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とあるコンビニ店員の悟った真理

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私はコンビニに勤めて、かれこれ○年になる者です。
今日は私が何年経っても「うーん」と思っている事を書こうかと。
我が職場には様々なお客様がやって来ます。コンビニですからね。当たり前です。その中でも印象に残ってるのが<バナナ投げつけおばさん>です。えぇ、何の捻りもありません。まんまです。
歳の頃は60代前半?かな。
土曜か日曜に現れる。
お気に入りはカツ丼。
牛乳やヨーグルトをよく買って下さる。
あれは忘れもしない、とある日曜日。その日、朝からバナナ(5、6本、房のものです)がよく売れていて、残っていたのは小ぶりな物ばかりでした。で、おばさん、虫の居所が悪かった?のか?
レジにいた私に向かって、バナナ(房)を投げつけてきた!台詞が「良くも悪くても値段一緒ね!!」
…うふふ、よそ行け。と内心思いましたが、我慢しました。人様に物を投げつける。しかも商品を。信じられない…。
なのに、そのおばさんは更に信じられない振る舞いをします。先輩・Aさんに向かって「こんな店、二度と来ないから!!」と啖呵切ったそうなんです(Aさんから聞いた)。なのに。数日後には、何も無かった顔して、買い物に来てた…(こわっ)しかも私に向かって、十年来の知己のように話しかけてきたのです…。えーと、あなたんちの冷蔵庫事情知りません。てか、二度と来ないんじゃ?
どうしてここにいるんですか?と内心「?」乱舞でしたが、速やかかつ丁寧に接客し、いなくなって(退店)頂きました。
この事で悟った事…使い古された言い回しですが「言われた方はずっと憶えている、言った方はすぐ忘れる」を実感しました。
…え?そんな事憶えてるの、お前くらい? いえいえ、皆さんにもきっと、忘れられない事があるはずですよ…。
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2023.05.25 ユーザー名の登録がありません

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