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二品目 お嬢様とシチュー
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お父様とお母様に連れられてやってきた大きな街。その一角に住んでいた少年を見て、私は……いいえ、お父様も、お母様も驚いて目を見開いていたのを、今でもはっきりと覚えています。
豊かな国、豊かな領地。優しい領民、温かい家族。そんな恵まれた環境に生まれた私は、領地を少し離れた場所にある王都に貧民街があるなんて知りもしなかった。だってそうでしょう? 公爵家が――――アドワーズ家が治める領地の人は誰もが笑っていて、貧困とは縁がない穏やかな暮らしをしている人ばかりだったのです。そんな領地で育ったからこそ、首都である王都はもっと栄えていて、誰もが豊かな生活をしていると思っていたのですから。
けれど、それは全くの見当違いでした。お父様とお母様に連れられて王都に訪れた私が見たのは、目に見えるほどの格差が存在する街。王都を守る壁の外――――人の目に中々付かない裏山に所狭しと作られた穏やかさとは真逆で、悪臭漂う貧民街があった。人として最低限の暮らしすらままならず、朝起きたら隣で寝ていた者が冷たくなって死んでいるなんて当たり前。王都の人間が捨てた残飯を漁らなければ食うことすらままならず、明日は何をしようかなんて考えられない、今日生きて行けるかすらも分からない……そんな、恵まれた私には全く分からない世界があったのです。
「そこのあんたら、こんな場所に何か用かい?」
私が貧民街の存在に絶句していた時、ボロボロになった襤褸切れを最低限身に着けた人々が声をかけてきた。何者、なんて考えなくても分かりました。この貧民街に住んでいる人達であると。
「腹が減ってるんなら、外れに住んでる料理人のラウズを頼りな」
「料理人?」
「そうさ、お嬢さん。我らが貧民街の台所番、ラウズさ」
「ここじゃあ珍しいお嬢さんくらいの歳の男子さね」
当時6歳だった私と同じ年頃の男の子が、こんな場所で暮らしていることに、私は頭を殴られたような衝撃を受けました。
そんな衝撃が続く中、私達は貧民街に住む方々に案内されてラウズという男の子が住んでいる貧民街の外れに訪れることにしました。皆さん快く道案内をしてくださり、入り組んだ迷路のような貧民街で迷うことなくその場に訪れることができて。石や泥、王都の住民が捨てていったゴミを使って作ったのだろう不格好な建物に到着しました。
「ラウズ、開けておくれ」
道案内をしてくれた方の一人が、不格好な建物のドアらしき場所をノックする。ノック、と言うには少々荒っぽい叩き方でしたが、それもあってか不格好な建物に住んでいるらしい住人がドアを開けた。
「爺さん、夕飯にはまだ時間かかるんだけ……ど……?」
現れたのは、やせ細った子供でした。
黒い髪を何かを鋏ではないもので無理矢理短く整えているのか、ばらつきがある髪型。燃え上がる炎よりも真っ赤な瞳と、骨ばってはいるけれど、肉が付けば間違いなく整っているであろう顔立ち。当時から下手な大人よりも強かった私が掴んだだけで折れてしまうのではないかと思うほどに骨ばっている体でありながら、何が何でも生きるという思いが全身から放たれていると錯覚するほどに、その男の子は活力に満ちていた。
「……どこの貴族かは知りませんが、こんなところに何か御用でしょうか?」
「ラウズ、この人達はお腹が減ってるんだ。何か食えるものはないかい?」
「シチューしかないよ」
そう言って狭い建物の奥に置かれていた大鍋を運んできた彼は、ガラクタで作ったのだろうテーブルに置いて蓋を開けた。
「し、シチュー……?」
それは、シチューと呼ぶには……あまりにも食べ物とは呼べるものではなくて。
「申し訳ございません、貴族様。この貧民街じゃ、これが格別のご馳走なんです」
ガツン、と重くて硬いもので頭を殴られたような錯覚を、今でも鮮明に思い出せます。ボロボロの器に盛りつけられた、シチューの名を冠した何かの味も、貧民街に住んでいる方々の反応も……何もかも。
ぐつぐつと煮立っているそれは、何の肉なのか分からない肉の破片や野菜くず、鳥の骨や、ネズミと思わしき何かが原型を留めることがないくらいに煮込まれていて。ひたすらに油気が強くて饐えた臭いすら漂ってくるような、食べ物とは呼べないようなものでした。
「夕飯にはちょっと早いけど……皆、飯にしよう」
どこかで様子を見ていたらしい貧民街の方々がゾロゾロと現れ、ラウズと呼ばれる少年に器を渡してはシチューを盛りつけてもらってゆっくりと、噛み締めるように食べ始めました。
