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2、検査開始
(あぁ~! 医務官になって十年。待ち続けた甲斐があった……!)
ロイドは丁重にマクシミリアンの竿を全ての指で包み込むと、その太さ、少しくねった形、薄紅色の美しい色あい、さらには竿の裏筋にほんのりとできた小じわまで、全てを目でしゃぶり尽くすように堪能した。
そうしてゆっくりと視線を下げて、皇帝陛下のおちんちんの下にぶらさがる玉を指の腹でちょん、と持ち上げる。
「っ……!」
マクシミリアンの息を飲む音が聞こえるが、すぐに途絶えた。
決して敵に臆するような気配を見せないところが、またそそられる。
プライドの高さも一級品なら、この美貌も素晴らしい。
けぶるような金髪に、変幻自在に色を変えるサファイアをはめこんだような瞳、女のように白くすべらかな玉の肌、そのくせ戦場で鍛え上げられた均整の取れた体つきが異様な色香をかもし出している。
女など選びたい放題だと言うのに、当の本人は自分の外見に一切の価値を見いだしていない。
というのも幼い頃から荒みきった宮廷で生き抜いて来たものだから、己の外見を大層褒める者が実は裏で次期皇帝暗殺を巡らせていたことが、彼が成人するまでに何度も起きていた。
以来、彼は世辞や追従というものを一切信用していない。
それもあってか、自分の美貌に吸い寄せられる女たちを苦手としていた。
(その歳で童貞なのも、ちゃんと知っていますからね)
皇帝陛下が女を抱いたなら医務官にすぐ連絡がいく。
しかしマクシミリアンが皇帝となってからまだ一度もその報告はない。
皇太子時代にもなかった。
つまり完全なる未経験である。
(皇帝陛下のイイところ、全部見つけて、僕が開発してあげますからね)
にんまりと笑みを深くして、マクシミリアンのおちんちんに鼻を近づける。
「――ァ……何をしている貴様……!」
「何って嗅いでいるんですよ。陛下のおちんちん。ちゃんと綺麗に洗ってるんですね。イヤな匂い一つしない」
クンクン、とこれみよがしに鼻を揺らすと、マクシミリアンの耳まで赤くなっていた。
(うわ……本当にうぶい反応をされる)
もっといじめたくなるじゃないか。
ロイドはそのままマクシミリアンの亀頭にだ液を垂らした。透明な唾液が薄紅色の亀頭をゆっくりと濡らしていく。
「――ッ♡」
「液体への感度良好。では次に――」
れろ、と長い舌をこれみよがしに伸ばして、マクシミリアンの竿を根元から先っぽに向かって舐めた。
「ぁ、ァ、ぁ……それ、やめよ……!」
「ダメですよ。全ての検査項目をやり遂げるんですから。ほら、陛下のおちんちん、バッキバキに硬くなりましたね?」
指摘した通り、マクシミリアンのおちんちんは完全に勃起し、固くそそりたっていた。
といってもロイドの竿と比べたら、可愛らしいサイズだ。
手のなかでむくむくと形を変えるマクシミリアンのおちんちんが一層愛らしく思えて、ロイドはそのまま口に咥えこんだ。
「やっ、なぜそんなことを、する……ッ……! ぁ……ァ、口で、そんな……ッ♡ しゃぶるんじゃ、ない……っ♡」
マクシミリアンの声に艶やかなものが混じり始める。
それを耳で楽しみながら、ロイドは根元まで咥えこんだ。
舌先で笠をつつくと、嬉しそうに亀頭から先走りを漏らす。両手をマクシミリアンの足の付け根に添えて、大股びらきをさせる。
じゅぽじゅぽっ♡じゅぽ♡じゅぽ♡じゅぽ♡
器用に喉まで使って激しくしごくと、竿がどくどくと脈打つ。
(もうちょっとか……)
冷静に観察しながら、マクシミリアンがイキそうになる瞬間、口を離した。
びゅくくッ♡♡
可愛らしい音を立てて精液が飛び散る。
「あー駄目ですよ。もっと飛ばさなくては」
竿を持って、ダメ押しの如く手でしごく。
「ほーら、シュッシュ♡ シュッシュ♡ 飛ばしっこしましょうね」
精液を一滴残らず出せと言わんばかりに玉を揉みこんでやると、再びマクシミリアンが精液を噴射した。
「やァ――ッ♡ ァ、ゃ、ぁ…………もぉ、出したくな――ぃぃいい♡♡」
ロイドはマクシミリアンの耳元に口を寄せた。
「陛下の嘘つき。おちんちんは出したくてたまらないって言ってますよ。今までたくさん我慢されてたんでしょう? 全部出していいんですよ。ほら、あのお皿に精液が全部溜まるまで出し切りましょうね」
ロイドの背後――床に置いていた深皿にちょうどマクシミリアンの精液が飛び込むように角度と位置を調整する。
ぴちゃぴちゃ♡ちゃぷん─ちょろろろ♡♡
マクシミリアンにとっては恥ずかしいことこの上ない水音が夜の寝室に響き渡る。
「やだっ、やっ! もぉ、むり……! 聞きたくな……ぃ、ぃぃ♡」
「えー? 気持ちイイ、のイイですよね? 今のは」
極めつけとばかりにマクシミリアンの笠を親指と人差し指で作った輪っかでグリグリといじめる。
竿はまだ脈づいてて、出せると言っている。
精液が残りどのくらいかなど、ロイドには全てお見通しだ。
「金玉がカラになるまで出して頂かないと。それとも皇帝陛下のおちんちんはこの程度なんですか? 玉なしと評価しなくちゃいけませんね」
「っ!」
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