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08 騎士に二言はない ※
しおりを挟むエルシャが人の良さそうな笑みを浮かべた。
地に堕ちたプライドをもう一度だけ引き上げられる可能性。
ごくごくわずかなソレは、いまの自分にとって唯一の希望と言っても良かった。
もしもソレができたなら、騎士団長のままこの館を出ることができる。
「分かった。……きみの、その……っ……金玉がカラになるまで……付き合おう……」
「その言葉に嘘はない?」
「騎士に二言はない!」
はっきりと答えると、エルシャが不敵な笑みを浮かべた。
「分かった。ぼくのカラになるまでの回数、三十回ぐらいあるけど、騎士団長の体力なら余裕だよね?」
「──えっ」
ちょっと待てと言いかけた瞬間、せき止められていた指が外れ、強引にしごかれる。
「ほら十一回目。イかせてあげる」
「ゃ、待て! 三十回って……おまえ……! ひぃ、んンンん♡♡♡」
ぴゅるぴゅると吐精させられると、すぐさまベッドの上で四つんばいにさせられた。
「ぁ、ちょっと……今すぐとか聞いてな……い……!」
尻を高く持ち上げられる。割れ目にあの大きくて長いちんぽをどさりと乗せられる。
ソレは熱く脈づいていた。
「鉄は熱いうちに打てって言うでしょ。あーそうそう。ぼくのおちんちん、ナカに入れるともっと太くなるから」
「っ!?」
振り返って止めさせようとしたが、それより早くエルシャの肉棒が体内に入ってきた。
ぐ、ぷぷぷぷぷ♡
肉ひだにめりこみ、亀頭でこすられる。
あの竿に浮かんでいた凶悪な筋が、クリクリとひだを刺激する。
(長い……っ……こんなの、入り切らな──!)
そう思った瞬間だった。
どちゅん!
エルシャの肌が尻にぶつかり、すべて入れられてしまったことを知る。
背骨に玄妙な恍惚感が走る。
「ふふ。カワイイ。ゼルのナカ、ぼくのおちんちん入れられてビクビクしてる。すっごい喜んでくれてるね」
「ちが──っ」
「こんなに熱くてとろけそうなのに?」
ぐりん、と体内で竿の向きを変えられる。それだけで肉ひだがキツく締まって、彼の竿の形をおぼえこまされてしまう。
「ゃ、ぁ、ぁ♡ みぎ、こするの、だめぇぇえ……!」
「なんでー? 君、ぼくに処女を奪ってくださいってお願いしたよね? 騎士に二言はないとも言ったよね?」
「っ!!!」
それとこれとは話が別だ。
勝負を続けるためにお願いしただけであって、こんなこと好きでお願いするやつの気が知れない!
必死に振り返ってにらみつけたが、エルシャはせせら笑うだけだ。
「ふふ。まだそんな目つきできるんだ。これは教えがいがありそうだな。ほうら、今ぬいてあげるからね」
ず…にゅるん!
長い竿がゆっくりと尻穴から抜けていく。だが入口に亀頭は残っている。
亀頭で大きく拡張された入り口は閉じることができない。そのせいで数秒前までナカに入っていたエルシャのおちんちんの形を嫌でも覚え込まされる。
竿の長さ、凶悪な筋、根元に近づけば近づくほど太くなる付け根、そして入り口に当たった睾丸の硬さ。
ぜんぶ。
ぜんぶ記憶に刻み込まれる。
「ふふ。ゼルの入り口、ひくひくしてる。入れて欲しいの?」
「そんな……わけ……、……ない……ッ」
エルシャの唇から笑みが消えた。
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