そこは夢の詰め合わせ

らい

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イバラ

161.R-18駄犬は調教に弱い

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金属が擦れる音がする。
金属が叩きあって甲高い音を奏でる。
その金属は首輪に繋がっていた。

「ほら、はやく来い駄犬」

鎖を引っ張る男、鎖が張り力に抗えず引き寄せられる駄犬と呼ばれた女。

「ご主人様を待たせるとはいい度胸じゃないか?」

「すみませ・・・」

謝ろうとしてまた引っ張られる。

「お前は今犬だよなぁ?じゃあ返事は?」

「わ・・・わん・・・」

「いい子だ」

頭を撫でられて、犬は大層喜んだ。
とても恥ずかしい思いだけれども。
何故か身体が喜んでしまう。

「犬は服なんて着ないよね。脱ごうか」

「わ・・・ん・・・」

恥ずかしそうに来ていた服を一枚ずつ剥ぎ取っていく。生まれたままの姿へ、美しく何も纏わない姿へと彼女はなった。

「じゃあ少しさがって見せて?」

「はい・・・」

言われるがまま、女が数歩下がる。鎖の留め金が揺れてちゃり、と小さな音を立てた。

乱れた髪が顔に少し張り付き、期待の籠もる潤んだ眼差しを時折こちらに向け、欲情の雫が垂れ伝う内腿をもじもじとこすり合わせる。

リードを強く握りしめ、無言で手元に引っぱる。前触れ無く首を引かれ、たたらを踏んだ女。しかしなんとか堪えたようだ。その代わり、男の目の前で四つん這いになってしまっているが。

「こうして欲しいんだろ?」

四つん這いになったことで座っていた男の、男の象徴たるそれが顔の前に姿を現す。
大きく硬い砲身が、彼女の顔に当たる。

「あぁ・・・!」

理性が溶けかけるそれを、彼女は無意識のうちに含んでしまっていた。

「待てもできないのか?駄犬」

低く鋭い声が刺さるがそんな事は関係ない。
目の前にある砲身を一心不乱に食べてしまいたいのだ。

「仕方ない子だね・・・?許してあげようね?じゃあ頑張ってね?君はいい子だから」

頷くよりストロークがはやく、強くなる。
もっと強くしようとした時、上から強い力で押さえつけられる。喉奥へ砲身が叩き込まれ、砲身が震える。喉奥に入った事でえずき、涙が出るがそれを考える前に砲身から弾が発射される。

零したらまた調教してくれるだろうけど、零したくないという自分の意思で打たれたその弾を少しずつ飲み込んでいく。
ゆっくり、何回も少しずつ飲み込みながら。

「ちゃんと飲めて偉いね」

ゆっくり撫でられるその手が暖かくて。
そんな暖かい彼から攻められるのが大好きで。静かに夜が溶けていく。

その日も駄犬が吠えていた。
飼い主が小さく笑っていた。
夜が更けていくと共に、駄犬の声は小さくなっていき、夜に溶け込んで消えた。
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