15 / 17
皇女と旅行
しおりを挟む
「や、やっとできたー!」
レベル、100!!
これで、やっと魔法加工が開放される!
次の目標は、レベル500かな。
徹夜してよかったー。
途中でプレゼント作るの飽きて作った懐中時計で、時間を確認しよう。
懐中時計の蓋をパカっと開けると、時間が表示された。
「5、5時?」
午後じゃなくて、朝の5時?
いやいや、何かの間違えだよ。多分。
こういう時は、スマホを確認しよう!
時計アプリを開くと、大きく、朝5時と表示されていた。
やば。
かなり徹夜したな。
ここを昼に出ればいいから、二度寝しようかな。
よし。二度寝しよう。
私は自分の部屋のベッドの上で寝っ転がると、目を瞑った。
相当疲れていたらしく、直ぐに寝てしまった。
タイマーをつけずに。
「ーーちゃん!」
「ーな!」
ん…
天使の声がする。
目をうっすらと開けると、クルムがベッドの隣で立っていた。ユシルは車椅子で部屋まで来たみたい。
あれ、今何時?
時計を確認すると、10時と表示されていた。
「おはよう!二人とも、お腹すいたよね!ごめんね!」
私は急いで起き上がると、魔法でパパッと着替えて、二人を連れて下に降りた。
簡単にオムライスでいいかな。
「おねえちゃん、昨日遅くまで起きてた?」
勘が鋭いクルムが聞いてきた。
「ううん、ただ、眠かっただけだよ。」
「ほんと?」
純粋なうるうるとした瞳で見つめられると、罪悪感半端ないよ~!
「ほ、ほんと!」
私は気づかれないように、微笑んだ。
「じゃあ、さな、ちゃんと食べて。」
「わ、わかった。」
座って、3人で食卓を囲みながらご飯を食べる、幸せだな。
パクパクと食べながら、魔法でインベントリに物を詰め終わった後、私は食べ終わったお皿を洗って、二人を抱き上げだ。
「ユシル、クルム、見ててね。【魔法馬車】」
適当に作った呪文を唱えると、魔法の光が集まり始め、だんだん馬車の形に変形した。
魔法で作られた羽のある馬は、普通の馬と同じように、鼻を鳴らした。
「「す、すごい!」」
よかった。喜んでくれてる。
扉を開けて中に入って座るところを確認すると、ちゃんとふかふかだった。
木製じゃないから、硬くないし、空を飛ぶから、馬車酔いもしない。
徹夜してよかった。
運転は目的地を伝えておけば勝手にしてくれるから、二人を座らせて、私は寝ようかな。
でも、その前に…
「ユシル、クルム、窓の外を見て。発車!」
天井に言い放つと、馬が急に走り出した。
そして、馬は地面を蹴ると、羽を羽ばたかせ、空高く飛び上がった。
人工ペガサス、光魔法で作られているから、綺麗ね。
「落ちないようにね。窓は閉めておくから。」
「「うん!」」
二人はこくりと頷くと、じっと窓の外を見つめた。
景色に夢中みたいだから、私は寝ようかな。
目を瞑ると、私はまた直ぐに眠ってしまった。
レベル、100!!
これで、やっと魔法加工が開放される!
次の目標は、レベル500かな。
徹夜してよかったー。
途中でプレゼント作るの飽きて作った懐中時計で、時間を確認しよう。
懐中時計の蓋をパカっと開けると、時間が表示された。
「5、5時?」
午後じゃなくて、朝の5時?
いやいや、何かの間違えだよ。多分。
こういう時は、スマホを確認しよう!
時計アプリを開くと、大きく、朝5時と表示されていた。
やば。
かなり徹夜したな。
ここを昼に出ればいいから、二度寝しようかな。
よし。二度寝しよう。
私は自分の部屋のベッドの上で寝っ転がると、目を瞑った。
相当疲れていたらしく、直ぐに寝てしまった。
タイマーをつけずに。
「ーーちゃん!」
「ーな!」
ん…
天使の声がする。
目をうっすらと開けると、クルムがベッドの隣で立っていた。ユシルは車椅子で部屋まで来たみたい。
あれ、今何時?
時計を確認すると、10時と表示されていた。
「おはよう!二人とも、お腹すいたよね!ごめんね!」
私は急いで起き上がると、魔法でパパッと着替えて、二人を連れて下に降りた。
簡単にオムライスでいいかな。
「おねえちゃん、昨日遅くまで起きてた?」
勘が鋭いクルムが聞いてきた。
「ううん、ただ、眠かっただけだよ。」
「ほんと?」
純粋なうるうるとした瞳で見つめられると、罪悪感半端ないよ~!
「ほ、ほんと!」
私は気づかれないように、微笑んだ。
「じゃあ、さな、ちゃんと食べて。」
「わ、わかった。」
座って、3人で食卓を囲みながらご飯を食べる、幸せだな。
パクパクと食べながら、魔法でインベントリに物を詰め終わった後、私は食べ終わったお皿を洗って、二人を抱き上げだ。
「ユシル、クルム、見ててね。【魔法馬車】」
適当に作った呪文を唱えると、魔法の光が集まり始め、だんだん馬車の形に変形した。
魔法で作られた羽のある馬は、普通の馬と同じように、鼻を鳴らした。
「「す、すごい!」」
よかった。喜んでくれてる。
扉を開けて中に入って座るところを確認すると、ちゃんとふかふかだった。
木製じゃないから、硬くないし、空を飛ぶから、馬車酔いもしない。
徹夜してよかった。
運転は目的地を伝えておけば勝手にしてくれるから、二人を座らせて、私は寝ようかな。
でも、その前に…
「ユシル、クルム、窓の外を見て。発車!」
天井に言い放つと、馬が急に走り出した。
そして、馬は地面を蹴ると、羽を羽ばたかせ、空高く飛び上がった。
人工ペガサス、光魔法で作られているから、綺麗ね。
「落ちないようにね。窓は閉めておくから。」
「「うん!」」
二人はこくりと頷くと、じっと窓の外を見つめた。
景色に夢中みたいだから、私は寝ようかな。
目を瞑ると、私はまた直ぐに眠ってしまった。
0
あなたにおすすめの小説
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
ゲームの悪役パパに転生したけど、勇者になる息子が親離れしないので完全に詰んでる
街風
ファンタジー
「お前を追放する!」
ゲームの悪役貴族に転生したルドルフは、シナリオ通りに息子のハイネ(後に世界を救う勇者)を追放した。
しかし、前世では子煩悩な父親だったルドルフのこれまでの人生は、ゲームのシナリオに大きく影響を与えていた。旅にでるはずだった勇者は旅に出ず、悪人になる人は善人になっていた。勇者でもないただの中年ルドルフは魔人から世界を救えるのか。
一家処刑?!まっぴらごめんですわ!!~悪役令嬢(予定)の娘といじわる(予定)な継母と馬鹿(現在進行形)な夫
むぎてん
ファンタジー
夫が隠し子のチェルシーを引き取った日。「お花畑のチェルシー」という前世で読んだ小説の中に転生していると気付いた妻マーサ。 この物語、主人公のチェルシーは悪役令嬢だ。 最後は華麗な「ざまあ」の末に一家全員の処刑で幕を閉じるバッドエンド‥‥‥なんて、まっぴら御免ですわ!絶対に阻止して幸せになって見せましょう!! 悪役令嬢(予定)の娘と、意地悪(予定)な継母と、馬鹿(現在進行形)な夫。3人の登場人物がそれぞれの愛の形、家族の形を確認し幸せになるお話です。
悪役令嬢として断罪? 残念、全員が私を庇うので処刑されませんでした
ゆっこ
恋愛
豪奢な大広間の中心で、私はただひとり立たされていた。
玉座の上には婚約者である王太子・レオンハルト殿下。その隣には、涙を浮かべながら震えている聖女――いえ、平民出身の婚約者候補、ミリア嬢。
そして取り巻くように並ぶ廷臣や貴族たちの視線は、一斉に私へと向けられていた。
そう、これは断罪劇。
「アリシア・フォン・ヴァレンシュタイン! お前は聖女ミリアを虐げ、幾度も侮辱し、王宮の秩序を乱した。その罪により、婚約破棄を宣告し、さらには……」
殿下が声を張り上げた。
「――処刑とする!」
広間がざわめいた。
けれど私は、ただ静かに微笑んだ。
(あぁ……やっぱり、来たわね。この展開)
ざまぁされるための努力とかしたくない
こうやさい
ファンタジー
ある日あたしは自分が乙女ゲームの悪役令嬢に転生している事に気付いた。
けどなんか環境違いすぎるんだけど?
例のごとく深く考えないで下さい。ゲーム転生系で前世の記憶が戻った理由自体が強制力とかってあんまなくね? って思いつきから書いただけなので。けど知らないだけであるんだろうな。
作中で「身近な物で代用できますよってその身近がすでにないじゃん的な~」とありますが『俺の知識チートが始まらない』の方が書いたのは後です。これから連想して書きました。
ただいま諸事情で出すべきか否か微妙なので棚上げしてたのとか自サイトの方に上げるべきかどうか悩んでたのとか大昔のとかを放出中です。見直しもあまり出来ないのでいつも以上に誤字脱字等も多いです。ご了承下さい。
恐らく後で消す私信。電話機は通販なのでまだ来てないけどAndroidのBlackBerry買いました、中古の。
中古でもノーパソ買えるだけの値段するやんと思っただろうけど、ノーパソの場合は妥協しての機種だけど、BlackBerryは使ってみたかった機種なので(後で「こんなの使えない」とぶん投げる可能性はあるにしろ)。それに電話機は壊れなくても後二年も経たないうちに強制的に買い換え決まってたので、最低限の覚悟はしてたわけで……もうちょっと壊れるのが遅かったらそれに手をつけてた可能性はあるけど。それにタブレットの調子も最近悪いのでガラケー買ってそっちも別に買い換える可能性を考えると、妥協ノーパソより有意義かなと。妥協して惰性で使い続けるの苦痛だからね。
……ちなみにパソの調子ですが……なんか無意識に「もう嫌だ」とエンドレスでつぶやいてたらしいくらいの速度です。これだって10動くっていわれてるの買ってハードディスクとか取り替えてもらったりしたんだけどなぁ。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したけど何もしなかったらヒロインがイジメを自演し始めたのでお望み通りにしてあげました。魔法で(°∀°)
ラララキヲ
ファンタジー
乙女ゲームのラスボスになって死ぬ悪役令嬢に転生したけれど、中身が転生者な時点で既に乙女ゲームは破綻していると思うの。だからわたくしはわたくしのままに生きるわ。
……それなのにヒロインさんがイジメを自演し始めた。ゲームのストーリーを展開したいと言う事はヒロインさんはわたくしが死ぬ事をお望みね?なら、わたくしも戦いますわ。
でも、わたくしも暇じゃないので魔法でね。
ヒロイン「私はホラー映画の主人公か?!」
『見えない何か』に襲われるヒロインは────
※作中『イジメ』という表現が出てきますがこの作品はイジメを肯定するものではありません※
※作中、『イジメ』は、していません。生死をかけた戦いです※
◇テンプレ乙女ゲーム舞台転生。
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇なろうにも上げてます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる