翔龍記 =電子版=

落合涼太朗

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第26章 2021(令和3)年 9月/長月

09月13日(月曜日)朝版

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 はじめに

 12日(日曜日)に、いろいろと「おかえりモネ」の記事を載せたし、予告編も度が過ぎると「それ以上、教えないで」と毎回の放送を楽しみにしている方々に言われそうですので、遠慮します。

 ∇ひと言

  わたしも「おかえりモネ」を初回から1回も欠かさず観ています。つまり菅波沼にはまっているひとりです。

 ですが、先週1カ所だけ気になるシーンがありました。

 それは、隅田川沿いで百音と菅波の落ち合うシーンで百音が合鍵を菅波に向かって放り投げる箇所です。何が気になるかと言うと――

 大事な合鍵を、無造作に相手に投げるでしょうか、ということです。数歩近づいて手渡すべきでは・・・

 本来なら放られたモノをキャッチする能力が菅波は、ひとより劣っていると知っている百音だったら回避すべき行為ではないか。

 キャッチしたあとの対話や抱擁につなげるため必要だった行為だったのかもしれませんが、もうひとひねり検討してほしい場面でした。

 ▼後記

 残すところ1ヶ月あまり、視聴率も上がって誰もが認める作品に仕上げてほしいです。テーマが震災復興に関わる重厚なテーマを扱っているので、暗いイメージになりがちです。でもフィクションですので、結末では希望の持てる明るいラストを願うばかりです。





 
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