美食の漫遊記 〜美食の追求〜

創食 味美

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第4話 美食?微妙食? おかぁチャーハン

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ご当地グルメ以外は誰でも食べられる
もしくは食べたことがある等、身近な食べ物に
スポットを当ててる美食の漫遊記
今回はきっと誰もが食べたであろう
母親チャーハンにスポットを当てる
おかぁチャーハンとも言うのかもしれない
母親が居なかった…という方もいると思う
その辺も配慮して思い出のチャーハンという感じ
で書いていく。けどテーマはおかぁチャーハンだ
なんで母親というものはチャーハンを
作るのだろうか…著者にはよく分からない
がどこの家庭でもなんか微妙なチャーハンを 
作られた記憶はあるような気がする…
もちろん料理が上手い母親ならチャーハンも
普通に美味いのだろうが
そんなに料理が美味い母親ばかりでもないのだ
著者の育った家庭の話になるが
母親も父親も料理は出来る人だ
父親はもつ煮込みなどを得意としていて
長時間アクを取り続けて完成させた
親父のもつ煮込みはそれはそれは美味しかった
そんな丁寧な父親と裏腹に
母親は料理のバリエーションは多いが
なかなか時間のかかった料理はしなかった
これは両親共働きという家庭環境もあるが
父親も働きながら休みの時にもつ煮込みを
作ってたわけで母親が手抜きでいい理由には
ならない訳だ。
著者が中学生になった時くらいから
色んなレシピを見せて母親に作ってもらった
その度に母親の料理のバリエーションは増えてき
味のクオリティも偉そうに子供の著者が
文句付けまくった甲斐あり上がっていった
今でも新しいメニューを実家に帰ると注文するが
基本的にそれなりのクオリティで仕上がる
そんな可もなく不可もなくな母親なのだが
チャーハンとなると話がかわるのだ
ベチャベチャな米と卵と醤油のチャーハンだ
お世辞にも良いとは言えないチャーハンだ
ごま油の風味もなく、レンゲですくうと
べっとりという効果音が鳴りそうな米
どうやったらこんなチャーハンになるんだと
料理をしないながらに思ったものだ
しかし時折そんなおかぁチャーハンが
恋しくなるのだ
だから実家にいるときはたまにチャーハン作って
とリクエストすることがある
ベーコンが入ってたりウインナーが入ってたり
でもベチャベチャな米…
そんなチャーハンが母親を失うと食べられなく
なると思うと過ごすセンチメンタルな気持ちに
なってしまうのだ
この美食の漫遊記では美味しいものを
紹介するというのが本筋だが
どこか懐かしいおかぁチャーハンも
失った時に美食となるのではないか
そんな思いでこの話を書いてみた
読んでる人の年齢層は幅広いはずだ
もうおかぁチャーハンが食べられない人も
いても全然おかしくないわけだ
そんな人には著者がおかぁチャーハンを
取り上げた意味が理解出来るのかもしれない
前の話は何故か買ってしまう食べ物だった
今回は懐かしさと思い出の食べ物だ
きっと美食というのは2つに分かれると思う
その場で美味しいと感じるものと
思い出や一緒に食べた人のことを思い出して
あぁあの時のあれは美味かったな
と思うこの2つのパターンだ
美食の定義はこの2つのどちらでもいいと思う
例えばこのご時世で潰れてしまった
長年通ってた定食屋のご飯
これをまた食べたいなと思うのは
その時は当たり前で当然のように食べてたものが
食べられなくなってしまって
恋しくなりあの時の定食屋の飯良かったよな
と思うやつである
これも振り返って味を思い出して食べたくなる 
という点では美食といえるのではないか?
そもそもここまで話を書いておいて
今更なのだが美食の言葉の意味を辞書で引くと
贅沢な食事という意味なのだ 
ここで言う贅沢とは高い食材を使った料理だ
では話を戻すがこの世にはプライスレスなものが
あるのでは?と思うのが著者の感性である
いくらお金を積んでももう食べられない
それが母親のチャーハンだったり
潰れた定食屋のご飯だったりするのだ
それも贅沢と言えるのではないか?
お金をかけた食事を美食という言葉で呼ぶなら
その時の有難みなどを知れる食もまた
人間の贅沢と言えるのではないか?
そう。これは美食という言葉を使った
ある意味の哲学なのだ
辞書に載ってる意味が正しいとする人もいる
美食とは贅沢で高い食材を使った食べ物だと
では贅沢とはなにか?
価値とはなにか?そんなことを少し考えてほしい
今普通に結婚して家庭を持っていて奥さんの
手料理を食べれる。それは誰もが若い時に思った
幸せの味なのではないかと。
結婚してなくてもいい。
学生さんで彼女が弁当を作ってくれたり
バレンタインにでもチョコをもらったり
それは青春という名のエッセンスと
甘酸っぱいスパイスが入ったその時しか
味わえないものではないかと
ホントに美味しいものは思い出に残る 
そんなものを美食と呼びたい
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