10 / 28
靖国神社参拝がどうして問題になるのか?
しおりを挟む
2004年11月24日開かれた世界文化遺産「佐渡島の金山」の労働者追悼式に参列した生稲晃子参議院が靖国神社を参拝していた(本当はそんな事実はなかったのだが)ことを問題し、韓国は上記追悼式に参加しなかったのだ。
これを聞いて、韓国が、なぜ靖国神社の参拝を、そんなに問題とするのか、理解できない人たちがたくさんいると思う。だからこそ、その点を明らかにしておきたい。
そして、ここに日本の保守となっている原点があると思うからだ。
まず類似である護国神社について説明をしよう。明治維新前後から、招魂社という名前で国家のために殉職した者を祀った神社で、全国に点在する。1939年(昭和14年)に護国神社という名称になっている。戦争で日本のために戦って死んでいった人たちの御魂、さらに戦後は公務災害者(自衛隊や自衛隊関係者)も祀られている。だから、日本人ならば、誰もがここでお参りをすることは問題がないと思うに違いない。
だが、東京都千代田区に護国神社になっていない靖国神社がある。ここでは国家のために功労があった者たちを祀る神社である。なぜか、ここでは、太平洋戦争で負けて、A級戦犯となった東条英機たちが合否されているのだ。
自民党を始め多くの国会議員たちが機会あるごとに、靖国神社参拝を行い続けている。なぜ、そんなことをするのか?それは日本が太平洋戦争で負けたことを認めたくない人たち(旧支配者)がいるからだ。彼らは、太平洋戦争を行ったこと事態が正当性があると主張したいのだ。
太平洋戦争は、1941年から1945年までの間、アメリカ・イギリスなどの連合国と日本との間に行われたものだ。アメリカのハワイ真珠湾に奇襲を行い、それ以降日本国は進撃を進めたものの、ミッドウェー海戦での敗北を境に日本は負けに転じていった。硫黄島の戦いに負け、やがて連合国が本土上陸として沖縄本土決戦、B29により全国空襲が行われ出し、3月7日には東京大空襲が行われていった。
日本と同盟を結んでいたドイツの敗北の時に行われた1945年7月26日のポツダム宣言で、日本の無条件降伏が出され、これを受け入れなければ、日本の殲滅を行うと宣言されてしまったのだ。
戦争で対抗策も打てないのに、日本政府はこれを無視し続けたのだ。ついにアメリカは最新兵器の原子爆弾を8月6日に広島、8月9日に長崎に投下したのだった。広島・長崎合わせて46万人の死傷者をだし、8月15日にポツダム宣言の無条件降伏を受け入れたのだった。
8月30日に連合国最高司令官としてダグラス=マッカーサーは厚木飛行場に飛行機から降り立ち、その後、日本占領業務を行うことになった。9月2日には東京湾ミズーリ号艦上で、日本の降伏文書に署名し、日本の無条件降伏を確定させ、日本占領の指揮に当たっていった。マッカーサーは9月27日は昭和天皇の訪問をうけた。昭和天皇は、すべて戦争の責任は自分にあると言って、国民への処罰を望まなかったのだ。その天皇の姿を見て、マッカーサーは天皇を戦争の処罰対象(極東国際軍事裁判生=東京裁判)からはずしたのだった。その結果、1946年1月1日には天皇は「人間宣言」として国民の象徴となっていた。
そうなる前の天皇の扱いは同だったか、説明をしておこう。
天皇は大日本帝国憲法(旧憲法)で、国家主権者(元首)として、陸海軍の統師者(軍隊の指揮権の最終責任者)となっていた。だが、見かけと違って幾多の法律を作り、実際には国家統治は内閣が行い、戦争指導は軍部が行うようになっていたのだ。複雑に作った機構と手続きは戦争の終結を誰が終らせることができるかも分からなくもしていたのだ。機構等を越えて戦争を終えさせたのは、昭和天皇だったことは記録を詳細に読み取ると明らかだ。
その結果、東京裁判では、東条英機以下7名が絞死刑、16名が終身禁錮として罰せられている。これに対して、おもしろくない人たち(旧支配者)がいた。東京裁判は、当初から戦勝国が一方的に敗戦国を砂漠もので不当であるとか、戦前にはなかった「平和に対する罪」(A級戦犯)で裁くのは法理論上おかしい、といった批判をしたのだ。(その頃から、旧支配者たちは、その後に生まれてきた新憲法に憎悪を抱いて、憲法を変えなければと思い出している。)
しかし、戦争犯罪の裁判は日本が受け入れた「ポツダム宣言」で定められていることだ。この裁判を否定するのは、日本の敗北を否定しなければならない。もう一回、アメリカ等と戦って決着をつけるしかない話なのだ。一部の軍事関係者(旧支配者)以外でそんなことを望む国民はいない。だから、アメリカと再び戦争をする者たちはでてこ
れなかったのだ。
東京裁判は国際的な決定と考えた昭和天皇は、A級戦犯が合祀(1975年11月21日)された時から靖国神社に祈願をすることをしなくなっている。昭和天皇は、本土決戦と言って日本人全部の死をかまわないと言っていた者たち(旧支配者)を押さえて、今の日本を導いてくれた人間のひとりである。昭和天皇が靖国神社に行けないでいる姿を見ながらも、平然と靖国神社に行って祈願することは、天皇を実質的に馬鹿にしているのと同じことなのだ。
これが保守の正体と言ってもいいのかもしれない。
日本の歴史授業で敗戦を終戦と言わされている私たちは、そんな悪意を持った人たちいることに気づくこともできないのかもしれない。そして、韓国の人たちが騒ぐのは、そのことに気づいているからなのだ。
これを聞いて、韓国が、なぜ靖国神社の参拝を、そんなに問題とするのか、理解できない人たちがたくさんいると思う。だからこそ、その点を明らかにしておきたい。
そして、ここに日本の保守となっている原点があると思うからだ。
まず類似である護国神社について説明をしよう。明治維新前後から、招魂社という名前で国家のために殉職した者を祀った神社で、全国に点在する。1939年(昭和14年)に護国神社という名称になっている。戦争で日本のために戦って死んでいった人たちの御魂、さらに戦後は公務災害者(自衛隊や自衛隊関係者)も祀られている。だから、日本人ならば、誰もがここでお参りをすることは問題がないと思うに違いない。
だが、東京都千代田区に護国神社になっていない靖国神社がある。ここでは国家のために功労があった者たちを祀る神社である。なぜか、ここでは、太平洋戦争で負けて、A級戦犯となった東条英機たちが合否されているのだ。
自民党を始め多くの国会議員たちが機会あるごとに、靖国神社参拝を行い続けている。なぜ、そんなことをするのか?それは日本が太平洋戦争で負けたことを認めたくない人たち(旧支配者)がいるからだ。彼らは、太平洋戦争を行ったこと事態が正当性があると主張したいのだ。
太平洋戦争は、1941年から1945年までの間、アメリカ・イギリスなどの連合国と日本との間に行われたものだ。アメリカのハワイ真珠湾に奇襲を行い、それ以降日本国は進撃を進めたものの、ミッドウェー海戦での敗北を境に日本は負けに転じていった。硫黄島の戦いに負け、やがて連合国が本土上陸として沖縄本土決戦、B29により全国空襲が行われ出し、3月7日には東京大空襲が行われていった。
日本と同盟を結んでいたドイツの敗北の時に行われた1945年7月26日のポツダム宣言で、日本の無条件降伏が出され、これを受け入れなければ、日本の殲滅を行うと宣言されてしまったのだ。
戦争で対抗策も打てないのに、日本政府はこれを無視し続けたのだ。ついにアメリカは最新兵器の原子爆弾を8月6日に広島、8月9日に長崎に投下したのだった。広島・長崎合わせて46万人の死傷者をだし、8月15日にポツダム宣言の無条件降伏を受け入れたのだった。
8月30日に連合国最高司令官としてダグラス=マッカーサーは厚木飛行場に飛行機から降り立ち、その後、日本占領業務を行うことになった。9月2日には東京湾ミズーリ号艦上で、日本の降伏文書に署名し、日本の無条件降伏を確定させ、日本占領の指揮に当たっていった。マッカーサーは9月27日は昭和天皇の訪問をうけた。昭和天皇は、すべて戦争の責任は自分にあると言って、国民への処罰を望まなかったのだ。その天皇の姿を見て、マッカーサーは天皇を戦争の処罰対象(極東国際軍事裁判生=東京裁判)からはずしたのだった。その結果、1946年1月1日には天皇は「人間宣言」として国民の象徴となっていた。
そうなる前の天皇の扱いは同だったか、説明をしておこう。
天皇は大日本帝国憲法(旧憲法)で、国家主権者(元首)として、陸海軍の統師者(軍隊の指揮権の最終責任者)となっていた。だが、見かけと違って幾多の法律を作り、実際には国家統治は内閣が行い、戦争指導は軍部が行うようになっていたのだ。複雑に作った機構と手続きは戦争の終結を誰が終らせることができるかも分からなくもしていたのだ。機構等を越えて戦争を終えさせたのは、昭和天皇だったことは記録を詳細に読み取ると明らかだ。
その結果、東京裁判では、東条英機以下7名が絞死刑、16名が終身禁錮として罰せられている。これに対して、おもしろくない人たち(旧支配者)がいた。東京裁判は、当初から戦勝国が一方的に敗戦国を砂漠もので不当であるとか、戦前にはなかった「平和に対する罪」(A級戦犯)で裁くのは法理論上おかしい、といった批判をしたのだ。(その頃から、旧支配者たちは、その後に生まれてきた新憲法に憎悪を抱いて、憲法を変えなければと思い出している。)
しかし、戦争犯罪の裁判は日本が受け入れた「ポツダム宣言」で定められていることだ。この裁判を否定するのは、日本の敗北を否定しなければならない。もう一回、アメリカ等と戦って決着をつけるしかない話なのだ。一部の軍事関係者(旧支配者)以外でそんなことを望む国民はいない。だから、アメリカと再び戦争をする者たちはでてこ
れなかったのだ。
東京裁判は国際的な決定と考えた昭和天皇は、A級戦犯が合祀(1975年11月21日)された時から靖国神社に祈願をすることをしなくなっている。昭和天皇は、本土決戦と言って日本人全部の死をかまわないと言っていた者たち(旧支配者)を押さえて、今の日本を導いてくれた人間のひとりである。昭和天皇が靖国神社に行けないでいる姿を見ながらも、平然と靖国神社に行って祈願することは、天皇を実質的に馬鹿にしているのと同じことなのだ。
これが保守の正体と言ってもいいのかもしれない。
日本の歴史授業で敗戦を終戦と言わされている私たちは、そんな悪意を持った人たちいることに気づくこともできないのかもしれない。そして、韓国の人たちが騒ぐのは、そのことに気づいているからなのだ。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
島猫たちのエピソード2026
BIRD
エッセイ・ノンフィクション
2026年もどうぞよろしくお願いします。
「Cat nursery Larimar 」は、ひとりでは生きられない仔猫を預かり、保護者&お世話ボランティア達が協力して育てて里親の元へ送り出す「仔猫の保育所」です。
石垣島は野良猫がとても多い島。
2021年2月22日に設立した保護団体【Cat nursery Larimar(通称ラリマー)】は、自宅では出来ない保護活動を、施設にスペースを借りて頑張るボランティアの集まりです。
本作は、ラリマーの保護活動や、石垣島の猫ボランティアについて書いた作品です。
スコア収益は、保護猫たちのゴハンやオヤツの購入に使っています。
キャラ文芸大賞チャレンジ記
天田れおぽん
エッセイ・ノンフィクション
まずはチャレンジ記より始めるスタイルでチャレンジ予定。(笑)
キャラ文芸大賞へのチャレンジは、キャラ文芸って何? ってトコから始めます。(笑)
書くし、読むよー。わーい。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる