10 / 153
第2話・さらばシベリア鉄道
【釜山港へ帰れ】
しおりを挟む
7月3日午前8時頃、晶姐はんと私が乗っている関釜フェリーがプサン港国際旅客ターミナルに到着した。
フェリーを下船したあと、入国の手続きを取った。
入国手続きが完了したあと、私は晶姐はんと一緒に車に乗って旅に出た。
車は、プサンの中心地・ナムポドンを通ってプサンキメ国際空港へ向かった。
空港には、10時前に到着した。
午前11時過ぎに、晶姐はんと私はKAL(大韓航空)の国内線の飛行機に乗ってソウルキンポ空港へ向かった。
ソウルキンポ空港には、正午過ぎに到着した。
飛行機から降りた晶姐はんと私は、再び車に乗り換えてソウルの中心地へ向かった。
午後1時半頃、車はミョンドンの市場に着いた。
車から降りたあと、晶姐はんは私の手を引いて市場へ入った。
市場には、たくさんの店がある。
今朝水揚げされた魚介類がならんでいる魚屋…
近郊の畑で収穫されたばかりの野菜類がならんでいる八百屋…
韓国・中国・台湾・東南アジア・インド・ネパール・中東方面や極東ロシア・シベリア方面からやって来た商人たちが営んでいるアンティーク雑貨の店と衣服の店とインポートフードを売っている店…
韓国・台湾・広東・四川・海南風からインド・ネパール・トルコ・ロシアまでの外国料理のごはん屋さん…
家庭的なめしやさんと居酒屋さん…
観光客相手のSK-Ⅱサロン…
たくさんのお店が市場にある。
晶姐はんと私は、市場の中にあるごはん屋さんに着いた。
私は、晶姐はんにこの店のことを訪ねた。
「晶姐はん。」
「なあに?」
「ここは…ごはん屋さんですね…」
「そうよ。」
「ここ、晶姐はんの…いえ…ですか?」
「そうよ…お店は、一番上の姐はんの夫婦が営んでいるのよ。」
「…と言うことは…先生のいえであると言うことですか?」
「そうよ…一緒に入ろうね。」
私は、晶姐はんと一緒に店内に入った。
晶姐はんと私が店に入った時、一番上の姐はんのダンナさまがあぐらをかいてイスに座ってハングル文字の東亜日報を読んでいた。
晶姐はんは、ダンナさまに声をかけた。
「義兄(にい)さん。」
「ああ、晶ちゃん。」
ダンナさまは、あわてた様子で新聞をテーブルの上において、イスから立ち上がった。
「ああ、お待たせ。」
「よーくん連れて来たわよ。」
ダンナさまは、気さくな声で私に話しかけた。
「ああ、よーくん、よぉきたねぇ~」
「初めまして…あの~…先生はいらっしゃいますか?」
「ああ、もうすぐ帰って来るよ…奥の居間に嫁はんがおるけん、おうたって~な。」
「よーくん、行こうね。」
晶姐はんは、私の手を引いて奥の居間へ向かった。
ところ変わって、奥の居間にて…
晶姐はんの一番上の姐はんは、奥の居間でエンドウ豆の皮むきをしている。
晶姐はんと私が居間に入った時、一番上の姐はんはにこやかな声で私に話しかけた。
「あら、よーくん。」
「あっ、はい…」
「よぉきたねぇ~」
「あっ、はい…」
晶姐はんは、とまどい気味になっている私に一番上の姐はんを紹介した。
「よーくん、初めてだったねぇ…紹介するわよ。一番上の姐はんの遥よ。」
「よーくん初めまして…遥よ。」
「あっ、はい…」
私は、遥姐はん(一番上の姐はんは以後遥姐はんと表記する)に施設長さんのことを訪ねた。
「遥姐はん。」
「なあに?」
「先生は…どちらにいらっしゃいますか?」
「ああ、眞規子のことね…もうすぐ帰ってくるわよ。」
私は、晶姐はんと一緒に奥の居間で施設長さんを待つことにした。
遥姐はんから聞いた話しだけど、施設長さんは今朝方JR宮島口駅の待合室のベンチでひとりぼっちで座っていたところ、おまわりさんに保護されて警察署へ行った。
その後、遥姐はんの知人夫婦が身元引受人になって施設長さんの身元を引き受けた。
警察署を出たあと、JR広島駅まで行った。
このあとの予定は、広島駅から下りのひかり(新幹線)に乗って博多駅まで行く~それから120分後に福岡空港からソウルキンポ空港行きのアシアナ航空機に乗って、こちらへ帰って来る。
到着するのは、夜10時頃の予定だ…
時は、夜10時半頃であった。
玄関に人が来たので、遥姐はんが応対に出た。
施設長さんが身元引受人の夫婦と一緒に帰宅した。
しばらくして、遥姐はんが施設長さんと一緒に居間に入った。
施設長さんは、ネイビーのサマーコート姿であった。
遥姐はんは、やさしい声で私に話しかけた。
「よーくんお待たせ…よーくんの大好きな眞規子よ。」
「マァマ…マァマ…」
私は、『施設長さん』ではなく『マァマ』と呼んだ。
マァマ(施設長さんは育てのマァマなのでマァマと表記)は、泣きそうな表情で私を見つめた。
「よーくん…よーくん…」
「マァマ…マァマ…」
「ああ、よーくん…」
私は、マァマのふくよかな乳房に抱きついた。
マァマは、両手で私をギュッと抱きしめたあとグスングスンと泣きだした。
「よーくん、よーくんごめんね…よーくんごめんね…」
「マァマ、マァマ…マァマ…」
「よしよし…よしよし…マァマに会いたかったのねよしよし…」
マァマのふくよかな乳房に抱きついている私は、ひたすら『マァマ』と呼びつづけた。
フェリーを下船したあと、入国の手続きを取った。
入国手続きが完了したあと、私は晶姐はんと一緒に車に乗って旅に出た。
車は、プサンの中心地・ナムポドンを通ってプサンキメ国際空港へ向かった。
空港には、10時前に到着した。
午前11時過ぎに、晶姐はんと私はKAL(大韓航空)の国内線の飛行機に乗ってソウルキンポ空港へ向かった。
ソウルキンポ空港には、正午過ぎに到着した。
飛行機から降りた晶姐はんと私は、再び車に乗り換えてソウルの中心地へ向かった。
午後1時半頃、車はミョンドンの市場に着いた。
車から降りたあと、晶姐はんは私の手を引いて市場へ入った。
市場には、たくさんの店がある。
今朝水揚げされた魚介類がならんでいる魚屋…
近郊の畑で収穫されたばかりの野菜類がならんでいる八百屋…
韓国・中国・台湾・東南アジア・インド・ネパール・中東方面や極東ロシア・シベリア方面からやって来た商人たちが営んでいるアンティーク雑貨の店と衣服の店とインポートフードを売っている店…
韓国・台湾・広東・四川・海南風からインド・ネパール・トルコ・ロシアまでの外国料理のごはん屋さん…
家庭的なめしやさんと居酒屋さん…
観光客相手のSK-Ⅱサロン…
たくさんのお店が市場にある。
晶姐はんと私は、市場の中にあるごはん屋さんに着いた。
私は、晶姐はんにこの店のことを訪ねた。
「晶姐はん。」
「なあに?」
「ここは…ごはん屋さんですね…」
「そうよ。」
「ここ、晶姐はんの…いえ…ですか?」
「そうよ…お店は、一番上の姐はんの夫婦が営んでいるのよ。」
「…と言うことは…先生のいえであると言うことですか?」
「そうよ…一緒に入ろうね。」
私は、晶姐はんと一緒に店内に入った。
晶姐はんと私が店に入った時、一番上の姐はんのダンナさまがあぐらをかいてイスに座ってハングル文字の東亜日報を読んでいた。
晶姐はんは、ダンナさまに声をかけた。
「義兄(にい)さん。」
