乳房星(たらちねぼし)

佐伯達男

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第15話・赤いスイトピー

【結婚するって本当ですか】

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時は、7月10日の朝7時頃であった。

A班のメンバーたちが乗っている専用機が南イタリアのカラーブリア州の州都の空港に到着した。

カタンツァーロ空港の到着ロビーで、ポムじいさんの九男さんから十一男さん夫婦3組と合流した後、ダブルデッカーのバスに乗って、レッジョ・ディー・カラーブリア市内へ向かう。

レッジョ・ディー・カラーブリアは、イタリア半島の先端の港町でシチリア島へ渡る船の渡船場の街で、香港のクーロン半島と香港島の風景とよく似ている。

私たちが街に着いた時、街灯りが灯っていた。

家々や通りの街灯に灯りが灯り、市内のレストランにたくさんの人々が集まって、パスタやピザで晩ごはんを食べている…

近くの港の公園では、大きめのスクリーンの前に人々がたくさん集まっていて、セリエA(プロサッカー)の試合のライブビューイングを楽しんでいた。

メンバーたちは、夕方6時半頃に三ツ星ホテル『ルンゴマーレ』に到着した。

ホテルに到着したあと、宿泊の手続きを取って、各自の泊まる部屋へ行った。

夜7時頃に、メンバーたちがレストランに集まって会合を開いた。

私たちは、ポムじいさんの九男さんから十一男さん夫婦3組が経営するワイナリー農園を買うことなどの打ち合わせをした。

会合のあと、メンバーたちは明日に備えて早めに床に就いた。

私たちは、6時に起きて、身支度を整えた後にすぐに活動を始めた。

カロリーメイトブロックで朝食を済ませた私たちは、ホテルを出た後に買う予定になっているワイナリー農園へ向かう。

私は、バジリカータ州ポテンツァのヴィーノヴィアンコ(赤ワイン)とカラーブリア州・ロッサーノのヴィーノロッソ(白ワイン)とマルタ本島のイムジャールにあるワイナリー農園を買った。

その後、整備や諸々の手続きを取って、九男さんから十一男さん夫婦が経営できる段取りを整えた。

7月18日の午前11時に、イタリアのワイナリー農園の一件が完了した。

このあと、空いている時間を利用してドォーモ(大聖堂)へ観光に行った。

午後1時過ぎのことであった。

ところ変わって、ドォーモの中にて…

フランチェスコ・イェラーチェ制作の石像『聖パウロと聖ステファヌス』がかざられているゲートをくぐった後、色とりどりのステンドグラスで彩られている大聖堂の内部を、私たちはゆっくりとした足取りで鑑賞した。

この時私は、小学校の時に泊まりがけの校外学習でこの地を訪れた時のことを想い出した。

私がアメリカの小学校3年生の時に、2泊3日の校外学習で南イタリアへ行った。

その時の行き先は、シチリア島とマルタ本島であった。

ドォーモは、最後の日に行ったと思う。

アメリカの学校にいた時は…

校外学習で、世界各地へたくさん行ったね…

私は、天井にかざられているステンドグラスを見つめながら遠い昔に思いをはせた。

夕方6時過ぎに、私たちはダブルデッカーのバスに乗って、専用機が待機しているカタンツァーロ空港へ向かった。

南イタリアでのお仕事が完了した後も、次の仕事が私たちを待っている。
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