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あらん
15.廃校の天井は星空
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誰も使わなくなった廃校舎。天井は壊れ、月明かりが差し込む。その教室には二年三組と書いてあった。
「天井の中の星空って良いよね」
狐の面を片手に持ち二つの青色の目は天井の星を見る。小さな宇宙が壊れた穴から覗いていた。ちょうど小さな宇宙から夏の大三角が見えていた。
無造作に置かれた机の上に座る僕らは月明かりだけを明かりとして2人で喋る。ただの他愛のない雑談であるのに会話は弾む。
夏の大三角の中心に見えるこぎつね座。あまり明るい星はないけれど今日はやけにはっきりと見えた。
元々青色だった二つの瞳の片方が月明かりに照らされて紫色に輝いた。
「その目って・・・」
「あぁバレてしまったのか。」
右目が紫色に輝いた彼は狐の面を被る。
目の部分だけくり抜かれた狐の面はそれまでただの面だったはずなのに。
「じゃあバレちゃったから・・・またね」
文字通り顔と同化した。なぜならはめるための紐がその面にはなかったのに付けているのだから。
天井の小さな宇宙へ消えた彼を僕はぼーっと眺めていた。天井の小さな宇宙にはこぎつね座が何故か明るく輝いていた。
「天井の中の星空って良いよね」
狐の面を片手に持ち二つの青色の目は天井の星を見る。小さな宇宙が壊れた穴から覗いていた。ちょうど小さな宇宙から夏の大三角が見えていた。
無造作に置かれた机の上に座る僕らは月明かりだけを明かりとして2人で喋る。ただの他愛のない雑談であるのに会話は弾む。
夏の大三角の中心に見えるこぎつね座。あまり明るい星はないけれど今日はやけにはっきりと見えた。
元々青色だった二つの瞳の片方が月明かりに照らされて紫色に輝いた。
「その目って・・・」
「あぁバレてしまったのか。」
右目が紫色に輝いた彼は狐の面を被る。
目の部分だけくり抜かれた狐の面はそれまでただの面だったはずなのに。
「じゃあバレちゃったから・・・またね」
文字通り顔と同化した。なぜならはめるための紐がその面にはなかったのに付けているのだから。
天井の小さな宇宙へ消えた彼を僕はぼーっと眺めていた。天井の小さな宇宙にはこぎつね座が何故か明るく輝いていた。
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