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箱兄
117.迷い込んだ電脳世界
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━━━━━━━━『ロ⬛︎イン⬛︎⬛︎し⬛︎』
遠くから何か聞こえた。
しかしそれに構っている暇などないのだ。
ほうけていた私はハッと我に返る。
おかしい。何かがおかしい。私は自身の部屋で仕事をしていたはずだ。しかし仕事道具のPCはおろか、自分の部屋ですらない。ここは何処だろう。でも何故か知っているような雰囲気である。
周りは普通の壁のようなものと窓がある。
外は霧が出ているのか見えないが、それ以外は普通である。
少し気になることといえば少しゲーム感のある色合いと質感であるということ。そして所々黒くバグのようなものを見る。やはりここは私の知っている場所では無いのかもしれない。
「あれは・・・・?」
廊下を進むと少し緑がかった扉を見つけた。
私はその扉のドアノブを回し扉によって狭まれた視界を広げる。
最初に見たのはゲーミングチェアと呼ぶ大きな椅子だった。それがくるりと弧を描くように回った。
「こんあーと。いらっしゃい。」
そこには緑の髪をした男性が居た。
優しく静かな声はすっと耳に入ってきた。
その部屋はPCだけでなく色々な機材とモニターがあり、ひとつの仕事部屋のような部屋だった。
「電脳世界へようこそ。まぁゆっくりしていきなよ。」
ふっと微笑んだ彼は私を招いてくれた。
またここへ来れるといいな。
━━━━━━━━『ログアウトしました』
機械音と共に視界は暗転した。
遠くから何か聞こえた。
しかしそれに構っている暇などないのだ。
ほうけていた私はハッと我に返る。
おかしい。何かがおかしい。私は自身の部屋で仕事をしていたはずだ。しかし仕事道具のPCはおろか、自分の部屋ですらない。ここは何処だろう。でも何故か知っているような雰囲気である。
周りは普通の壁のようなものと窓がある。
外は霧が出ているのか見えないが、それ以外は普通である。
少し気になることといえば少しゲーム感のある色合いと質感であるということ。そして所々黒くバグのようなものを見る。やはりここは私の知っている場所では無いのかもしれない。
「あれは・・・・?」
廊下を進むと少し緑がかった扉を見つけた。
私はその扉のドアノブを回し扉によって狭まれた視界を広げる。
最初に見たのはゲーミングチェアと呼ぶ大きな椅子だった。それがくるりと弧を描くように回った。
「こんあーと。いらっしゃい。」
そこには緑の髪をした男性が居た。
優しく静かな声はすっと耳に入ってきた。
その部屋はPCだけでなく色々な機材とモニターがあり、ひとつの仕事部屋のような部屋だった。
「電脳世界へようこそ。まぁゆっくりしていきなよ。」
ふっと微笑んだ彼は私を招いてくれた。
またここへ来れるといいな。
━━━━━━━━『ログアウトしました』
機械音と共に視界は暗転した。
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