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おまけのお話
よろしくね
大掃除の戦力外通告に、しょんぼりしちゃうキーアを隣に、元気な、みーが、ぴょんぴょん跳ねる。
『ねー! おかしー!』
ふあふあの上目遣いで、おねだりする、みーの言葉が分かったみたいに、ネィトが笑ってくれた。
「おかしね。ちょっと待ってね」
ぽてぽて、走るのが苦手な感じで邸に戻ってゆくネィトが、今日もかわいい。
「みーは魔獣だから、何を食べてもいいんだよな? たまねぎが、だめとか、ないよな?」
『へーきー!』
ぴょんぴょんしてる。かわいい。
みーと一緒に、ぴょんぴょんしてたら、両手にお菓子を抱えたネィトが、ぽてぽて戻ってきてくれた。
息が切れてる。かわいい。
キーアのまわりに、かわいいが多い件について。
「はい、みーに。きーちゃんにも」
「ありがとう、ネィト。いっしょに食べよう」
冬のさっぶいお庭でも、皆で食べるとおいしいよ!
「うん! きーちゃんは、大掃除をお手伝いに来てくれたの?」
首をかしげるネィトに『おやつをもらいに来た』とは言いにくいのです。
うなずいてしまう。
「あと、今年はお世話になりましたの、ごあいさつ?」
「わあ、わざわざ、ありがとう!」
紫の瞳をやわらかにほそめて、ネィトが笑ってくれる。
「皆にも、あいさつに行くの?」
おお、それはよいかも!
「お散歩ついでに、行ってみようか、みー」
『いーくー!』
ぴょんぴょん跳ねるみーが、とっても可愛いです!
「じゃあ僕も乗せて!」
ネィトが、にこにこしてる。
「みー、へいき?」
『へーいーきー! ねー、かるーいよ!』
ぴょんぴょん跳ねる、みーが、かわいすぎる!
ぎゅう
抱っこしたら、ふあふあの毛を揺らして、みーが笑う。
『きー、だいすき!』
ふあふあの前足で抱きしめてくれたら、至福……!
冬はさらにあったかくて、しあわせ度ましまし!
「みー、だいすきー♡」
ぎゅむぎゅむしてたら
「やきもち、やいちゃいそうな僕って、心せまいのかな??」
伴侶(予定)のネィトが首をかしげてる。かわいい。
キーアとネィトを乗せて、びゅんびゅん、みーが駆けてくれる。
「ゼァルさまー! 今年も? 今年は? お世話になりましたー!」
「うわ、キーア! びっくりした!
……ネィトもいるんだな」
ゼァルの笑顔が、びみょうな顔に変化した!
「レォ! 今年は、ともだちになってくれて、ありがとうー!」
「……ともだち……ネィトもいるし……」
レォの顔が、しょっぱい……!
「ルゥイ! 今年一年ありがとうー! 来年も、よろしくね!」
「キーア!? いらっしゃい! ……あぁ、ネィトがついてるんだね……」
ルゥイの輝くような若葉の瞳が、遠くなった。
皆のお家を回ったのですが、なんだか不評だったみたいです?
はろうぃんに続いて、しょんぼりしちゃうよ!
「えへへ。作戦大成功!」
ネィトが、とってもうれしそうに笑っているので、頭をなでなでしてしまいました。
「今年もありがとう、ネィト。
来年も、よろしくね!」
「きーちゃん、だいすき!」
抱きついてくるネィトを、抱きとめる。
『みーも! みーも!』
ぴょんぴょん跳ねる、みーも抱っこした。
「じゃあ帰って、トマどーなつ!」
『わーい!』
家に帰ったら、トマとヨニが笑ってくれる。
思うだけで、笑顔がこぼれる。
「ただいま、ヨニ、トマ!
今年も、ほんとにありがとう!
来年も、よろしくねー!」
ふたりを抱きしめて、新しい年をお迎えするのです。
────────────────
ずっと読んでくださって、ほんとうに、ありがとうございます!
きーちゃんのごあいさつのお話でした!
また何か思いついたら、ぽちぽち、きーちゃんと皆のお話を更新できたらいいなと思います。
新しいお話もはじめてみたので、もしよかったら、きーちゃんとトマヨニと皆といっしょに楽しんでくださったら、とてもうれしいです!
寒くなってまいりました。
あたたかくなさって、ご自愛くださいね!
どうぞよいお年をお迎えください。
来る年が、あなたさまにとって、幸多き年となりますように!
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