8 / 14
8ミミちゃん
しおりを挟む
赤ずきんちゃんとおかあさんは、牧場にヤギさんのミルクとミルクからつくったチーズを買いにでかけました。
ですから、家には、ちいさなライオンさんしかいません。そこで、ちいさなライオンさんはおかあさんの鏡台の前にたちました。
鏡を見ながら、ちいさなライオンさんは、手からつめがでないようにして、顔をかいてみました。でも、あまりネコらしくありません。そこで、少し顔をかたむけながら、顔をかきました。今度は前よりは少しネコらしくみえたようです。
こんどは、「にゃ~、にゃ~」と、ちいさなライオンさんは、ないてみました。ちょっと声が低すぎます。そこで、なるべく高い声がでるように、口を大きく開けてみました。まだ、低すぎます。そこで、なんども、なんども、口をあけて声をだしつづけました。だいぶ高い声がでてきたようです。
ふと、誰かが見ているきがしました。ちいさなライオンさんは窓の方を見ると、庭にオオカミさんがたっていたのです。
ちいさなライオンさんは、窓をあけて、「なに、見てるんだよ!」と、大声をあげました。でも、かすれた声しかだせません。
「赤ずきんちゃんは、いないね?」と、オオカミさんが聞きました。
「赤ずきんちゃんは、でかけているよ」
「これ、赤ずきんちゃんに渡しておいて。根がついているから、庭にうえるといいよ」と言って、オオカミさんは昼顔の花をちいさなライオンさんに手渡しました。
「わかった。渡しておくよ」
オオカミさんは、安心したのか、うなずいて、帰ろうとしました。でも、とつぜん、思いだしたように、オオカミさんはふりかえりました。
「がんばれよ。ミミちゃん」と言って、オオカミさんは赤ずきんちゃんの家を後にしたのでした。
ですから、家には、ちいさなライオンさんしかいません。そこで、ちいさなライオンさんはおかあさんの鏡台の前にたちました。
鏡を見ながら、ちいさなライオンさんは、手からつめがでないようにして、顔をかいてみました。でも、あまりネコらしくありません。そこで、少し顔をかたむけながら、顔をかきました。今度は前よりは少しネコらしくみえたようです。
こんどは、「にゃ~、にゃ~」と、ちいさなライオンさんは、ないてみました。ちょっと声が低すぎます。そこで、なるべく高い声がでるように、口を大きく開けてみました。まだ、低すぎます。そこで、なんども、なんども、口をあけて声をだしつづけました。だいぶ高い声がでてきたようです。
ふと、誰かが見ているきがしました。ちいさなライオンさんは窓の方を見ると、庭にオオカミさんがたっていたのです。
ちいさなライオンさんは、窓をあけて、「なに、見てるんだよ!」と、大声をあげました。でも、かすれた声しかだせません。
「赤ずきんちゃんは、いないね?」と、オオカミさんが聞きました。
「赤ずきんちゃんは、でかけているよ」
「これ、赤ずきんちゃんに渡しておいて。根がついているから、庭にうえるといいよ」と言って、オオカミさんは昼顔の花をちいさなライオンさんに手渡しました。
「わかった。渡しておくよ」
オオカミさんは、安心したのか、うなずいて、帰ろうとしました。でも、とつぜん、思いだしたように、オオカミさんはふりかえりました。
「がんばれよ。ミミちゃん」と言って、オオカミさんは赤ずきんちゃんの家を後にしたのでした。
0
あなたにおすすめの小説
ナナの初めてのお料理
いぬぬっこ
児童書・童話
ナナは七歳の女の子。
ある日、ナナはお母さんが仕事から帰ってくるのを待っていました。
けれど、お母さんが帰ってくる前に、ナナのお腹はペコペコになってしまいました。
もう我慢できそうにありません。
だというのに、冷蔵庫の中には、すぐ食べれるものがありません。
ーーそうだ、お母さんのマネをして、自分で作ろう!
ナナは、初めて自分一人で料理をすることを決めたのでした。
これは、ある日のナナのお留守番の様子です。
まぼろしのミッドナイトスクール
木野もくば
児童書・童話
深夜0時ちょうどに突然あらわれる不思議な学校。そこには、不思議な先生と生徒たちがいました。飼い猫との最後に後悔がある青年……。深い森の中で道に迷う少女……。人間に恋をした水の神さま……。それぞれの道に迷い、そして誰かと誰かの想いがつながったとき、暗闇の空に光る星くずの方から学校のチャイムが鳴り響いてくるのでした。
ぼくのだいじなヒーラー
もちっぱち
絵本
台所でお母さんと喧嘩した。
遊んでほしくて駄々をこねただけなのに
怖い顔で怒っていたお母さん。
そんな時、不思議な空間に包まれてふわりと気持ちが軽くなった。
癒される謎の生き物に会えたゆうくんは楽しくなった。
お子様向けの作品です
ひらがな表記です。
ぜひ読んでみてください。
イラスト:ChatGPT(OpenAI)生成
不幸でしあわせな子どもたち 「しあわせのふうせん」
山口かずなり
絵本
小説 不幸でしあわせな子どもたち
スピンオフ作品
・
ウルが友だちのメロウからもらったのは、
緑色のふうせん
だけどウルにとっては、いらないもの
いらないものは、誰かにとっては、
ほしいもの。
だけど、気づいて
ふうせんの正体に‥。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる