悪役令嬢とヒロインがバトってるのを静かに観戦したいだけなのに、何故か第3王子に捕まっていた

珀空

文字の大きさ
13 / 21
◆第1章 ゆっくりと籠に堕とされていく金糸雀

013.君から貰えるものは全て欲しいから★

しおりを挟む

★R18

 

「__アリス、ゆっくり息をして力を抜いててね」
「は、い.....」

 オーウェンは口付けを数回繰り返すとそうアリスに言った。アリスは相変わらず真っ赤な顔で羞恥心に苛まれながら頷く。


(痛いって聞くけど、どれくらい痛いのかしら.....)


 しかし、頷くだけで正直力の抜き方なんて分からない。アリスはこれから体験する痛みがどれくらいか想像できなくて、無意識のうちに体を強ばらせてしまっていた。


 オーウェンが衣服を全て脱いでいる僅かの間、息をどうにか整えながらシーツの海に身を沈ませる。もう随分と溶かされた身体はほんの少しだけ動くことすら億劫に感じた。



「アリス、大丈夫ですか?」
「大丈夫です...」


 オーウェンはアリスの表情に濃い不安が見られるときに、アリスがよく知るいつもの口調に戻るらしい。


 段々と知らなかった部分を見ることが出来るのは嬉しいが、その合間にある自分の知っている彼を見つけるのも嬉しいものだ、とアリスは思った。




「アリス、挿れるからね」
「...はい...、っ」


 オーウェンがまたアリスの上に伸し掛る。ようやくその時が来たのだと身構えるアリスに優しく言葉をかけながら、オーウェンはアリスの秘部にソレを宛がった。


「んあっ、はぁ...」


 ちゅぷん、と小さな水音がしてアリスは堪らずオーウェンに縋り付く。オーウェンはその様子に疾く突き入れたい衝動を覚えたが、直ぐに耐える。


 大きく開かれた足がビクビクと震えるのが視界に入ったが、オーウェンはゆっくりと押し入った。


「...っ、ぃ、はっ、.....ぅ...」


 熱い異物がゆっくりとだが確かに侵入してきている。指とは違うソレは、狭い中を割り開くように進んでくるのでアリスは小さく呻くような声を上げた。


「アリス、もう少し頑張ってね...」


 プルプルと震えるアリスを見下ろし、オーウェンはようやく彼女の大切なそれを自分が貰えることに歓喜していた。


「.....ふ、ん、ぁあっ、.....っ」
「っ、...アリス」


 丁寧に、優しく、ふわりと彼女の唇を自分の唇で愛で、それから言葉をかける。その一つ一つに反応してくれるアリスは堪らなく可愛らしかった。


 オーウェンは"それ"をアリスの手において、そっと自分の手を重ね合わせた。


「ひ、ぃぁあ"っ!?...い、た、ぃ...」
「アリス、ごめん!止まるね...、ゆっくり息吸って吐いて...」


 処女膜を貫くとき、呻くような声が一際大きくなってオーウェンは慌ててしまう。ハジメテは痛いものだ。それはお互いに知ってはいるが、それでも自分の大切な人が痛がっていると思うと慌てずには居られない。


 辛そうに顔を歪めるアリスを見下ろし心配はしているが、それと同時に感じたのは彼女の処女を貰えたことへの歓喜だ。


 ___ずっとずっとこの日を、このときを待っていた。


 手の中のそれが鈍く青色に光るのを視界の端に捉えて、オーウェンは口元を弛める。


 オーウェンがオーウェンでいるために彼女の存在はあの日からとてもとても大きくて、それなのに奪い取ろうとする奴は多くいるから、それらへの嫉妬と焦燥をどれほど覚えたことか。


 どうもふわふわとしている彼女を捕まえるのは誰であろうと至難の業だ。まず手を伸ばそうとするとそれを阻止しようとする彼女の兄たちが必ずどこかに居る。


 その兄たちを突破したところで彼女と"本当の意味"で視線を合わせることは難しい。アリスは人をよく見ている。見過ぎているほどに見ていると思う。それは彼女がオーウェンの兄である王太子クロードのほぼ完璧な変装を見破ったことからも言えるだろう。


 しかし、彼女は人をよく見ているくせに、優しく笑うくせに、色々な人間たちを魅了しているくせに視線をしっかりと合わせることはない。


 もちろん物理的に視線は合う。しかし、彼女が人を見る目は興味・関心の延長だとオーウェンは思っている。もちろん人との関わりは普通の人と変わりはない。


 彼女はきっと色々なものを見るのが好きだ。見るのが好きなくせに、反対に見つめられてもあまり気にしないし、興味をなくせば簡単に視線を逸らす。シェッドスフィアの人間らしいといえばらしいが、オーウェンはアリスに心から目を向けて欲しかった。



「オーウェン、さま...、っ、ん、大丈夫です。.....もっと、きて」
「アリス、ごめんね.....、はあ、...…あと、っ少しだから」


 __ああ、彼女は自分を見てくれている。


 オーウェンはそれが理解できて幸せで胸いっぱいになった。狭い中に強く締め付けられて中々に辛いが、そのことも気にならないくらいの僥倖で正直お腹いっぱいだ。


 オーウェンはアリスとしっかり目を合わせながら、また少しずつゆっくりと彼女の奥に押し入る。


「...っ、は、ぁあ.....」
「っ」



 あの日、"自分"をしっかりと見てくれたくせに、他人にするのと同じように簡単に目を背けてしまった少女を思い出す。キラキラと星のように輝く珍しい金色がふわふわとした笑みをたたえてオーウェンを見つめていた。


 しかし、目は物理的に合っても、彼女の心は本当の意味でこちらを向かない。それにすぐに気づいて、どうしようもない悲しさと、そして彼女の目に自分を映して欲しいという思いを感じてから随分経った。


 あの時に比べその思いは更に大きくなった。兄上やルーカスが引いていたので、結構彼女に対する感情は重いかもしれない。


 __しかし、彼女を心の底から愛してしまっているのだ。


(もうとっくに後戻りは出来ないところに来ているな)


 あの日から変わらず自分の思いは彼女にしかなくて、でも、アリスは興味は持ってもそれ以上の感情でこちらを見てくれることはないと知っていたから、彼女の目に入るには努力をしないといけないと思っていた。どうしても兄上には敵わないが、それでも自分なりにできることはしてきた。


 そして、ようやく彼女は自分の所へ来てくれている。それがどれだけ幸運なことか、幸せなことか__。



 オーウェンは、荒い息を真っ赤な顔のまま繰り返しながら喘ぐ愛しい人にまたキスをした。


「.....は、ぁあんんっ」
「アリス、...っ、全部入ったよ...」
「ほ、本当ですか...」


 __良かった。嬉しいですわ。


 そう言って彼女が笑うので、オーウェンは本気でどうにかなりそうだった。しっかりと埋まった己を動かさず、彼女を労るために言葉を落としながらその肌に手を滑らせる。


 正直、早く動いてしまいたいくらいが、たった今その純潔を貰ったばかりのそこを無理に刺激はしたくなかった。


「オーウェ、ン様。お辛いでしょう?.....っ、動いてくださいませ...!」
「いや、しかしまだ...」
「もう先程のような鋭い痛みはありませんわ。...、少し鈍い痛みはありますが、私は大丈夫です...」


 暫く動かず彼女の肌に手を滑らせていると、アリスはまだ辛そうであるというのにそう言って笑った。オーウェンは彼女の言葉に躊躇したが、彼女は「大丈夫ですから」と言ってオーウェンの胸にそっと手を当てる。


 鎖骨の彼女がホクロがある、と言っていたところをうっとりとした表情で撫でてくるので、オーウェンの理性は簡単に弾け飛びそうになる。


「わかった...、辛かったらちゃんと言うんだよ」
「はい.....」


 オーウェンは彼女の髪をそっと撫でながらそう言う。アリスがにこりと笑ったのを見てから、そっと腰を動かした。彼女の細い腰を片手で掴み、もう片手は彼女の手と絡ませて恋人繋ぎにした。


「っ、ぅ、ぁあ、ん。ひゃ、...っ」


 快感はまだ拾えていないだろうな、とアリスを見てオーウェンは思う。どちらかと言うと鈍い痛みと異物への違和感、そしてしっかりと腰を掴まれて揺すられることで逃げられないことで出てしまう声だろう。


 この様子から見て先程の「もう動いていい」というのは強がりだったらしい。きっとオーウェンのギュウギュウと強く締め付けられて辛そうにしている表情を見て彼女がそう言ってくれたのだろうと思った。


 オーウェン自身は彼女の中に居られる多幸感と、物理的な締めつけによって正直言って気持ちがいいが、彼女はやはりどこか辛そうだ。



「あ?...や、やあら、...つ!そ、そこはだめ、やん、あぁあっ!」
「アリス、はぁ、...っ、かわいい。かわいいよ.....」


 彼女にも気持ちよくなって欲しいとオーウェンは腰を掴んでいた手を彼女の弱い部分、__花芽に当ててそしてゆっくりと潰してやった。


「ま、や、ぁん、ひゃああっ!」
「...っく.....」


 すると先程の苦痛の声とは打って変わって良い声が出てくる。グネグネと捏ね、ギュッと押し潰せば、彼女の狭い中は更に締め付けが強くなってオーウェンは顔を顰めた。


(なにこれ、...こんなの知らないっ)


 アリスはあられもない声を上げながら心の中でそう思った。中から体を揺さぶられ、そして一番イイところを弄られて体の中で気持ち良いものが沢山溢れて飽和しそうだ。


 じゅぶじゅぶと響く卑猥な音も、彼が腰を打付ける音もアリス自身から上がる恥ずかしい声も、オーウェンの息遣いも全てがこの行為を彩るらしい。


「あ、ぁあ、あん、や、はぁ...っ!まって、くる、...っから、お願いしまっ、ひぁあっ」


 足腰がガクガクと震え、背中がゾワゾワと歓喜する。ビクンビクンと跳ねる身体をしっかりと押さえてオーウェンはアリスにしっかりと己を刻み込んだ。


「良いよ、っ、見てるから達してごらん」
「お、オーウェンさ、まっ!ひぃ、ァアッ!い、は、__ぁあ、ぁあぁああ、んっ!」
「ふふ、アリスまた上手にイけたね!っふ!」
「きゃああっ!?とまっ、ひあ、止まってっ!ぁあっ、今、ダメ!やぁああっん、あん、ひぁん」


 パンパン、じゅぶじゅぶ、時にはグリンッと腰を回すよう動かしてオーウェンはアリスの良いところを探しては擦り、狙って突き上げ続ける。そしてアリスの敏感な粒をしっかりと捏ねくり回すと、達する際には丁寧に押し潰してやった。


 初心者にするにはやや激しすぎる動きで突かれているが、アリスはどれくらいが普通なのか知る訳もなく、ただただ彼から齎されるものを全て享受していく。


 奥の奥までずっしりとはめ込まれたソレを彼女はしっかりとその膣で締め上げ、離さないために更に奥にキスさせるために蠢く。オーウェンの動きに合わせヒクヒクと疼き、しっかりと湿ったそこは理性なんかカンタンに溶かしていった。


「ぁあっ、ひゃ、やん、あぁああっ!」
「また達したの?...ふふ、アリスは淫らでかわいいね。腰、動いてるの気づいてる?」
「や、言わないれ...。おーうぇんさ、ま。ひっ、もう、んぅ、ぁあ、ひあ、もうこれ以上はっ!」
「おかしくなりそう?」
「は、いっ」


 オーウェンは溶かされていく理性をどうにかギリギリで保ち、腰をひたすら動かす。アリスもいつの間にか腰を揺らしており、その様を見下ろすのがとても心地よかった。


「そっか」
「へ?__っ、あ、ぁああ"んっ!や、や、止まってっ!ふぁっんぅ」
「いいよ、もっとおかしくなろう」
「っ!?」


 オーウェンはそう言って更に突き上げを激しくする。アリスはそれに驚いてオーウェンを見上げた。目が合うと唇にキスされる。


「っんは、んんっ」
「はぁ.....、ん、っ」
「んん"!?~~っ!?」
「また軽くイっちゃったねぇ...」


 深くキスされながらの責め苦はさらにアリスをドロドロに溶かしてしまった。女の顔をして善がり、オーウェンの名前を呼びながら揺すられる彼女は、初めてでこんな目にあっているというのにそれを感じさせない恍惚とした表情でオーウェンに縋り付く。


 それが堪らなく嬉しくてオーウェンはアリスの額に額をくっつけた。


 __俺の希望の星。


 ようやく、ようやく彼女を自分のモノに、自分を彼女のモノにできるのだ。


「アリス、出すからね」
「...き、て。っぁあっ、来てくださいっ!」
「名前を呼んでくれない?様、は要らないから」
「は、ぁあ、名前?」
「ああ」


 オーウェンは自分のソレから欲望を、そして執着をアリスのの一番深いところに吐き出すために、アリスの膝裏をしっかり持ってぐっと彼女の肩に膝がもう少しで着くような形にして押さえた。


「__オーウェン」


 アリスに自分の思いを懇願すると、彼女はもう殆ど回っていない頭と呂律で声を上げる合間に自分の名前を呼んでくれた。


「あぁ!もう!アリス、俺の1番大切な大切な**。__っ、ちゃんと奥でしっかり飲み込むんだよ」
「あ、ぁあ激しっ、やぁあ、やら、また来ちゃう!」


 パンパンパンパン、ジュブジャブ、その音がいっそう強く響き渡り、そして2人の息も声も最高潮に高まる。


 オーウェンはほぼ真上から自分の欲望を、早くそして的確に奥を抉りながら落とし込んでは引き抜いてを繰り返す。そしてしっかりと彼女の花芽を刺激し、中ではまだ達せないだろう彼女を気持ちよくさせる。


「出す、よ」
「オーウェン、オーウェン」
「__くっ、は、はぁ...」


 オーウェンのその言葉に反応しアリスはしっかりと彼のソレを締め上げ、オーウェンは名前を呼ばれたことで声を上げた。


 ドビュ、ビュー、とアリスの奥に欲望を吐き出す。オーウェンは華奢な身体をしっかりと抱き込み、息を荒らげたままアリスとくっついた。


 アリスはぼんやりする意識で視界に入る金髪が陽の光に照らされるのを見つめる。身体は怠さを訴えながらもガクガクと未だに震えていて、中は吐き出される欲をごくごくと飲み込んではヒクヒクと痙攣していた。


「オーウェン.....、さま」
「アリス、せめて今だけは呼び捨てで呼んで」
「オーウェン」
「アリス、アリス!愛してる。ごめん、ごめんね、沢山無理をさせてしまっただろう?」


 オーウェンはアリスにくっついて肩口に顔を埋め、そう言葉を紡いだ。その声音にはどこか不安が感じられる。


 アリスは先程までベッドの上を宛もなく泳いでいた手に力を入れて持ち上げると、オーウェンの後頭部に持っていきサラサラの髪をそっと撫でた。


「わたくし、は...、大丈夫です」
「本当に?」
「ええ。.....貴方に貰って頂けて嬉しく思って、おります」


 アリスはヒリヒリと痛む喉に顔を顰めながらもそう本音を話す。声が掠れてしまってはいるが、それでも伝えることは出来たのでほっとした。


 すると、オーウェンは身体を少し持ち上げアリスと目を合わせた。その目にはまだ先程と同じような鋭い光があってアリスは顔を少し引き攣らせる。


「ああ、流石にもう無理はさせないよ。ただ君が可愛いことを言うから、つい」
「は、はぁ...」


 あはは、と笑うオーウェンと同じように笑えないアリスはそっと目を逸らした。


(オーウェン様、この感じはまだ全然やろうと思えばやれるわね)


 そう確信したアリスは冷や汗をかいた。正直1回だけで充分辛い。これを何回もはこなせるだろうか。そう考えてみるが、直ぐに無理かもしれないと思った。


「...っんぁっ」
「は、ふふ。いっぱい出てきちゃった...」


 オーウェンが徐にソレを引き抜き始めた。不意をつかれたアリスは思わず声を上げる。出されたものがそっと外へ出てくるのを感じながらアリスは抜けていくモノを締め付けようと蠢く自分のモノに恥ずかしさを覚える。


「そんなに吸いつかないで。また今度沢山愛してあげるから...」


 オーウェンはそう言いながら微笑むと、ようやく全てを外に出し切った。そしてアリスの背に腕を回すと彼女の上体を起き上がらせる。アリスは動けない身体では逆らえず、少し鈍痛を感じながらされるがまま起き上がった。


「見て、アリス。確かに君のハジメテは俺が貰ったからね。ありがとう。...はあ、ようやくだ」


 余程嬉しかったのだろうか。わざわざ純潔が散った証である赤い血と、そして己の欲が混じったものをアリスに見せてそれからまたアリスを抱きしめた。


 アリスは視界の端に一瞬だけ映った彼のモノが思ったよりも大きかったので、あんなものが自分の中に入って縦横無尽に動いていたのだと思うとヒヤリとした。



「オーウェン様、苦しいです」


 ぎゅうっと抱きしめられ、身体に少し振動が齎されると奥から彼から出されたものが少しずつ溢れてきて恥ずかしい。


 しかし、オーウェンの力は緩まることはなく、アリスはオーウェンにされるがまま暫く抱きしめられ、彼の体温をその身にゆったりと堪能した。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

ヤンデレにデレてみた

果桃しろくろ
恋愛
母が、ヤンデレな義父と再婚した。 もれなく、ヤンデレな義弟がついてきた。

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

転生したら乙女ゲームの主人公の友達になったんですが、なぜか私がモテてるんですが?

山下小枝子
恋愛
田舎に住むごく普通のアラサー社畜の私は車で帰宅中に、 飛び出してきた猫かたぬきを避けようとしてトラックにぶつかりお陀仏したらしく、 気付くと、最近ハマっていた乙女ゲームの世界の『主人公の友達』に転生していたんだけど、 まぁ、友達でも二次元女子高生になれたし、 推しキャラやイケメンキャラやイケオジも見れるし!楽しく過ごそう!と、 思ってたらなぜか主人公を押し退け、 攻略対象キャラからモテまくる事態に・・・・ ちょ、え、これどうしたらいいの!!!嬉しいけど!!!

この世界、イケメンが迫害されてるってマジ!?〜アホの子による無自覚救済物語〜

具なっしー
恋愛
※この表紙は前世基準。本編では美醜逆転してます。AIです 転生先は──美醜逆転、男女比20:1の世界!? 肌は真っ白、顔のパーツは小さければ小さいほど美しい!? その結果、地球基準の超絶イケメンたちは “醜男(キメオ)” と呼ばれ、迫害されていた。 そんな世界に爆誕したのは、脳みそふわふわアホの子・ミーミ。 前世で「喋らなければ可愛い」と言われ続けた彼女に同情した神様は、 「この子は救済が必要だ…!」と世界一の美少女に転生させてしまった。 「ひきわり納豆顔じゃん!これが美しいの??」 己の欲望のために押せ押せ行動するアホの子が、 結果的にイケメン達を救い、世界を変えていく──! 「すきーー♡結婚してください!私が幸せにしますぅ〜♡♡♡」 でも、気づけば彼らが全方向から迫ってくる逆ハーレム状態に……! アホの子が無自覚に世界を救う、 価値観バグりまくりご都合主義100%ファンタジーラブコメ!

次期騎士団長の秘密を知ってしまったら、迫られ捕まってしまいました

Karamimi
恋愛
侯爵令嬢で貴族学院2年のルミナスは、元騎士団長だった父親を8歳の時に魔物討伐で亡くした。一家の大黒柱だった父を亡くしたことで、次期騎士団長と期待されていた兄は騎士団を辞め、12歳という若さで侯爵を継いだ。 そんな兄を支えていたルミナスは、ある日貴族学院3年、公爵令息カルロスの意外な姿を見てしまった。学院卒院後は騎士団長になる事も決まっているうえ、容姿端麗で勉学、武術も優れているまさに完璧公爵令息の彼とはあまりにも違う姿に、笑いが止まらない。 お兄様の夢だった騎士団長の座を奪ったと、一方的にカルロスを嫌っていたルミナスだが、さすがにこの秘密は墓場まで持って行こう。そう決めていたのだが、翌日カルロスに捕まり、鼻息荒く迫って来る姿にドン引きのルミナス。 挙句の果てに“ルミタン”だなんて呼ぶ始末。もうあの男に関わるのはやめよう、そう思っていたのに… 意地っ張りで素直になれない令嬢、ルミナスと、ちょっと気持ち悪いがルミナスを誰よりも愛している次期騎士団長、カルロスが幸せになるまでのお話しです。 よろしくお願いしますm(__)m

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

甘い匂いの人間は、極上獰猛な獣たちに奪われる 〜居場所を求めた少女の転移譚〜

具なっしー
恋愛
「誰かを、全力で愛してみたい」 居場所のない、17歳の少女・鳴宮 桃(なるみや もも)。 幼い頃に両親を亡くし、叔父の家で家政婦のような日々を送る彼女は、誰にも言えない孤独を抱えていた。そんな桃が、願いをかけた神社の光に包まれ目覚めたのは、獣人たちが支配する異世界。 そこは、男女比50:1という極端な世界。女性は複数の夫に囲われて贅沢を享受するのが常識だった。 しかし、桃は異世界の女性が持つ傲慢さとは無縁で、控えめなまま。 そして彼女の身体から放たれる**"甘いフェロモン"は、野生の獣人たちにとって極上の獲物**でしかない。 盗賊に囚われかけたところを、美形で無口なホワイトタイガー獣人・ベンに救われた桃。孤独だった少女は、その純粋さゆえに、強く、一途で、そして獰猛な獣人たちに囲われていく――。 ※表紙はAIです

処理中です...