36 / 37
「さっき風呂入りましたよね?」って言うのは野暮
しおりを挟む
向井にとって、織はこんな風に近付きたい存在ではなかった。
(本当はこの人から求めて欲しい。でも、きっと待ってたら逃げられる)
「痛くない?織さん」
「じゃあ痛いから離して」
「ダメです」
「…てか屁理屈じゃない?どっちが手出したかとか、詭弁だから!」
押し倒された状態にも慣れてきた織がわめき始めた。
「ちょっと、一回やりましょう?それか俺のこと刺してください」
「極端なんだよ!」
「俺のこと嫌い?」
「だから……」
「織さん、好き」
「……」
ようやく静かになった織のあちこちに、向井は何度も口付けを落とした。
「わかるでしょ?誰かを好きになれたのが奇跡なのに、お互い好きなんてもうファンタジーでしょ」
(それは…そう思う)
織はもう自分が何に抵抗しているのか分からなくなってきた。
「あの、離して」
「まだ言うか」と言いたげな向井をたしなめるように、自分を閉じ込める彼の手に頬を寄せた。
「…お風呂入ってくる」
「……はい。待ってます」
-----
リビングに入るドアの前で、織は立ち尽くしていた。
(これどんな顔で入るの?いかにも過ぎない?え、入ったら始まるの?)
織は自身の経験不足を呪った。
(大体なんで準備が必要なんだよ!いやでもやりましょうって言ったのはあっちだよな、そういう意味じゃなかったらどうしよう…どんな顔で入ればいいんだ?)
思考が堂々巡りした頃、突然リビングのドアが開いた。
「ひっ」
「永遠に入ってこないじゃん。何なんすか」
「何で分かんの?」
「早く来ないと担ぎ上げてベッドに落としますよ」
不覚にもドキッとしてしまったが、織は観念して自らベッドに急いだ。
(てか向井君、強すぎない?なに慣れてんの!?)
理不尽な逆ギレに至った織は、振り返って向井を睨んだ。
「!」
(向井君でもそんな顔することあるんだ…)
織と目が合った向井は、織を手繰り寄せて強く抱きしめた。
「…ほんとに織さん?酔ってないっすよね…?」
「うん。本当…」
織は向井の背中に手を伸ばし、力を込めて身体をぎゅっと寄せた。
「本当に好き。龍君。…へへ」
今度は互いにキスを交わした。
「今度は忘れないでよ」
「そっちこそっすから」
-----
何度も同じベッドで寝ているのに、何故こんなに恥ずかしいのか。
ベッドには入ったものの、織は向井にしがみついたままガチガチに固まっていた。
「織さん」
「ハイッ」
(アラサーだよな?)
(シラフでは無理かもしれない)
お互い大変だったが、向井の方が大変だった。
(まぁでも、こういう人だもんな)
向井は自分の腕に収まった織の髪をゆっくりと撫でた。
「俺、こうしてるだけで幸せっすから」
そこで織はハッとした。
彼の言葉は嘘ではないかも知れないが、仮にも先輩がこんなことを言わせていいのか?
奮起した織は、なけなしの勇気を振り絞って向井の両頬を押さえ、唇を奪った。
「えっ…」
そのままキスを繰り返すうちに、恥ずかしさを上回る熱に浮かされ始めた。
「龍君…」
その熱に応えるように、向井は織の服をたくし上げ、直に身体を撫でた。
(くすぐったい…)
織は声を抑えていたが、敏感な部分に指が触れると、その我慢も限界に達した。
「あっ…ぅ」
「くすぐったい?」
「うん…」
だからと言って止めるでもなく、邪魔な服と布団を剥いだ向井は、引き続き織の身体を貪り進めた。
「う…んっ…何か…僕のこと、食べてない…?」
「食べてますし舐めてます」
触れるに留まらず、向井があちこちを吸ったり噛んだりする度に、織の身体は敏感になっていった。
「はぁ…あっ…ちょっと…ずるくない?」
「絶対俺の方が我慢したし。嫌?」
「やじゃな…、っあ!ああっ!」
織の答えに調子づいた向井が、更に愛撫を進めた。
「え?ぬるぬるする…なんで?」
「俺はただ織さんのシャワーを待つだけの男じゃないんすよ」
(うわぁ…うわぁ…あんま考えたくない…)
希望通り、それ以降の織には考える余裕が無かった。
「あっ!?や、ああ…はあぁ…」
「ここ触るだけでガクガクしちゃうの?」
「だって…あ…指っ…、気持ちいい…」
やがて、向井の指にぐっと力が込められた。
「あああ!はーっ、ああっ…」
「あ…入る。もう全部入りましたよ」
「や…待って!」
「痛い?」
「ちが…」
「じゃあ待たない」
向井は痛くするつもりは無いが、言うことを聞くつもりも無かったため、着々と織の身体を拡げていった。
「織さんここ好き?」
「んっ…んん…好き、気持ちいい…」
(何で分かるんだろう)
(前回があって良かったな)
乳首を食われながら弱いところを何度も擦られ、織は泣きながら向井にしがみついた。
自分の手で淫らに泣き悶える反応に、向井は際限なく欲望が沸き上がるのを感じた。
どちらも限界だったが、先に音を上げたのは織だった。腰を揺らしながら向井に懇願した。
「もっ…だめ…ゆび、やだ…」
「挿れていい?織さん」
向井は織の両足を広げて前に倒し、露わになった織の身体に覆い被さった。
あられもない恰好だが織からの文句は無く、織は待ち焦がれた熱がゆっくりと自分を貫くのを感じた。
「はああっ…ああーっ…」
「…っ」
(龍君が…入ってきてるっ…)
向井が自分に興奮している、犯されているという事実を突きつけられ、彼の身体にゾクゾクと快感が走った。
「は…龍君…もっと…全部……っあああ!」
「痛くないですか?」
シーツを握りしめながら、織は首だけで何とか頷いた。
たまらなくなった向井が織に顔を近づけた。織は彼の肩に縋りつき、そのまま何度かキスをした。
「苦しくない?」
「うん…」
織の答えを聞き、向井は更なる密着を求めて織の頭を抱き寄せた。
卑猥な音が上からも下からも響き、織は頭まで彼に侵されていった。
「龍く…好き…」
言い終えた端から織の目を濡らした涙に、向井が口付けを落とした。
「好き。織さん…大好き。…照れてます?」
「…」
織が向井の首元に顔を隠して黙り込んだ。向井は織の両足を掴み、勢いよく腰を打ち付けた。
「ああ!ひあっ…あああっ、龍っ!ちょっ、うあっ」
「黙っちゃうから」
「だって!はあっ…あっ?それだめ、あっ、ああっ!ああっ…」
弱いところを激しく擦られ、織の口から壊れたように声が漏れた。
(クソッ)
向井にはまだまだ織とやりたいことがあったが、限界が近かった。
「織さん、もうイキそう…」
「んっ、うんっ…あっ…あっ!?」
向井はピストンの速度を速め、織の攻めを強めた。
「ああっ、両方、だめっ、あっ!あっ…」
強すぎる快感に、織は一気に射精感が強まった。
「織さん…エロい…好き…もう…っ」
「はあっ!はっ、龍くっ、んあっああっ、~~~!」
織は自分のひときわ奥で、向井が果てたのを感じた。
その瞬間の向井に、窒息しそうなキスに、自分も達したことをぼんやりと感じた。
(本当はこの人から求めて欲しい。でも、きっと待ってたら逃げられる)
「痛くない?織さん」
「じゃあ痛いから離して」
「ダメです」
「…てか屁理屈じゃない?どっちが手出したかとか、詭弁だから!」
押し倒された状態にも慣れてきた織がわめき始めた。
「ちょっと、一回やりましょう?それか俺のこと刺してください」
「極端なんだよ!」
「俺のこと嫌い?」
「だから……」
「織さん、好き」
「……」
ようやく静かになった織のあちこちに、向井は何度も口付けを落とした。
「わかるでしょ?誰かを好きになれたのが奇跡なのに、お互い好きなんてもうファンタジーでしょ」
(それは…そう思う)
織はもう自分が何に抵抗しているのか分からなくなってきた。
「あの、離して」
「まだ言うか」と言いたげな向井をたしなめるように、自分を閉じ込める彼の手に頬を寄せた。
「…お風呂入ってくる」
「……はい。待ってます」
-----
リビングに入るドアの前で、織は立ち尽くしていた。
(これどんな顔で入るの?いかにも過ぎない?え、入ったら始まるの?)
織は自身の経験不足を呪った。
(大体なんで準備が必要なんだよ!いやでもやりましょうって言ったのはあっちだよな、そういう意味じゃなかったらどうしよう…どんな顔で入ればいいんだ?)
思考が堂々巡りした頃、突然リビングのドアが開いた。
「ひっ」
「永遠に入ってこないじゃん。何なんすか」
「何で分かんの?」
「早く来ないと担ぎ上げてベッドに落としますよ」
不覚にもドキッとしてしまったが、織は観念して自らベッドに急いだ。
(てか向井君、強すぎない?なに慣れてんの!?)
理不尽な逆ギレに至った織は、振り返って向井を睨んだ。
「!」
(向井君でもそんな顔することあるんだ…)
織と目が合った向井は、織を手繰り寄せて強く抱きしめた。
「…ほんとに織さん?酔ってないっすよね…?」
「うん。本当…」
織は向井の背中に手を伸ばし、力を込めて身体をぎゅっと寄せた。
「本当に好き。龍君。…へへ」
今度は互いにキスを交わした。
「今度は忘れないでよ」
「そっちこそっすから」
-----
何度も同じベッドで寝ているのに、何故こんなに恥ずかしいのか。
ベッドには入ったものの、織は向井にしがみついたままガチガチに固まっていた。
「織さん」
「ハイッ」
(アラサーだよな?)
(シラフでは無理かもしれない)
お互い大変だったが、向井の方が大変だった。
(まぁでも、こういう人だもんな)
向井は自分の腕に収まった織の髪をゆっくりと撫でた。
「俺、こうしてるだけで幸せっすから」
そこで織はハッとした。
彼の言葉は嘘ではないかも知れないが、仮にも先輩がこんなことを言わせていいのか?
奮起した織は、なけなしの勇気を振り絞って向井の両頬を押さえ、唇を奪った。
「えっ…」
そのままキスを繰り返すうちに、恥ずかしさを上回る熱に浮かされ始めた。
「龍君…」
その熱に応えるように、向井は織の服をたくし上げ、直に身体を撫でた。
(くすぐったい…)
織は声を抑えていたが、敏感な部分に指が触れると、その我慢も限界に達した。
「あっ…ぅ」
「くすぐったい?」
「うん…」
だからと言って止めるでもなく、邪魔な服と布団を剥いだ向井は、引き続き織の身体を貪り進めた。
「う…んっ…何か…僕のこと、食べてない…?」
「食べてますし舐めてます」
触れるに留まらず、向井があちこちを吸ったり噛んだりする度に、織の身体は敏感になっていった。
「はぁ…あっ…ちょっと…ずるくない?」
「絶対俺の方が我慢したし。嫌?」
「やじゃな…、っあ!ああっ!」
織の答えに調子づいた向井が、更に愛撫を進めた。
「え?ぬるぬるする…なんで?」
「俺はただ織さんのシャワーを待つだけの男じゃないんすよ」
(うわぁ…うわぁ…あんま考えたくない…)
希望通り、それ以降の織には考える余裕が無かった。
「あっ!?や、ああ…はあぁ…」
「ここ触るだけでガクガクしちゃうの?」
「だって…あ…指っ…、気持ちいい…」
やがて、向井の指にぐっと力が込められた。
「あああ!はーっ、ああっ…」
「あ…入る。もう全部入りましたよ」
「や…待って!」
「痛い?」
「ちが…」
「じゃあ待たない」
向井は痛くするつもりは無いが、言うことを聞くつもりも無かったため、着々と織の身体を拡げていった。
「織さんここ好き?」
「んっ…んん…好き、気持ちいい…」
(何で分かるんだろう)
(前回があって良かったな)
乳首を食われながら弱いところを何度も擦られ、織は泣きながら向井にしがみついた。
自分の手で淫らに泣き悶える反応に、向井は際限なく欲望が沸き上がるのを感じた。
どちらも限界だったが、先に音を上げたのは織だった。腰を揺らしながら向井に懇願した。
「もっ…だめ…ゆび、やだ…」
「挿れていい?織さん」
向井は織の両足を広げて前に倒し、露わになった織の身体に覆い被さった。
あられもない恰好だが織からの文句は無く、織は待ち焦がれた熱がゆっくりと自分を貫くのを感じた。
「はああっ…ああーっ…」
「…っ」
(龍君が…入ってきてるっ…)
向井が自分に興奮している、犯されているという事実を突きつけられ、彼の身体にゾクゾクと快感が走った。
「は…龍君…もっと…全部……っあああ!」
「痛くないですか?」
シーツを握りしめながら、織は首だけで何とか頷いた。
たまらなくなった向井が織に顔を近づけた。織は彼の肩に縋りつき、そのまま何度かキスをした。
「苦しくない?」
「うん…」
織の答えを聞き、向井は更なる密着を求めて織の頭を抱き寄せた。
卑猥な音が上からも下からも響き、織は頭まで彼に侵されていった。
「龍く…好き…」
言い終えた端から織の目を濡らした涙に、向井が口付けを落とした。
「好き。織さん…大好き。…照れてます?」
「…」
織が向井の首元に顔を隠して黙り込んだ。向井は織の両足を掴み、勢いよく腰を打ち付けた。
「ああ!ひあっ…あああっ、龍っ!ちょっ、うあっ」
「黙っちゃうから」
「だって!はあっ…あっ?それだめ、あっ、ああっ!ああっ…」
弱いところを激しく擦られ、織の口から壊れたように声が漏れた。
(クソッ)
向井にはまだまだ織とやりたいことがあったが、限界が近かった。
「織さん、もうイキそう…」
「んっ、うんっ…あっ…あっ!?」
向井はピストンの速度を速め、織の攻めを強めた。
「ああっ、両方、だめっ、あっ!あっ…」
強すぎる快感に、織は一気に射精感が強まった。
「織さん…エロい…好き…もう…っ」
「はあっ!はっ、龍くっ、んあっああっ、~~~!」
織は自分のひときわ奥で、向井が果てたのを感じた。
その瞬間の向井に、窒息しそうなキスに、自分も達したことをぼんやりと感じた。
0
あなたにおすすめの小説
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
【BL】捨てられたSubが甘やかされる話
橘スミレ
BL
渚は最低最悪なパートナーに追い出され行く宛もなく彷徨っていた。
もうダメだと倒れ込んだ時、オーナーと呼ばれる男に拾われた。
オーナーさんは理玖さんという名前で、優しくて暖かいDomだ。
ただ執着心がすごく強い。渚の全てを知って管理したがる。
特に食へのこだわりが強く、渚が食べるもの全てを知ろうとする。
でもその執着が捨てられた渚にとっては心地よく、気味が悪いほどの執着が欲しくなってしまう。
理玖さんの執着は日に日に重みを増していくが、渚はどこまでも幸福として受け入れてゆく。
そんな風な激重DomによってドロドロにされちゃうSubのお話です!
アルファポリス限定で連載中
二日に一度を目安に更新しております
希少なΩだと隠して生きてきた薬師は、視察に来た冷徹なα騎士団長に一瞬で見抜かれ「お前は俺の番だ」と帝都に連れ去られてしまう
水凪しおん
BL
「君は、今日から俺のものだ」
辺境の村で薬師として静かに暮らす青年カイリ。彼には誰にも言えない秘密があった。それは希少なΩ(オメガ)でありながら、その性を偽りβ(ベータ)として生きていること。
ある日、村を訪れたのは『帝国の氷盾』と畏れられる冷徹な騎士団総長、リアム。彼は最上級のα(アルファ)であり、カイリが必死に隠してきたΩの資質をいとも簡単に見抜いてしまう。
「お前のその特異な力を、帝国のために使え」
強引に帝都へ連れ去られ、リアムの屋敷で“偽りの主従関係”を結ぶことになったカイリ。冷たい命令とは裏腹に、リアムが時折見せる不器用な優しさと孤独を秘めた瞳に、カイリの心は次第に揺らいでいく。
しかし、カイリの持つ特別なフェロモンは帝国の覇権を揺るがす甘美な毒。やがて二人は、宮廷を渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく――。
運命の番(つがい)に抗う不遇のΩと、愛を知らない最強α騎士。
偽りの関係から始まる、甘く切ない身分差ファンタジー・ラブ!
(無自覚)妖精に転生した僕は、騎士の溺愛に気づかない。
キノア9g
BL
※主人公が傷つけられるシーンがありますので、苦手な方はご注意ください。
気がつくと、僕は見知らぬ不思議な森にいた。
木や草花どれもやけに大きく見えるし、自分の体も妙に華奢だった。
色々疑問に思いながらも、1人は寂しくて人間に会うために森をさまよい歩く。
ようやく出会えた初めての人間に思わず話しかけたものの、言葉は通じず、なぜか捕らえられてしまい、無残な目に遭うことに。
捨てられ、意識が薄れる中、僕を助けてくれたのは、優しい騎士だった。
彼の献身的な看病に心が癒される僕だけれど、彼がどんな思いで僕を守っているのかは、まだ気づかないまま。
少しずつ深まっていくこの絆が、僕にどんな運命をもたらすのか──?
騎士×妖精
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!人肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる