるじゃないか。お前さんからすればほぼ正解だよ。
奴の問いに答えることなく俺は、すでに切断した、奴の足の断面に剣を振るった。
ズバッ!
致命打にはなるまいが。ダメージの蓄積にはなる。
HPがあるゲームの世界ではないのだ。削る為には数センチでも傷をつけ続けるしかない。
奴のやみくもの攻撃をかわし、斬り、時に距離を取り、死角に回り込み、斬る。運悪く奴の攻撃の軌道に入ってしまった時は、城壁の彼女の魔法が俺を守ってくれた。
そうして地味に、翼の先の爪を二本切断し、小さな斬り傷をなんとか十数か所ほどつけた。
確かに消耗させてはいる。しかし、これではいまいち決定打に欠ける状態だった。
『おのれ、そこか! ここか!』
ゲージャの、ランダムに周囲を薙ぎ払う攻撃も、俺を近寄らせないための動作になって来ていた。
くそ、もう無闇に近寄れない。
やつは完全に、俺の存在を認知できないまま、認識していた。
『やはり何かいる。貴様、魔法使いだな? ならば!』
そう言うと、ゲージャは翼を畳み、身を守るような体制を取った。
『ぐおおおおああ……』
そしてくぐもった唸り声をあげる。
例えるなら、そう。まるで何か力を溜めているかのような。
ん? 力を溜める?
俺が自分の揶揄にピンと来た瞬間。
ゲージャが、大きな咆哮と共に、翼を真横に薙ぎ払った。
ちょ、これ、やばっ!
ゲージャから、奴を中心に衝撃波が発せられた。
まるでフェリエラに殺された時のような。あの数十倍の質量の攻撃だった。
衝撃波を受け、砦の城壁には、まるで恐竜が爪で薙ぎ払ったかのような傷がついていた。
木でできた砦の門は、今の攻撃で真っ二つに切り裂かれている。
俺の背後にあった樹木は、地面からおよそ一メートル分の幹を残して、それより上は全てが吹き飛んでいた。
俺も、みぞおちから上にかけて、跡形もなく吹き飛んでいた。
……はずだった。
しかし、俺の周りだけ、いや、俺の正面にだけ展開された謎の見えない防壁によって、俺の身体は無傷だった。
城壁の少女によるものだ。
(あ、あぶねえ! 二連続で腹から真っ二つにされて死ぬところだった。助かった!)
俺は、感謝の意を込めて、城壁の上を見上げた。
しかし、俺を守ってくれた少女は、もう完全に力を使い果たすかのように壁に寄りかかり、立っているのがやっとの状態だった。
よく考えたら、伝説の竜のブレスを、真正面から二回防いでいるのだ。
それだけでも本来ならば限界のはずだ。きっと。
(早く決めないと、次はねぇ!)
しかし、見るとそれはゲージャも同じだったようで、荒い呼吸を吐きながら、それに合わせて大きく体を上下に動かしていた。ありがちな表現を用いるならば『魔力切れ』のような状態にあるようだった。
そうでなければ困る。あんな攻撃を何度も撃たれてたまるかっての。
『やったか……どうなのだ、分からぬ……。しかし、やったはずだ』
倒したことを信じているのか、それとも回復の為か、ゲージャは少し止まったまま、あたりを窺うように静かに呼吸を繰り返していた。
(もう彼女は俺を守れない。次を最後の一撃にしなくては)
俺に残されたチャンスは少ない。
彼女の魔法に頼れない以上、さっきまでのような削り合いはもう出来ない。
ではどうやって隙を突くべきか。
圧倒的な隙を。
……見れば、いつの間にか、奴の腹に突き刺さっていた俺のショートソードが、数メートル先に落ちていた。先程の衝撃波で抜け落ちて転がって来たようだ。
ゲージャの視線は今、自分の足元付近に向いている。俺の気配を探ろうと集中しているようだ。
俺は今、ゲージャの右後方に位置している。
今までの検証が正しければ、俺の声は魔物には聞こえない。
(これだ!)
