翔龍記 =電子版=

落合涼太朗

文字の大きさ
上 下
357 / 1,619
第13章 令和(2年)葉月/8月

新しい総理にのぞむ

しおりを挟む

 感染症対策において、これまでの政府は第1波のとき――――

 緊急事態宣言の発令が、遅すぎた。国民の多くが、後手後手の政府の対応に不満の声をあげるなか緊急事態宣言を発令した。

 さらに、宣言解除のタイミングを焦りすぎた。まだ東京都や首都圏では、第1波がくすぶっているのに強引に全国で宣言を解除した。

 そして、移動制限や規制をどんどん解除していった。それが、第2波をそうそうに呼び込んでしまって今日に至っている。

  
 だから、新政府には第3波に万全の体制で臨めるようなスタッフになって欲しい。
しおりを挟む

処理中です...