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リトのごあいさつ
しおりを挟むジゼに抱きかかえられてジェディス邸に戻ってきたリトに、ゲォルグもセバも目を剥いた。
「何かあったのか!」
「あ、あの、ジゼしゃま、僕、歩けゆ……」
燃える頬でジゼの腕から降りようとするリトを、ジゼの腕が抱きとめる。
まっすぐな蒼の瞳が、ゲォルグを見あげた。
「リトと、伴侶になります」
ぽん!
音をたてて噴火したリトが、あわあわジゼの腕から降りようとするのを、ジゼの腕が止める。
「だめ」
「ご、ごあい、しゃつ……」
「ああ、うん」
ちょっと照れた頬で、ジゼがリトを下ろしてくれた。
ずっとジゼ抱っこで移動してきたリトは、燃える頬で頭をさげる。
「あ、あのあの、ゲオしゃま、セバ、あの、僕、獣人で、ジゼしゃまに、ふさわし、なぃ、でしが──」
「そんなことない!」
叫んでくれるジゼに、潤む瞳でリトは首を振った。
「僕のせぃ、ジゼしゃま、糾弾、批難、申し訳、ない、でし。……でも僕、ジゼしゃま、お傍、いたぃ、でし……ごめなしぁ……!」
両手をそろえて深くさげたリトの頭を、のびたゲォルグの手がやさしく撫でた。
「ジゼを、選んでくれるのだね」
「あい! はじめて、逢た、ときから、僕、ジゼしゃま、だけでし」
ぽふぽふ揺れるしっぽに、ジゼの頬がふうわり紅くなる。
「……俺も」
ぎゅう
背中から抱っこしてくれるジゼの胸から、早鐘の鼓動が響いてく。
「糾弾と非難どころか、ジゼさまは世界中から羨ましがられますよ。ラヴァリアの伴侶になるんですから」
後ろから顔を覗かせたテデが笑って、ゲォルグとセバが仰け反った。
「ラヴァリア──!?」
「ああ、そうでした。イェルム王国に満ちた瘴気を浄化し、魔界との境界にできた裂け目さえなかったことにしてくれたのは、リトです。伴侶の前には些末なことだったので、報告が遅くなりました」
「……さ、些末……!?」
ジゼの言葉に、セバの銀縁眼鏡が傾いてる。
茫然とリトを見つめたゲォルグは、父親の顔で、笑った。
「ラヴァリアとして覚醒しても、それでもジゼを選んでくれたのか」
「あい!」
ぽふぽふ揺れるしっぽに、ジゼがとろけて笑う。
「精霊界にも魔界にも行かず、俺の傍にいてくれると」
「………………魔界………………!?」
ゲォルグとセバがあんぐりしてる。
「おかたま、魔人しゃん、おとたま、ラヴァリアでし」
セバとゲォルグの目が点になってる。
「そ、それでも、ジゼの、傍に……?」
「あい!」
ぽふぽふのしっぽを抱きしめて、ジゼが笑ってくれる。
「世界でいちばん、しあわせになります」
見開かれたゲォルグの瞳が、揺れた。
父の腕が、息子を抱きしめる。
「……よかったな、ジゼ」
「はい」
息子の腕が、父の背を抱きしめた。
「遅くなりましたが、無事帰りました」
「よくやった」
「リトが」
ジゼが笑って、ゲォルグも笑う。
「がんばってくれて、ありがとう、リト」
ジゼとおそろいのごつごつの手が、リトの頭をなでてくれる。
「……あの、あの……ジゼしゃま、と……いしょ……いぃ、でしあ……?」
「勿論だ。リトの父になれることを、とてもうれしく思う」
父親の顔で、笑ってくれた。
────────────
はじめましての方も、ずっと読んでくださる方も、心からありがとうございます!
みみみみみ様が、ゲォルグパパに報告しないとと言ってくださったので、報告してみました!(笑)
リトを離すと、どこかに行ってしまいそうで不安なジゼは、ずっとリト抱っこです(笑)
せっかくゲォルグぱぱが出てきたので(笑)次の新しいお話、まだ全然書いてないので来年の1月くらいになるかなと思いますが、ゲォルグ×セバのお話、出逢ってから溺愛になるまで(ジゼ赤ちゃんくらい(笑)筆頭侯爵×執事(笑))にしようかなと思ったのですが、い、いかがでしょう……?(笑)
3年ぶりくらいに、ちょこっとえろも書いてみようかと……(笑)
読むのは、によによするだけでいいのですが(笑)書くのは性癖全開みたいで(笑)ほんとうにほんとうにほんとうに恥ずかしいのです……!(笑)
えろい話、結構無理して書いてたのですが(笑)需要があるのかなーと思って、ゲォルグ×セバなら、やれる、かな……? セバ×ゲォルグもいいのですが!(笑)
でもえろいお話、いいね下がるんですよ……!(笑)エールは無くなったりするのです……(笑)ほんとに需要があるのか謎です……
皆さま、おすきなえろがあると思うので『これじゃない』とかありますよね……!
書かなくていいならR15か、R18でいちおうしてますみたいな?(笑)
もしご意見ご感想あられたら、お気軽にどうぞですー!
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