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第4章 令和(元年)霜月
リベンジ
しおりを挟む「リベンジ」とは、もともと復讐という意味であり、気軽に使ってはいけない言葉だった。
しかし「平成の怪物」松坂大輔が、プロ野球の西武ライオンズに入団して「リベンジ」という言葉をインタビューで使ったことから徐々に、定着していった。
以前にも言及しましたが、言葉とは生き物で定義づけた思ったら・・・あざ笑うかのように、スルリと抜け出てゆくものです。
作家の三浦しをんさんも本屋大賞を受賞した『舟を編む』の中で、「言葉とは生き物で・・・」と記述している。
わたしもリベンジではなく「仕返す」という言葉を使うようにしている。
すべて横文字にすればいいという風潮の昨今、もっと言葉の使用には慎重であってほしいと願うばかりです。
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