45 / 153
第9話・人生いろいろ
【人生いろいろ・その2】
しおりを挟む
A班のメンバーたちがシドニーのステーキハウスでランチを摂っていた頃であった。
場所は、松山市天山の国道33号線の交差点付近にあるジャスコ(イオンスタイル)にて…
ジャスコの中のイオン銀行の契約社員のゆりこは、ランチを摂るために1階のフードコートへ行こうとしていた。
その時に、別の女性従業員さんがゆりこを止めた。
女性従業員さんは、ゆりこに『遠方から大家族の人たちがゆりこさんに会いたいと言うてるけど、どうしますか?』と困った声で言うた。
ゆりこはイヤと断ったが、女性従業員に『大家族の人たちは今のうちにゆりこさんに会いたいと言うてるのよ。』と言い返された。
しぶちんのゆりこは、イヤイヤ頼みを引き受けた。
ゆりこに会うために遠方からやって来た大家族は、言うまでもなくたつろうさんの実家の4・5世帯の家族であった。
ゆりこ…
あの時、イヤと言うて断ったのよ…
それなのに、なんで南紀からわざわざここまで来たのよ…
ところ変わって、松山市古川北の裕介が店長を務めるスタバにて…
店舗の奥のテーブルに、ゆりことたつろうさんの4・5世帯の大家族が座って、話し合いをしている。
話し合いをしている中で、世話焼きの女性店員さんがワゴンに並んでいるトールサイズのマグカップにドリップのセットをして挽きたての豆を入れたあと、専用のポットでフットウしたてのお湯でゆっくりと注いだ。
コーヒーができあがるまでの間、ワゴンに載っているケースの中から、ニューヨークチーズケーキをゆっくりと取りだしてお皿に載せる。
ゆりこは、たつろうさんの実家の4・5世帯の家族に兼次と結婚することを重ねて拒否した。
「ゆりこはあの時イヤと言うて断ったのよ!!それなのにどうして遠方からわざわざここまで来たのよ!!ゆりこがイヤといよんのに、しつこいわね!!今すぐに南紀へ帰ってよ!!」
ゆりこの向かいに座っている優香は、もうしわけない声でゆりこに言うた。
「ゆりこさんにだまってここへ来たことについてはあやまるわよぅ…だけど、新宮(和歌山県新宮市)のおばさま(六郎の姉・兼次の母)が兼次さんの結婚相手はゆりこさんじゃないとダメというてたのよぉ…」
「はぐいたらしいわね(イラつくわね)!!アタシはイヤといよんのよ!!それなのに、兼次の母親はなんでアタシに求めてくるのよ!!」
「だから、兼次さんのお母さまはゆりこさんの方がいいというているのよ。」
「ますますはぐいたらしいわね!!あんたのシュウトの実家の家族はいつからアタシのストーカーになったのよ!!」
「ストーカーなんかしていないわよぉ~」
「あんたらがどう言おうと、ゆりこは結婚なんかせえへんけん!!」
「どうしてかたくなに拒否するのよぉ~」
優香が泣きそうな声でゆりこに言うたので、ゆりこは拒否する理由を優香に言うた。
「ゆりこ…大学生の時に…オジョクを受けた…」
「オジョク…」
「高知の極悪非道のヤクザの男たち数人からオジョクを受けた…」
ゆりこが述べた言葉に対して、優香は納得行かない表情を浮かべた。
ゆりこは、優香に理由を受け入れてほしいと言うた。
「ゆりこは通り魔の被害を受けたのよ!!リーダーの男の赤ちゃんを身ごもった直後に中絶したのよ!!ヘラみないでアタシの話しを聞いてよ!!」
ゆりこの話しをひととおり聞いた優香は、ゆりこにやさしく言うた。
「ゆりこさんのお気持ちはよくわかったわよ…だけどね…性暴力の被害を受けた過去があったけど、幸せになれた人もいるのよ。」
ゆりこは、怒った声で優香に言うた。
「そのように言えるコンキョはどこにあるのよ!?」
「コンキョはあるわよ…由芽さんの同級生のコがそうだったのよ。そのコも集団レイプの被害を受けて、リーダーの男の子供を身ごもったのよ…だけど、結婚相手の人が赤ちゃんの父親になると言うて名乗り出たのよ…それでね…」
(バーン!!)
ブチキレを起こしたゆりこは、平手打ちでテーブルを叩いたあと、優香を怒鳴りつけた。
「はぐいたらしい女ね!!あんたの義妹の知人のコができたからゆりこにもできると言いたいのかしら!?ゆりこはできんと言うたらできんのよ!!」
「ゆりこさん…」
「ゆりこ、帰る…あんたらもケーキ食べたら南紀へ帰ってよ!!」
ゆりこは、たつろうさんの実家の家族に背中を向けたあとそのまま店から出て行った。
ゆりこは、店から50歩先の電柱で派手なシャツを着たチャラい男と会った。
チャラい男と会ったゆりこは、腕を組んでそこから50歩先に停めているオープンカーへ向かった。
その様子を追いかけてきたみつろうが目撃した。
(ブロロロロ!!)
オープンカーは、爆音をあげてその場から走り去った。
ゆりこさん…
どうして…
見ず知らずのチャラい男の車に乗ったのだ…
どうして…
みつろうは、ボーゼンとした表情でたたずんでいた。
場所は、松山市天山の国道33号線の交差点付近にあるジャスコ(イオンスタイル)にて…
ジャスコの中のイオン銀行の契約社員のゆりこは、ランチを摂るために1階のフードコートへ行こうとしていた。
その時に、別の女性従業員さんがゆりこを止めた。
女性従業員さんは、ゆりこに『遠方から大家族の人たちがゆりこさんに会いたいと言うてるけど、どうしますか?』と困った声で言うた。
ゆりこはイヤと断ったが、女性従業員に『大家族の人たちは今のうちにゆりこさんに会いたいと言うてるのよ。』と言い返された。
しぶちんのゆりこは、イヤイヤ頼みを引き受けた。
ゆりこに会うために遠方からやって来た大家族は、言うまでもなくたつろうさんの実家の4・5世帯の家族であった。
ゆりこ…
あの時、イヤと言うて断ったのよ…
それなのに、なんで南紀からわざわざここまで来たのよ…
ところ変わって、松山市古川北の裕介が店長を務めるスタバにて…
店舗の奥のテーブルに、ゆりことたつろうさんの4・5世帯の大家族が座って、話し合いをしている。
話し合いをしている中で、世話焼きの女性店員さんがワゴンに並んでいるトールサイズのマグカップにドリップのセットをして挽きたての豆を入れたあと、専用のポットでフットウしたてのお湯でゆっくりと注いだ。
コーヒーができあがるまでの間、ワゴンに載っているケースの中から、ニューヨークチーズケーキをゆっくりと取りだしてお皿に載せる。
ゆりこは、たつろうさんの実家の4・5世帯の家族に兼次と結婚することを重ねて拒否した。
「ゆりこはあの時イヤと言うて断ったのよ!!それなのにどうして遠方からわざわざここまで来たのよ!!ゆりこがイヤといよんのに、しつこいわね!!今すぐに南紀へ帰ってよ!!」
ゆりこの向かいに座っている優香は、もうしわけない声でゆりこに言うた。
「ゆりこさんにだまってここへ来たことについてはあやまるわよぅ…だけど、新宮(和歌山県新宮市)のおばさま(六郎の姉・兼次の母)が兼次さんの結婚相手はゆりこさんじゃないとダメというてたのよぉ…」
「はぐいたらしいわね(イラつくわね)!!アタシはイヤといよんのよ!!それなのに、兼次の母親はなんでアタシに求めてくるのよ!!」
「だから、兼次さんのお母さまはゆりこさんの方がいいというているのよ。」
「ますますはぐいたらしいわね!!あんたのシュウトの実家の家族はいつからアタシのストーカーになったのよ!!」
「ストーカーなんかしていないわよぉ~」
「あんたらがどう言おうと、ゆりこは結婚なんかせえへんけん!!」
「どうしてかたくなに拒否するのよぉ~」
優香が泣きそうな声でゆりこに言うたので、ゆりこは拒否する理由を優香に言うた。
「ゆりこ…大学生の時に…オジョクを受けた…」
「オジョク…」
「高知の極悪非道のヤクザの男たち数人からオジョクを受けた…」
ゆりこが述べた言葉に対して、優香は納得行かない表情を浮かべた。
ゆりこは、優香に理由を受け入れてほしいと言うた。
「ゆりこは通り魔の被害を受けたのよ!!リーダーの男の赤ちゃんを身ごもった直後に中絶したのよ!!ヘラみないでアタシの話しを聞いてよ!!」
ゆりこの話しをひととおり聞いた優香は、ゆりこにやさしく言うた。
「ゆりこさんのお気持ちはよくわかったわよ…だけどね…性暴力の被害を受けた過去があったけど、幸せになれた人もいるのよ。」
ゆりこは、怒った声で優香に言うた。
「そのように言えるコンキョはどこにあるのよ!?」
「コンキョはあるわよ…由芽さんの同級生のコがそうだったのよ。そのコも集団レイプの被害を受けて、リーダーの男の子供を身ごもったのよ…だけど、結婚相手の人が赤ちゃんの父親になると言うて名乗り出たのよ…それでね…」
(バーン!!)
ブチキレを起こしたゆりこは、平手打ちでテーブルを叩いたあと、優香を怒鳴りつけた。
「はぐいたらしい女ね!!あんたの義妹の知人のコができたからゆりこにもできると言いたいのかしら!?ゆりこはできんと言うたらできんのよ!!」
「ゆりこさん…」
「ゆりこ、帰る…あんたらもケーキ食べたら南紀へ帰ってよ!!」
ゆりこは、たつろうさんの実家の家族に背中を向けたあとそのまま店から出て行った。
ゆりこは、店から50歩先の電柱で派手なシャツを着たチャラい男と会った。
チャラい男と会ったゆりこは、腕を組んでそこから50歩先に停めているオープンカーへ向かった。
その様子を追いかけてきたみつろうが目撃した。
(ブロロロロ!!)
オープンカーは、爆音をあげてその場から走り去った。
ゆりこさん…
どうして…
見ず知らずのチャラい男の車に乗ったのだ…
どうして…
みつろうは、ボーゼンとした表情でたたずんでいた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
秘書と社長の秘密
廣瀬純七
大衆娯楽
社内の調査のため、社長・高橋健一はこっそり秘書・木村由紀と不思議なアプリで入れ替わることに。
突然“社長役”を任された由紀と、自由に動ける立場を手に入れた高橋。
ふたりの秘密の入れ替わり作戦は、どの様な結末になるのか?
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる