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物理系魔法少女、強くなりたい
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「なんじゃこりゃ」
俺の周囲に広がっていた闇から色々な魔物の形態をした闇が形成される。
「アカツキ、貴様の相手はこのダンジョン全てよ」
その言葉と同時に一斉に襲いかかって来る大量の闇の魔物達。
「クソが」
拳で破壊しながら突き進むが、質量が圧倒的だ。
シロエさんの身体に血管のような模様が浮かび上がる。
「さぁ。踊ろりなさい」
「舐めるなよ!」
俺の攻撃で一気に闇を破壊するが、それよりも増えるスピードが早い。
俺の知っている魔物の見た目をした闇や知らない魔物も闇で作られている。
まるでダンジョンと一つになっているようだ。
「我も動けるぞ」
ミカエルが俺に肉薄して拳を突き出した。
それによって血を口から吹き出して闇の中に突っ込む。魔物が群がる。
「邪魔だ!」
口から血を吐き出しながら叫び、寄って来た魔物を蹴り飛ばす。
本気で終わらせる宣言をしたシロエさんが闇の中を移動して俺の懐に入って来た。
「きひぃ」
その歪んだ笑みがシロエさんの本性なのだろうと、俺は理解した。
目の前に広がる巨大な魔法陣から闇が一直線に一気に放たれる。
腕を前で組んで防ぎ、足に力を入れて踏みとどまるが、それを凌駕する火力が俺を覆う。
「がはっ」
力が驚くように抜けて行く。合わせるように視界の周りが暗くなる。
魔物の攻撃を意地でも躱して、破壊するために攻撃を繰り返す。
「ふふふ」
「いきなり攻めて来るな」
「本気で終わらせると申しましたわ」
自分の生み出した闇の魔物を盾にして肉薄して来て、闇の剣を伸ばして来る。
紙一重で回避するが、闇の海から伸びた拳は回避できなかった。
「はぁはぁ」
回避した場所にも闇は自在に襲って来る。逃げた先にも魔物の闇が居る。
巨人もミカエルもいる。
今まで手を抜いていたと分かる結果だ。
「だけどな。諦める俺じゃねぇぞ」
ステッキをバットにして、振り下ろす。
周囲を破壊しながら突き進み、シロエさんに肉薄する。
「遅い」
シロエさんは闇に溶けるように消えて、急に背後に現れて剣を振るった。
「ぐっ」
浅く斬られた。
「くそっ!」
乱暴に振るった拳も同じように回避され、同時に大量の魔物が波のように来る。
「オラッ!」
バットを振るって破壊するとミカエルが来ていた。
「あぶね!」
突き出された拳を小さくなって回避すると、瞬時に膝が顔面に飛んで来た。
「パワープレイだけじゃ突破できない次元があるんですわ」
「そんなの、知らねぇな」
「知った時は貴様が死ぬ時ですわね」
闇の足場を上に伸ばして見下ろして来るシロエさんにステッキをぶん投げようと構える。
しかし、それを許してくれないのがミカエルだった。
「これで終わりだ」
光を纏った拳が迫って来る。防御⋯⋯身体が軋んで遅い。
間に合わない。
「凍れ」
その時、聞きなれた声が響いた。ミカエルが一瞬にしてシロエさんの隣に移動した。
闇を凍らせて破壊し、現れたのは銀髪の女性だった。
「⋯⋯休んで」
俺の肩に触れて、優しくそう言ってくれた。
俺はゆっくりと腰を下ろした。
「あらあら。これは予想外ですわね。わたくしの侵食を破壊していた使徒が、こんなにも早く来るとは⋯⋯勝負をもっと早く決めるべきでしたわ」
「随分と余裕ね」
「さぁ、どうでしょうね」
シロエさんとミカエル、そして紗奈ちゃんが対面に立った。
周囲が凍りつかん程の圧を感じる。
「私は優しくないよ」
「それはどうでしょうね」
シロエさんが闇を伸ばすが一瞬で凍る。次の瞬間には砕ける。
「ふんっ」
ミカエルの拳が伸びるが、それを裏拳で防ぐ。
手刀を形成した紗奈ちゃんはミカエルに突き出すが、それを回避する。
「一旦退却する」
「逃げれますか?」
「⋯⋯天界に戻れない」
「空間が氷で固定されているようですわね」
紗奈ちゃんはゆっくりとシロエさんに近づく。
血に染まった白いシロエさんを凄く睨んでいる。
一瞬で肉薄して、冷気を出した手のひらを突き出す。
「あら」
「えっ」
シロエさんはミカエルの手を引っ張って盾にした。紗奈ちゃんが素っ頓狂な声を出した。
「一瞬で凍るのですね。それはそれは。ここは逃げるとしましょう」
「逃がすと思うの」
「逃げれないと思いますの?」
シロエさんが闇に溶けて、周囲を凍らせる氷が広がる。
だが、シロエさんは俺の横におり、凍ってない。
「やはり甘いですわね。アカツキさん、また今度の機会にお会いしましょう」
その言葉を残して、シロエさんは消えた。
紗奈ちゃんは元の姿に戻って、ミカエルの方を眺める。
俺はゆっくりと近づいて、紗奈ちゃんの肩を掴んで額を背中に当てた。
「お願いだ紗奈ちゃん。君のこれまでの事や知っている事を教えてくれ。今後の事、話し合おう」
ゆっくりと手を重ねて来る紗奈ちゃん。重苦しい口をおもむろに開く。
◆
「自分を三万人も殺してくれた君が、この提案に乗ってくれるとは思わなかったよ」
支部長の前には緑風の魔法少女、ミドリが立っていた。
「うちはもう、天使の為には戦えない。裏切り者らしいし」
「そっか。魔女になったら君は完璧に天使の敵であり、我々と同じ立場となる。それは承知してるよね?」
「ええ。うちは迷わない。今の家族を守るためには、力が必要だから」
処分の為に施設に居る子供達を利用される可能性はある。その時に命を奪われるかもしれない。
優先順位の変更である。
悪を滅ぼすから大切な家族や友を守る。
「そっか。それじゃ、行こうか」
◆
「シロエ、今回の仕事は大変そうですね」
「そうですわねお姉様。ですが、わたくしたちなら問題ありませんわ」
「ええ。それは疑う余地もありませんわね。それでは、裏切り者のミドリお姉様を処分しに行きましょうか」
何も知らない、何も覚えてない、何も分からない、リセットされたクロエ。
そして、とある球体を持ったシロエがミドリを処分しに向かった。
◆
「支部長、これはどうしましょうか」
「どうしようね」
天使の命とも言える核が抜かれたミカエル。情報も何も得られないただの抜け殻。
問題は大天使の核を手に入れた人間がいると言う事。
「生ゴミに出せるかな?」
「どうでしょうか。血や肉とかないですし、普通に燃えるゴミで良いんじゃないんですか?」
「コイツ燃えんでしょ。はぁ。当分天使の進行は心配する必要はないかもしれないけど、この抜け殻の処理は大変だなぁ」
そんな会話をしている紗奈と支部長。
◆
「まさか君から声をかけてくれるとは思わなかったよ」
俺は本部長の前に立っている。
今なら分かる。これは幻術だ。
本部長を見るといつも変な感じで上手く顔とか見えなかった。
「俺を利用して良いです。今は、強くなりたい」
「そうか。目標は?」
「紗奈ちゃ⋯⋯妻を守れるくらいの実力です」
「うわぁムズ」
本部長が本来の肉体に戻って行く。
隠す必要が無いと思ったのだろう。
⋯⋯でも思わなかったな。まさか本部長がスライムだったとは。
「これからよろしくね星夜くん」
いきなり馴れ馴れしいな。
「はい。本部長」
俺の周囲に広がっていた闇から色々な魔物の形態をした闇が形成される。
「アカツキ、貴様の相手はこのダンジョン全てよ」
その言葉と同時に一斉に襲いかかって来る大量の闇の魔物達。
「クソが」
拳で破壊しながら突き進むが、質量が圧倒的だ。
シロエさんの身体に血管のような模様が浮かび上がる。
「さぁ。踊ろりなさい」
「舐めるなよ!」
俺の攻撃で一気に闇を破壊するが、それよりも増えるスピードが早い。
俺の知っている魔物の見た目をした闇や知らない魔物も闇で作られている。
まるでダンジョンと一つになっているようだ。
「我も動けるぞ」
ミカエルが俺に肉薄して拳を突き出した。
それによって血を口から吹き出して闇の中に突っ込む。魔物が群がる。
「邪魔だ!」
口から血を吐き出しながら叫び、寄って来た魔物を蹴り飛ばす。
本気で終わらせる宣言をしたシロエさんが闇の中を移動して俺の懐に入って来た。
「きひぃ」
その歪んだ笑みがシロエさんの本性なのだろうと、俺は理解した。
目の前に広がる巨大な魔法陣から闇が一直線に一気に放たれる。
腕を前で組んで防ぎ、足に力を入れて踏みとどまるが、それを凌駕する火力が俺を覆う。
「がはっ」
力が驚くように抜けて行く。合わせるように視界の周りが暗くなる。
魔物の攻撃を意地でも躱して、破壊するために攻撃を繰り返す。
「ふふふ」
「いきなり攻めて来るな」
「本気で終わらせると申しましたわ」
自分の生み出した闇の魔物を盾にして肉薄して来て、闇の剣を伸ばして来る。
紙一重で回避するが、闇の海から伸びた拳は回避できなかった。
「はぁはぁ」
回避した場所にも闇は自在に襲って来る。逃げた先にも魔物の闇が居る。
巨人もミカエルもいる。
今まで手を抜いていたと分かる結果だ。
「だけどな。諦める俺じゃねぇぞ」
ステッキをバットにして、振り下ろす。
周囲を破壊しながら突き進み、シロエさんに肉薄する。
「遅い」
シロエさんは闇に溶けるように消えて、急に背後に現れて剣を振るった。
「ぐっ」
浅く斬られた。
「くそっ!」
乱暴に振るった拳も同じように回避され、同時に大量の魔物が波のように来る。
「オラッ!」
バットを振るって破壊するとミカエルが来ていた。
「あぶね!」
突き出された拳を小さくなって回避すると、瞬時に膝が顔面に飛んで来た。
「パワープレイだけじゃ突破できない次元があるんですわ」
「そんなの、知らねぇな」
「知った時は貴様が死ぬ時ですわね」
闇の足場を上に伸ばして見下ろして来るシロエさんにステッキをぶん投げようと構える。
しかし、それを許してくれないのがミカエルだった。
「これで終わりだ」
光を纏った拳が迫って来る。防御⋯⋯身体が軋んで遅い。
間に合わない。
「凍れ」
その時、聞きなれた声が響いた。ミカエルが一瞬にしてシロエさんの隣に移動した。
闇を凍らせて破壊し、現れたのは銀髪の女性だった。
「⋯⋯休んで」
俺の肩に触れて、優しくそう言ってくれた。
俺はゆっくりと腰を下ろした。
「あらあら。これは予想外ですわね。わたくしの侵食を破壊していた使徒が、こんなにも早く来るとは⋯⋯勝負をもっと早く決めるべきでしたわ」
「随分と余裕ね」
「さぁ、どうでしょうね」
シロエさんとミカエル、そして紗奈ちゃんが対面に立った。
周囲が凍りつかん程の圧を感じる。
「私は優しくないよ」
「それはどうでしょうね」
シロエさんが闇を伸ばすが一瞬で凍る。次の瞬間には砕ける。
「ふんっ」
ミカエルの拳が伸びるが、それを裏拳で防ぐ。
手刀を形成した紗奈ちゃんはミカエルに突き出すが、それを回避する。
「一旦退却する」
「逃げれますか?」
「⋯⋯天界に戻れない」
「空間が氷で固定されているようですわね」
紗奈ちゃんはゆっくりとシロエさんに近づく。
血に染まった白いシロエさんを凄く睨んでいる。
一瞬で肉薄して、冷気を出した手のひらを突き出す。
「あら」
「えっ」
シロエさんはミカエルの手を引っ張って盾にした。紗奈ちゃんが素っ頓狂な声を出した。
「一瞬で凍るのですね。それはそれは。ここは逃げるとしましょう」
「逃がすと思うの」
「逃げれないと思いますの?」
シロエさんが闇に溶けて、周囲を凍らせる氷が広がる。
だが、シロエさんは俺の横におり、凍ってない。
「やはり甘いですわね。アカツキさん、また今度の機会にお会いしましょう」
その言葉を残して、シロエさんは消えた。
紗奈ちゃんは元の姿に戻って、ミカエルの方を眺める。
俺はゆっくりと近づいて、紗奈ちゃんの肩を掴んで額を背中に当てた。
「お願いだ紗奈ちゃん。君のこれまでの事や知っている事を教えてくれ。今後の事、話し合おう」
ゆっくりと手を重ねて来る紗奈ちゃん。重苦しい口をおもむろに開く。
◆
「自分を三万人も殺してくれた君が、この提案に乗ってくれるとは思わなかったよ」
支部長の前には緑風の魔法少女、ミドリが立っていた。
「うちはもう、天使の為には戦えない。裏切り者らしいし」
「そっか。魔女になったら君は完璧に天使の敵であり、我々と同じ立場となる。それは承知してるよね?」
「ええ。うちは迷わない。今の家族を守るためには、力が必要だから」
処分の為に施設に居る子供達を利用される可能性はある。その時に命を奪われるかもしれない。
優先順位の変更である。
悪を滅ぼすから大切な家族や友を守る。
「そっか。それじゃ、行こうか」
◆
「シロエ、今回の仕事は大変そうですね」
「そうですわねお姉様。ですが、わたくしたちなら問題ありませんわ」
「ええ。それは疑う余地もありませんわね。それでは、裏切り者のミドリお姉様を処分しに行きましょうか」
何も知らない、何も覚えてない、何も分からない、リセットされたクロエ。
そして、とある球体を持ったシロエがミドリを処分しに向かった。
◆
「支部長、これはどうしましょうか」
「どうしようね」
天使の命とも言える核が抜かれたミカエル。情報も何も得られないただの抜け殻。
問題は大天使の核を手に入れた人間がいると言う事。
「生ゴミに出せるかな?」
「どうでしょうか。血や肉とかないですし、普通に燃えるゴミで良いんじゃないんですか?」
「コイツ燃えんでしょ。はぁ。当分天使の進行は心配する必要はないかもしれないけど、この抜け殻の処理は大変だなぁ」
そんな会話をしている紗奈と支部長。
◆
「まさか君から声をかけてくれるとは思わなかったよ」
俺は本部長の前に立っている。
今なら分かる。これは幻術だ。
本部長を見るといつも変な感じで上手く顔とか見えなかった。
「俺を利用して良いです。今は、強くなりたい」
「そうか。目標は?」
「紗奈ちゃ⋯⋯妻を守れるくらいの実力です」
「うわぁムズ」
本部長が本来の肉体に戻って行く。
隠す必要が無いと思ったのだろう。
⋯⋯でも思わなかったな。まさか本部長がスライムだったとは。
「これからよろしくね星夜くん」
いきなり馴れ馴れしいな。
「はい。本部長」
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(。•́ωก̀。)…グス