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はろうぃん!
はろうぃん!
はろうぃんです!
いや昨日だろとか、終わったよとか、聞こえない!
ごめんよ、間に合わなかったんだよ!
でも、きーちゃん、戻ってきたよ!
というわけで、異世界で、キーア・キピア、はろうぃんを敢行しようと思います!
「トマ、トマ!
とりっく、おあ、とりーと!」
白いとんがり帽子と、白いシーツで、にっこり笑うキーアに、きょとんとトマが栗色の瞳を瞬いた。
「キーアおぼっちゃま、変な、きのこでも食べましたか?」
「食べてない! トマどーなつは!?」
ちょっと泣きそうになるキーアに、トマは、ひとさし指を掲げた。
「あんまり食べると、ぷよってしちゃいますよ」
楽しそうに、可愛くてたまらなそうに、トマが笑ってくれる。
「だ、だいじょうぶだもん! みーと遊んでるから!」
名前を呼んだ瞬間
たたたたた!
かるい音が駆けてくる。
『きー! みーとあそぶー?』
ぱっふり抱きついてくる、みーが、今日もとびきり可愛いです!
「ほっほっほ。キーアおぼっちゃま、お出かけですかな?」
ヨニがにこにこお見送りしようとしてくれるのに、白いシーツを広げた。
「お菓子をくれないと、いたずらしちゃうよ!」
えへんと胸を張るキーアに、トマとヨニの目がまるくなる。
「……キーアおぼっちゃま、それ、あんまり言わないほうが──」
トマが止めようとしてくれるけど、止まらない!
だって、はろうぃんだよ!
異世界でも、やるんだよ!
お菓子をください!
お菓子!
きゃー♡
というわけで、真っ白な帽子をかぶって、真っ白なローブ……いや、てきとうにシーツにくるまっただけだけど、仮装だよ。お化けっぽいよ。かわいいよ。
はろうぃん、はろうぃん!
仮装だよ──!
「……え、ちょっと待って、キーアおぼっちゃま、そ、その服……いや、敷布で出歩くおつくもですか──!」
目をむいたトマと
「キーアおぼっちゃま、お気を確かに──!」
泣きそうなヨニに止められそうになったのを、振りきるのです!
はろうぃんだから!
「いくよ、みー!」
『いく──!』
ふあふあの、ちょっとおっきくなってくれたみーの背中に乗って、おでかけです!
さっそく、最愛の推し、ゼァル将軍のお家に押しかけてみました。
ちょっと郊外にちいさな家があって、そこでお休みの日はゆっくりしていると聞いたんだよ。
そう、はろうぃん!
お家に突撃してもよい日なのです!
なんていい日!
というわけで
「こんにちはー、ゼァルさま、キーア・キピアですー!」
お家の玄関で手を挙げたら、びっくりした顔のゼァルが出てきてくれました。
「…………は……!? どうした、何かあったのか!」
仰け反る背中もかっこいー!
さすが、最愛の推し!
キーアは、しゃっと、シーツを広げる。
「今日、はろうぃんなんです」
「…………は?」
ふしぎそうだ。
遅れちゃったからね。
「いや、ただしくは、昨日、はろうぃんなんです」
「……え、いや、キーア、ちょっと意味がわからないんだが」
戸惑うゼァルに、キーアは、白いシーツを、ぱたぱた揺らした!
じゃじゃん!
「お菓子をくれないと、いたずらしちゃうのです!」
『みーも! みーも! いたずらしちゃうの!』
ぽふぽふ隣で跳ねて、援護してくれるみーと一緒に、満面の笑みを浮かべてみた。
ゼァルが停止する。
「………………は…………?」
「お菓子をください」
直球でおねだりしてみました。
「……え、いや……待ってくれ、キーア、理解がまったく追いつかないんだが──!」
「お菓子をくれないと、いたずらしちゃうんだから──!」
ちょっと涙目になってきたよ。
はずかしくて!
「……キーア」
しばらく停止していたゼァルが、ぽつりとささやく。
「いたずらしてほしい場合は、お菓子をあげない、でいいのだろうか」
………………………………。
きゃ────!
────────────────
ずっと読んでくださって、ありがとうございますー!
よ、読んでくださる方、いらっしゃるのかな……?(笑)
ちょこっとお久しぶりです、きーちゃんです!
お気に入り4000、ほんとうにありがとうございます!
お気に入りや、いいねやエールで応援してくださる皆さま、読んでくださるあなたさまに、感謝の気もちでいっぱいです!
昨日、表紙が、きーちゃんとトマヨニのはろうぃんの絵になったのですが、お気づきの方いらっしゃいますか?
見逃した方のために、動画があがっているので(笑)もしよかったら!
インスタ @siro0088 絵もあがります
Youtube @BL小説動画
プロフのwebサイトから両方に飛べます!
はろうぃんのことをしてたら、はろうぃんのお話を書きたくなって、でも間に合わなかったのです!(笑)
それで遅れたはろうぃんのお話になりました……(笑)
もし読んでくださる方がいらっしゃるなら、これから皆のお家を回ります!(笑)
しーん……という感じだと、ゼァルだけで──!(笑)
お話のネタがなかなか思いつかないのですが、また思いついたときには更新したいと思います!
ずっと読んでくださるあなたさまに、心から、ありがとうございます!
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