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薔薇一輪
しおりを挟む差出人不明の手紙
「貴女の事が好きです」
赤い薔薇一輪。
少女は顔を歪めた。涙が零れる。
「いったい、誰よ…バカ…」
耳を劈く(つんざく)空襲警報。
「逃げるよ!○○」
クラスメイトが手を引いてくれた。
―この恋の相手は、たぶん、一生、わからない。
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