「っかぁー! 美味いなぁ!」
「今日も生きててよかったなぁ……こんなに美味い飯にありつけるなんてよ……」
「残飯をこんなに美味い料理に変えられるんだから、凄いもんだよ、ラウズは」
もう何も言えませんでした。私も、お父様も、お母様も。こんな、食べ物とは言えないものを美味しいと言って噛み締めている人達や、貴重な食糧であろうシチューや、カチカチに干乾びているパンを部外者である私達に躊躇うことなく分け与えてくれるラウズと貧民街の方々の心の広さに。
「無理に食べなくても結構ですよ、貴族様」
「いえ、食べます。いただきます」
お父様とお母様も躊躇うことなく、器に盛りつけられたシチューを口にする。どろどろの、油気が強い饐えた臭いがしてなぜか甘さすら感じるシチューは家畜の餌にも等しい料理だ。何度思い返してもそう思います。当時を振り返ったラウズ本人が言っていたのだから、間違いはないでしょう。
「……ッ、ごちそうさまでした。美味しかったです!」
「――――ええ、お粗末様でございました」
涙が滲んでいた私に苦笑したラウズは、空になった器を受け取ってから、私の手に手鏡より少し小さな木の実を握らせた。
「お口直しにそれを食べてください。少々酸味が強いですが」
それが、ラウズという少年と初めて出会った時の思い出。世間知らずな公爵令嬢だった私が、ほんのちょっとだけ賢くなった時の記憶だ。
* * *
「シルヴィアお嬢様、縁談を白紙になさったそうですね?」
俺の隣でジャガイモの皮を剥いては油で揚げているシルヴィアお嬢様に思わず呆れた声音で問いかけてしまう。この方は本当に結婚なさるつもりがあるのだろうか。
「ええ。今回のお見合いでお相手の方が差別的な発言をなさる方だったので」
「例えば、どのような?」
「女が男の前を歩くな、とかでしょうか?」
「ああ、それはそれは」
男よりも腕っぷしが強いお嬢様には絶対にできないことだろうな、それは。
声にしたのなら間違いなく顰蹙を買うようなことを考えつつ、皮が剥かれたジャガイモを大きめに切っては大鍋に放り込み、グラグラと煮込んでいく。赤ワインで漬けた肉と野菜がトロトロに蕩けて、ジャガイモがスープにとろみを付ける。
アドワーズ家に拾われるまで貧民街で暮らしていた俺が見たら驚愕するような、貧民街ではあり付けるわけもない残飯が入っていない、正真正銘のビーフシチューが、俺の手によって作られている。あの時使っていた大鍋はもう壊れてしまったが、今でも鮮明に思い出せる残飯で作ったあのシチューの味。貧民街で生きるため、どうにか食べられるものをかき集めて作ったシチューの味を忘れることはきっとない。
「ラウズ、お客様が集まってきましたよ」
「ええ、存じております」
アドワーズ家に拾われてからも、俺は今日のように貧民街に定期的に来ては大鍋で作る料理を作って皆に配っていた。俺が棲み付いていた不格好な建物で、貧民街では食べられないような料理を皆に食べてもらって、明日も生き抜こうと思ってもらえるように。
「ラウズ、今日はどんな料理を作ってくれたんだい?」
「具材ゴロゴロビーフシチュー、だよ爺さん。もちろん残飯は入ってない」
「ああ、それはとても嬉しいねぇ……」
相変わらずボロボロだが、丁寧に使われている深めの器に具材をたっぷり入れたシチューを盛り付ける。あの時とは比べるべくもない、饐えた臭いがしない、いい香りが立ち上るシチューを受け取った爺さん含めた貧民街の住民は、あの時と変わらない、ゆっくりとした動きでシチューを口にする。
「ああ……沁みるなぁ」
「こんな美味いもの食ったのは久しぶりだよ……」
「相変わらずの腕だなラウズ!」
わいわいと楽しそうに食事をしてくれる貧民街の住人達。アドワーズ家の食卓も温かみがあって好きだが、俺はやはりここで育った人間だ。こうして作法なんて知ったことではないと言わんばかりに各々が好きなように食べるのを見るのが好きだ。シルヴィアお嬢様のやけ食いに付き合っているのも、それが理由まである。
「ところで、そっちのお嬢さん――――シルヴィア様だっけ? いい人見つかったかい?」
「それが聞いてよ婆さん。シルヴィアお嬢様のお眼鏡に適う殿方が中々いなくて……特に腕に自信がある方――――」
「ラウズ?」
「おっと。ご容赦を、シルヴィアお嬢様。故郷の知人との会話に思わず口が軽くなってしまいました」
「全くもう……今回だけですよ?」
軽口を許してくれるあたりお優しい方だよな、シルヴィアお嬢様は。ところでジャガイモの皮を揚げたフライドポテトをこっそり食べているのは見逃しませんでしたよ。誰も咎めないんだから自分の分を皿に取って食べればいいじゃないですか。
豊かな国、豊かな領地。優しい領民、温かい家族。そんな恵まれた環境に生まれた私は、領地を少し離れた場所にある王都に貧民街があるなんて知りもしなかった。だってそうでしょう? 公爵家が――――アドワーズ家が治める領地の人は誰もが笑っていて、貧困とは縁がない穏やかな暮らしをしている人ばかりだったのです。そんな領地で育ったからこそ、首都である王都はもっと栄えていて、誰もが豊かな生活をしていると思っていたのですから。
けれど、それは全くの見当違いでした。お父様とお母様に連れられて王都に訪れた私が見たのは、目に見えるほどの格差が存在する街。王都を守る壁の外――――人の目に中々付かない裏山に所狭しと作られた穏やかさとは真逆で、悪臭漂う貧民街があった。人として最低限の暮らしすらままならず、朝起きたら隣で寝ていた者が冷たくなって死んでいるなんて当たり前。王都の人間が捨てた残飯を漁らなければ食うことすらままならず、明日は何をしようかなんて考えられない、今日生きて行けるかすらも分からない……そんな、恵まれた私には全く分からない世界があったのです。
「そこのあんたら、こんな場所に何か用かい?」
私が貧民街の存在に絶句していた時、ボロボロになった襤褸切れを最低限身に着けた人々が声をかけてきた。何者、なんて考えなくても分かりました。この貧民街に住んでいる人達であると。
「腹が減ってるんなら、外れに住んでる料理人のラウズを頼りな」
「料理人?」
「そうさ、お嬢さん。我らが貧民街の台所番、ラウズさ」
「ここじゃあ珍しいお嬢さんくらいの歳の男子さね」
当時6歳だった私と同じ年頃の男の子が、こんな場所で暮らしていることに、私は頭を殴られたような衝撃を受けました。
そんな衝撃が続く中、私達は貧民街に住む方々に案内されてラウズという男の子が住んでいる貧民街の外れに訪れることにしました。皆さん快く道案内をしてくださり、入り組んだ迷路のような貧民街で迷うことなくその場に訪れることができて。石や泥、王都の住民が捨てていったゴミを使って作ったのだろう不格好な建物に到着しました。
「ラウズ、開けておくれ」
道案内をしてくれた方の一人が、不格好な建物のドアらしき場所をノックする。ノック、と言うには少々荒っぽい叩き方でしたが、それもあってか不格好な建物に住んでいるらしい住人がドアを開けた。
「爺さん、夕飯にはまだ時間かかるんだけ……ど……?」
現れたのは、やせ細った子供でした。
黒い髪を何かを鋏ではないもので無理矢理短く整えているのか、ばらつきがある髪型。燃え上がる炎よりも真っ赤な瞳と、骨ばってはいるけれど、肉が付けば間違いなく整っているであろう顔立ち。当時から下手な大人よりも強かった私が掴んだだけで折れてしまうのではないかと思うほどに骨ばっている体でありながら、何が何でも生きるという思いが全身から放たれていると錯覚するほどに、その男の子は活力に満ちていた。
「……どこの貴族かは知りませんが、こんなところに何か御用でしょうか?」
「ラウズ、この人達はお腹が減ってるんだ。何か食えるものはないかい?」
「シチューしかないよ」
そう言って狭い建物の奥に置かれていた大鍋を運んできた彼は、ガラクタで作ったのだろうテーブルに置いて蓋を開けた。
「し、シチュー……?」
それは、シチューと呼ぶには……あまりにも食べ物とは呼べるものではなくて。
「申し訳ございません、貴族様。この貧民街じゃ、これが格別のご馳走なんです」
ガツン、と重くて硬いもので頭を殴られたような錯覚を、今でも鮮明に思い出せます。ボロボロの器に盛りつけられた、シチューの名を冠した何かの味も、貧民街に住んでいる方々の反応も……何もかも。
ぐつぐつと煮立っているそれは、何の肉なのか分からない肉の破片や野菜くず、鳥の骨や、ネズミと思わしき何かが原型を留めることがないくらいに煮込まれていて。ひたすらに油気が強くて饐えた臭いすら漂ってくるような、食べ物とは呼べないようなものでした。
「夕飯にはちょっと早いけど……皆、飯にしよう」
どこかで様子を見ていたらしい貧民街の方々がゾロゾロと現れ、ラウズと呼ばれる少年に器を渡してはシチューを盛りつけてもらってゆっくりと、噛み締めるように食べ始めました。
「っかぁー! 美味いなぁ!」
「今日も生きててよかったなぁ……こんなに美味い飯にありつけるなんてよ……」
「残飯をこんなに美味い料理に変えられるんだから、凄いもんだよ、ラウズは」
もう何も言えませんでした。私も、お父様も、お母様も。こんな、食べ物とは言えないものを美味しいと言って噛み締めている人達や、貴重な食糧であろうシチューや、カチカチに干乾びているパンを部外者である私達に躊躇うことなく分け与えてくれるラウズと貧民街の方々の心の広さに。
「無理に食べなくても結構ですよ、貴族様」
「いえ、食べます。いただきます」
お父様とお母様も躊躇うことなく、器に盛りつけられたシチューを口にする。どろどろの、油気が強い饐えた臭いがしてなぜか甘さすら感じるシチューは家畜の餌にも等しい料理だ。何度思い返してもそう思います。当時を振り返ったラウズ本人が言っていたのだから、間違いはないでしょう。
「……ッ、ごちそうさまでした。美味しかったです!」
「――――ええ、お粗末様でございました」
涙が滲んでいた私に苦笑したラウズは、空になった器を受け取ってから、私の手に手鏡より少し小さな木の実を握らせた。
「お口直しにそれを食べてください。少々酸味が強いですが」
それが、ラウズという少年と初めて出会った時の思い出。世間知らずな公爵令嬢だった私が、ほんのちょっとだけ賢くなった時の記憶だ。
* * *
「シルヴィアお嬢様、縁談を白紙になさったそうですね?」
俺の隣でジャガイモの皮を剥いては油で揚げているシルヴィアお嬢様に思わず呆れた声音で問いかけてしまう。この方は本当に結婚なさるつもりがあるのだろうか。
「ええ。今回のお見合いでお相手の方が差別的な発言をなさる方だったので」
「例えば、どのような?」
「女が男の前を歩くな、とかでしょうか?」
「ああ、それはそれは」
男よりも腕っぷしが強いお嬢様には絶対にできないことだろうな、それは。
声にしたのなら間違いなく顰蹙を買うようなことを考えつつ、皮が剥かれたジャガイモを大きめに切っては大鍋に放り込み、グラグラと煮込んでいく。赤ワインで漬けた肉と野菜がトロトロに蕩けて、ジャガイモがスープにとろみを付ける。
アドワーズ家に拾われるまで貧民街で暮らしていた俺が見たら驚愕するような、貧民街ではあり付けるわけもない残飯が入っていない、正真正銘のビーフシチューが、俺の手によって作られている。あの時使っていた大鍋はもう壊れてしまったが、今でも鮮明に思い出せる残飯で作ったあのシチューの味。貧民街で生きるため、どうにか食べられるものをかき集めて作ったシチューの味を忘れることはきっとない。
「ラウズ、お客様が集まってきましたよ」
「ええ、存じております」
アドワーズ家に拾われてからも、俺は今日のように貧民街に定期的に来ては大鍋で作る料理を作って皆に配っていた。俺が棲み付いていた不格好な建物で、貧民街では食べられないような料理を皆に食べてもらって、明日も生き抜こうと思ってもらえるように。
「ラウズ、今日はどんな料理を作ってくれたんだい?」
「具材ゴロゴロビーフシチュー、だよ爺さん。もちろん残飯は入ってない」
「ああ、それはとても嬉しいねぇ……」
相変わらずボロボロだが、丁寧に使われている深めの器に具材をたっぷり入れたシチューを盛り付ける。あの時とは比べるべくもない、饐えた臭いがしない、いい香りが立ち上るシチューを受け取った爺さん含めた貧民街の住民は、あの時と変わらない、ゆっくりとした動きでシチューを口にする。
「ああ……沁みるなぁ」
「こんな美味いもの食ったのは久しぶりだよ……」
「相変わらずの腕だなラウズ!」
わいわいと楽しそうに食事をしてくれる貧民街の住人達。アドワーズ家の食卓も温かみがあって好きだが、俺はやはりここで育った人間だ。こうして作法なんて知ったことではないと言わんばかりに各々が好きなように食べるのを見るのが好きだ。シルヴィアお嬢様のやけ食いに付き合っているのも、それが理由まである。
「ところで、そっちのお嬢さん――――シルヴィア様だっけ? いい人見つかったかい?」
「それが聞いてよ婆さん。シルヴィアお嬢様のお眼鏡に適う殿方が中々いなくて……特に腕に自信がある方――――」
「ラウズ?」
「おっと。ご容赦を、シルヴィアお嬢様。故郷の知人との会話に思わず口が軽くなってしまいました」
「全くもう……今回だけですよ?」
軽口を許してくれるあたりお優しい方だよな、シルヴィアお嬢様は。ところでジャガイモの皮を揚げたフライドポテトをこっそり食べているのは見逃しませんでしたよ。誰も咎めないんだから自分の分を皿に取って食べればいいじゃないですか。
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表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
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