俺は、一つ一つのピースを瞬時に組み上げ、一つの作戦を導き出した。
「おい!」
城壁に向かって声をかける。
少女は疲労困憊だったが、その横で彼女に肩を貸している二人が俺の方を向いた。
ゲージャはその様子に気づいていない。
「ヤツの注意を引いてくれ!」
「「え!?」」
俺の言葉に、二人が同時に声を上げた。
その瞬間、その声に反応したゲージャが、城壁の二人を見た。
そして。
カーン。
ゲージャの左後方の方で乾いた音がした。
それは、素早く拾い上げ、天高く放り投げられた俺のショートソードが地面に落下した音だった。
その音に、その剣に反応して、城壁の二人が同時に、落下したショートソードを見た。
そして……。
その二人の反応をゲージャは見た。
『そこかあああああ!』
ゲージャは二人が見た方向めがけて、残された左足を軸に、全力で右の爪を振るった。
どんなスポーツでも、どんな格闘技でも、そしてどんな格闘ゲームでもそうである。
隙が生まれる瞬間。
それは、全力の攻撃が空振りに終わった時である。
「はあああぁ!」
渾身の薙ぎ払いを空振り、隙だらけになった奴の軸足に、俺は今度こそ全力の一撃を叩きこんだ。
ボシュッ!
思いっ切り振り抜いた。
さすがに一刀で切断は出来なかったが、踵から半分ほどまで切り込みを入れることができた。右足の無い状態では、これで十分だろう。
『があああああ!』
叫び声をあげて、ゲージャが横に倒れる。もうこれで立ち上がることは出来まい。
「終わりだあぁぁ!!」
俺は、倒れたゲージャの首もとの中心めがけて、一直線に剣を突き立てた。
ドシュッ!
ブシャアアー!!!
信じられない量の黒い体液が噴き出た。
これが魔物の血液なのだとしたら、十分致死量の出血だろう。
しかし油断はならない。
俺はその剣を奴の腹部の方めがけて力を籠めると、大きく切り裂きながら引き抜いた。
ブシャアア!!
再び、傷口から黒い噴水が上がる。
『ゴボボ、ゴバ、ゴババボ……』
そして、口から溢れる血に溺れ、しばらく苦しそうにもがいていたゲージャだったが、やがてゆっくりと目を閉じ動かなくなった。
……。
場を永劫とも思われる静寂が支配した。
俺はゆっくりとゲージャから離れると、城壁の三人を見上げた。
そして剣を天高く掲げた。
「か、彼が、魔獣ゲージャを打ち倒したぞ!!!」
うおおおおおおおおお!!!!
砦中の兵が叫んでいるのだろうか?
それほどの大音量が、ダグシェワの砦中にこだました。
うおお、つ、疲れた……。
俺は、その場で尻もちをつくと、ゆっくりと大の字に寝転がった。
……あ、やば。
寝転がって目を閉じた瞬間に、今世紀最大の睡魔が襲ってきた。どうやら精神も肉体も、あらゆる部分が悲鳴を上げていたようだ。
まあ、いいか。優しく運んでくれよな。
もはや抗う気すら起きなかった俺は、そのまま疲れと共に深い眠りに落ちて行ったのだった。
(第26話 『魂の再会 その1』へつづく)
『ぐがあああ!』
いくらドラゴンとはいえ、刃物で眼球を潰されては、そのダメージは計り知れまい。生物であればそこは神経の塊なのだから。
『ぐおおお……な、なんだ。一体何をされたのだぁ!?』
ゲージャが器用に、翼の先の爪で、目に刺さった剣を引き抜いて、そう言った。
明らかに、その声は戦慄に震えていた。
奴からすれば、突然自分の目の中に剣が埋まったのだ。いくら幹部魔物とはいえ、その不可解な現象は恐怖でしかないはずだ。
俺は、ちらりと城壁の少女を見る。
彼女と目が合った。
彼女はコクリと頷いた。
少なくとも俺にはそう見えた。
(よし、今のは『防御は任せて!』の意味だと勝手に解釈するぞ!)
俺は、再びゲージャの真下にダッシュする。
コイツの背中側は固い殻に覆われている。恐らくショートソードでは歯が立たないだろう。
しかし言っても爬虫類の仲間、のようなものだ。通るところは限定されるが、ある!
ズズズブッ!
俺は持っていたショートソードを、ゲージャの腹部近く、尻尾の付け根部分にまたしても根元まで突き刺した。
『うぐがあああ!』
慌てて、ゲージャがその周辺を爪で薙ぎ払う。
しかし、そんなのはこっちも予想済みだ。俺は既に剣を手放してその場を離れている。
ヒットアンドアウェイ。
アクションゲームのボス戦の基本だ。
俺はゲージャが投げ捨てたバスタードソードに走りより、そいつを拾い上げた。
『な……なんだというのだ? まさか、魔法使いがいるのか? 姿を隠す魔法とでもいうのか?』
おお、良い線いってるじゃないか。お前さんからすればほぼ正解だよ。
奴の問いに答えることなく俺は、すでに切断した、奴の足の断面に剣を振るった。
ズバッ!
致命打にはなるまいが。ダメージの蓄積にはなる。
HPがあるゲームの世界ではないのだ。削る為には数センチでも傷をつけ続けるしかない。
奴のやみくもの攻撃をかわし、斬り、時に距離を取り、死角に回り込み、斬る。運悪く奴の攻撃の軌道に入ってしまった時は、城壁の彼女の魔法が俺を守ってくれた。
そうして地味に、翼の先の爪を二本切断し、小さな斬り傷をなんとか十数か所ほどつけた。
確かに消耗させてはいる。しかし、これではいまいち決定打に欠ける状態だった。
『おのれ、そこか! ここか!』
ゲージャの、ランダムに周囲を薙ぎ払う攻撃も、俺を近寄らせないための動作になって来ていた。
くそ、もう無闇に近寄れない。
やつは完全に、俺の存在を認知できないまま、認識していた。
『やはり何かいる。貴様、魔法使いだな? ならば!』
そう言うと、ゲージャは翼を畳み、身を守るような体制を取った。
『ぐおおおおああ……』
そしてくぐもった唸り声をあげる。
例えるなら、そう。まるで何か力を溜めているかのような。
ん? 力を溜める?
俺が自分の揶揄にピンと来た瞬間。
ゲージャが、大きな咆哮と共に、翼を真横に薙ぎ払った。
ちょ、これ、やばっ!
ゲージャから、奴を中心に衝撃波が発せられた。
まるでフェリエラに殺された時のような。あの数十倍の質量の攻撃だった。
衝撃波を受け、砦の城壁には、まるで恐竜が爪で薙ぎ払ったかのような傷がついていた。
木でできた砦の門は、今の攻撃で真っ二つに切り裂かれている。
俺の背後にあった樹木は、地面からおよそ一メートル分の幹を残して、それより上は全てが吹き飛んでいた。
俺も、みぞおちから上にかけて、跡形もなく吹き飛んでいた。
……はずだった。
しかし、俺の周りだけ、いや、俺の正面にだけ展開された謎の見えない防壁によって、俺の身体は無傷だった。
城壁の少女によるものだ。
(あ、あぶねえ! 二連続で腹から真っ二つにされて死ぬところだった。助かった!)
俺は、感謝の意を込めて、城壁の上を見上げた。
しかし、俺を守ってくれた少女は、もう完全に力を使い果たすかのように壁に寄りかかり、立っているのがやっとの状態だった。
よく考えたら、伝説の竜のブレスを、真正面から二回防いでいるのだ。
それだけでも本来ならば限界のはずだ。きっと。
(早く決めないと、次はねぇ!)
しかし、見るとそれはゲージャも同じだったようで、荒い呼吸を吐きながら、それに合わせて大きく体を上下に動かしていた。ありがちな表現を用いるならば『魔力切れ』のような状態にあるようだった。
そうでなければ困る。あんな攻撃を何度も撃たれてたまるかっての。
『やったか……どうなのだ、分からぬ……。しかし、やったはずだ』
倒したことを信じているのか、それとも回復の為か、ゲージャは少し止まったまま、あたりを窺うように静かに呼吸を繰り返していた。
(もう彼女は俺を守れない。次を最後の一撃にしなくては)
俺に残されたチャンスは少ない。
彼女の魔法に頼れない以上、さっきまでのような削り合いはもう出来ない。
ではどうやって隙を突くべきか。
圧倒的な隙を。
……見れば、いつの間にか、奴の腹に突き刺さっていた俺のショートソードが、数メートル先に落ちていた。先程の衝撃波で抜け落ちて転がって来たようだ。
ゲージャの視線は今、自分の足元付近に向いている。俺の気配を探ろうと集中しているようだ。
俺は今、ゲージャの右後方に位置している。
今までの検証が正しければ、俺の声は魔物には聞こえない。
(これだ!)
俺は、一つ一つのピースを瞬時に組み上げ、一つの作戦を導き出した。
「おい!」
城壁に向かって声をかける。
少女は疲労困憊だったが、その横で彼女に肩を貸している二人が俺の方を向いた。
ゲージャはその様子に気づいていない。
「ヤツの注意を引いてくれ!」
「「え!?」」
俺の言葉に、二人が同時に声を上げた。
その瞬間、その声に反応したゲージャが、城壁の二人を見た。
そして。
カーン。
ゲージャの左後方の方で乾いた音がした。
それは、素早く拾い上げ、天高く放り投げられた俺のショートソードが地面に落下した音だった。
その音に、その剣に反応して、城壁の二人が同時に、落下したショートソードを見た。
そして……。
その二人の反応をゲージャは見た。
『そこかあああああ!』
ゲージャは二人が見た方向めがけて、残された左足を軸に、全力で右の爪を振るった。
どんなスポーツでも、どんな格闘技でも、そしてどんな格闘ゲームでもそうである。
隙が生まれる瞬間。
それは、全力の攻撃が空振りに終わった時である。
「はあああぁ!」
渾身の薙ぎ払いを空振り、隙だらけになった奴の軸足に、俺は今度こそ全力の一撃を叩きこんだ。
ボシュッ!
思いっ切り振り抜いた。
さすがに一刀で切断は出来なかったが、踵から半分ほどまで切り込みを入れることができた。右足の無い状態では、これで十分だろう。
『があああああ!』
叫び声をあげて、ゲージャが横に倒れる。もうこれで立ち上がることは出来まい。
「終わりだあぁぁ!!」
俺は、倒れたゲージャの首もとの中心めがけて、一直線に剣を突き立てた。
ドシュッ!
ブシャアアー!!!
信じられない量の黒い体液が噴き出た。
これが魔物の血液なのだとしたら、十分致死量の出血だろう。
しかし油断はならない。
俺はその剣を奴の腹部の方めがけて力を籠めると、大きく切り裂きながら引き抜いた。
ブシャアア!!
再び、傷口から黒い噴水が上がる。
『ゴボボ、ゴバ、ゴババボ……』
そして、口から溢れる血に溺れ、しばらく苦しそうにもがいていたゲージャだったが、やがてゆっくりと目を閉じ動かなくなった。
……。
場を永劫とも思われる静寂が支配した。
俺はゆっくりとゲージャから離れると、城壁の三人を見上げた。
そして剣を天高く掲げた。
「か、彼が、魔獣ゲージャを打ち倒したぞ!!!」
うおおおおおおおおお!!!!
砦中の兵が叫んでいるのだろうか?
それほどの大音量が、ダグシェワの砦中にこだました。
うおお、つ、疲れた……。
俺は、その場で尻もちをつくと、ゆっくりと大の字に寝転がった。
……あ、やば。
寝転がって目を閉じた瞬間に、今世紀最大の睡魔が襲ってきた。どうやら精神も肉体も、あらゆる部分が悲鳴を上げていたようだ。
まあ、いいか。優しく運んでくれよな。
もはや抗う気すら起きなかった俺は、そのまま疲れと共に深い眠りに落ちて行ったのだった。
(第26話 『魂の再会 その1』へつづく)
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