翔龍記 =電子版=

落合涼太朗

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第1章 令和(元年)葉月

隣人

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 日本にとって隣人は、大韓民国・・・韓国である。
その大事な韓国との関係が、危機に瀕している。

 日本と韓国との関係について考えると、と日本が「大和朝廷」などの国家が発生した頃まで、さかのぼることとなる。だから、もちろん「日本」や「大韓民国」とは呼びならわされる遙か前の時代です。

 隣国であるが故に、友好関係だけでなく侵攻の歴史も存在する。
日本では、偉人のひとりである「伊藤博文」は、朝鮮の人々にとっては憎むべき存在である。

 しかし、第二次世界大戦後に日本と韓国は良好な関係を築き上げてきた。

 ところが、徴用の裁判をめぐり両国の関係に暗雲が、たれこめてきた。日本の企業に、賠償を命じる判決が韓国の最高裁で下された。

 現時点の日韓両政府のあつれきは、上記の事案に端を発していることは事実であろう。
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