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めり
29.その歌は嵐を呼ぶ
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モノノケ、伝説、神話、数多くの伝説がある。今回、お話するのは『人魚』についてのお話である。
ある村の端、そこには崖がある。その崖の下に決まって彼は行く。そして彼がいつもそこである「人」に会っている。『みなぎめり』と言う『人魚』と話している。それが彼が必ず人に会いに行く理由である。
「今日はね~・・・」
彼は今日あった話を、海から頭一つ出して彼女が聞く。それがいつも通りになっていた。しかし、ある日を境に彼は彼女の前に現れなくなった。彼女は何かあったのではと思ったが、彼女は人魚である。陸を動ける身体はしていない。彼女にできることは、彼を待つことだけである。
数日後のある日、久しぶりに彼が彼女の前に現れた。酷くやつれていて、疲れ果てていた。彼女はそんな彼に驚き、なぜそうなってしまったのかを聞いた。聞いた話によると、雨がここ数十日降っていないため、作物が枯始めていると言う。そのため近くの川から水を持ってこなければならないのだが、それにも限度があると言う。それを聞いた彼女はあることを彼に提案する。
「これをしてしまうと、私とはもう二度と会えなくなるかもしれない。」
そう前置きして彼女は彼に話す。
「私たち人魚が海に向かって歌うと、嵐を呼ぶの。」
そう、人魚が歌うと嵐が来る。海が荒れるという伝説がある。それにより、雨を降らせようとした。しかし、彼は彼女に会いたかった。しかし、村の命運がかかっている。泣く泣く彼はその案を了承した。
「じゃあまたね。•*¨*•.¸¸♬︎」
彼女が歌う。その次の日、本当に嵐は来た。
村には雨のみ降り、村は助かったと言う。
しかし、彼の前に二度と彼女が姿を現すことは無かったという。
ある村の端、そこには崖がある。その崖の下に決まって彼は行く。そして彼がいつもそこである「人」に会っている。『みなぎめり』と言う『人魚』と話している。それが彼が必ず人に会いに行く理由である。
「今日はね~・・・」
彼は今日あった話を、海から頭一つ出して彼女が聞く。それがいつも通りになっていた。しかし、ある日を境に彼は彼女の前に現れなくなった。彼女は何かあったのではと思ったが、彼女は人魚である。陸を動ける身体はしていない。彼女にできることは、彼を待つことだけである。
数日後のある日、久しぶりに彼が彼女の前に現れた。酷くやつれていて、疲れ果てていた。彼女はそんな彼に驚き、なぜそうなってしまったのかを聞いた。聞いた話によると、雨がここ数十日降っていないため、作物が枯始めていると言う。そのため近くの川から水を持ってこなければならないのだが、それにも限度があると言う。それを聞いた彼女はあることを彼に提案する。
「これをしてしまうと、私とはもう二度と会えなくなるかもしれない。」
そう前置きして彼女は彼に話す。
「私たち人魚が海に向かって歌うと、嵐を呼ぶの。」
そう、人魚が歌うと嵐が来る。海が荒れるという伝説がある。それにより、雨を降らせようとした。しかし、彼は彼女に会いたかった。しかし、村の命運がかかっている。泣く泣く彼はその案を了承した。
「じゃあまたね。•*¨*•.¸¸♬︎」
彼女が歌う。その次の日、本当に嵐は来た。
村には雨のみ降り、村は助かったと言う。
しかし、彼の前に二度と彼女が姿を現すことは無かったという。
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