「ああ、晶ちゃん。」
ダンナさまは、あわてた様子で新聞をテーブルの上において、イスから立ち上がった。
「ああ、お待たせ。」
「よーくん連れて来たわよ。」
ダンナさまは、気さくな声で私に話しかけた。
「ああ、よーくん、よぉきたねぇ~」
「初めまして…あの~…先生はいらっしゃいますか?」
「ああ、もうすぐ帰って来るよ…奥の居間に嫁はんがおるけん、おうたって~な。」
「よーくん、行こうね。」
晶姐はんは、私の手を引いて奥の居間へ向かった。
ところ変わって、奥の居間にて…
晶姐はんの一番上の姐はんは、奥の居間でエンドウ豆の皮むきをしている。
晶姐はんと私が居間に入った時、一番上の姐はんはにこやかな声で私に話しかけた。
「あら、よーくん。」
「あっ、はい…」
「よぉきたねぇ~」
「あっ、はい…」
晶姐はんは、とまどい気味になっている私に一番上の姐はんを紹介した。
「よーくん、初めてだったねぇ…紹介するわよ。一番上の姐はんの遥よ。」
「よーくん初めまして…遥よ。」
「あっ、はい…」
私は、遥姐はん(一番上の姐はんは以後遥姐はんと表記する)に施設長さんのことを訪ねた。
「遥姐はん。」
「なあに?」
「先生は…どちらにいらっしゃいますか?」
「ああ、眞規子のことね…もうすぐ帰ってくるわよ。」
私は、晶姐はんと一緒に奥の居間で施設長さんを待つことにした。
遥姐はんから聞いた話しだけど、施設長さんは今朝方JR宮島口駅の待合室のベンチでひとりぼっちで座っていたところ、おまわりさんに保護されて警察署へ行った。
その後、遥姐はんの知人夫婦が身元引受人になって施設長さんの身元を引き受けた。
警察署を出たあと、JR広島駅まで行った。
このあとの予定は、広島駅から下りのひかり(新幹線)に乗って博多駅まで行く~それから120分後に福岡空港からソウルキンポ空港行きのアシアナ航空機に乗って、こちらへ帰って来る。
到着するのは、夜10時頃の予定だ…
時は、夜10時半頃であった。
玄関に人が来たので、遥姐はんが応対に出た。
施設長さんが身元引受人の夫婦と一緒に帰宅した。
しばらくして、遥姐はんが施設長さんと一緒に居間に入った。
施設長さんは、ネイビーのサマーコート姿であった。
遥姐はんは、やさしい声で私に話しかけた。
「よーくんお待たせ…よーくんの大好きな眞規子よ。」
「マァマ…マァマ…」
私は、『施設長さん』ではなく『マァマ』と呼んだ。
マァマ(施設長さんは育てのマァマなのでマァマと表記)は、泣きそうな表情で私を見つめた。
「よーくん…よーくん…」
「マァマ…マァマ…」
「ああ、よーくん…」
私は、マァマのふくよかな乳房に抱きついた。
マァマは、両手で私をギュッと抱きしめたあとグスングスンと泣きだした。
「よーくん、よーくんごめんね…よーくんごめんね…」
「マァマ、マァマ…マァマ…」
「よしよし…よしよし…マァマに会いたかったのねよしよし…」
マァマのふくよかな乳房に抱きついている私は、ひたすら『マァマ』と呼びつづけた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
秘書と社長の秘密
廣瀬純七
大衆娯楽
社内の調査のため、社長・高橋健一はこっそり秘書・木村由紀と不思議なアプリで入れ替わることに。
突然“社長役”を任された由紀と、自由に動ける立場を手に入れた高橋。
ふたりの秘密の入れ替わり作戦は、どの様な結末になるのか?
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる