特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし

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再び現れた獲物を逃すまいと狩人たちは攻める3

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「アリス?どうした?」
「い、いいえ。なんでもないの。ごめんなさい。せっかく作ってくれたタコあきを……」
「気にしなくてもいいよ。それよりも体は大丈夫か?」
「うん……」


 俺は早速アリスの方に移動いて、彼女の体を確認してみる。動きやすい高級ドレスを身に纏っている彼女は、

 艶かしい視線を俺に向けていた。

 俺はずっと彼女の瞳と視線に圧倒されていた。だけど今回の美しい青い瞳の奥底には、


 弱さが宿っているようにも見える。



『その貴族の娘とやらが、あんたに何を求めているのかをちゃんと把握して、満たしてあげればいいんじゃないかい?』


 ガタイのいい冒険者の言葉が蘇ってきた。なぜ蘇ってきたのかは分からない。もどかしさに俺が唇を弱く噛んでいると、アリスは口を開く。

「タコあき……またお願いできるかしら?」



X X X

 メイドたちの助けもあり、後片付けはあっという間に終わった。ついさっきまでは、ワイワイしながら美味しく日本の料理を多くの人たちが食べていたのに、こうやって静かになった噴水周辺を見渡すと、なんだか虚しくなる。

「ふ……」

 ため息とも単なる息ともつかない空気を吐くと、急に、宙に浮くような感じがしてきた。

「ハルト様」
「アニエスさん……」
 
 ドレス姿のアニエスさんは、またあの視線を俺に向けてきた。

「今日の食事、とっても美味しかったですわ。やっぱりハルト様の作ったものすごいですね」
「お口にあって嬉しいです」
「ちゃんとした店を王都あたりに出したら大繁盛間違いなしですわ。後でじっくり話がしたいですね」
「っ!」

 背筋がゾワッとする声音……それにいい香り……

「どうかしたんですか?」
「い、いいえ……なんでもありません」
「ペロリ……これは何かある時の味ですわ!」
「なんの味ですかそれって……」
「まあ、ハルト様は私たちと使用人たちのために頑張ってくれましたから、疲れて当然です。いくら細マッチョの男らしい体の殿様でも、休憩が必要ですわよ」
「……」
 
 確かに、ちょっと疲れたかもしらない。ここのところずっとこの食事会の準備で時間を費やしたもんな。

「だから、今日は泊まってください」
「……」

 なんだか急にどっと疲れが出てきた。

 アニエスさんはそんな俺の瞳をじっと凝視している。

「もう夜遅いんですし、ここなら大浴場もあって、最上級のベッドもあります。きっとハルト様の疲れも取れると思いますわ……」

 アニエスさんの提案に俺は







「そうですね。それじゃ……お言葉に甘えて」

「ふふ……いい選択です」

 アニエスさんは意味深な表情でそう言ってから急に後ろの屋敷がある方に振り向いた。

「アリス!カロル!ハルト様、今日ここに泊まるから気をつけてくださいね~」
「っ!」
「っ!」


 アニエスさんの声を聞いた二人の姉妹は、噴水から現れて小走りにこちらに走ってきた。

「お兄様……本当に泊まるんですの!?」
「ああ、なるべく迷惑をかけないように注意する」
「迷惑だなんて……むしろ大歓迎ですわ!うへへ……じゅるり」
「カロル……殿方の前でよだれを垂らすのはメディチ家の次女としてあるまじき行為ですわ」
「あ、ご、ごめんなさい!ママ……お兄様も……」

 カロルがぺこりと頭を下げて俺とアニエスさんに謝罪する。

「い、いや、気にしなくてもいいよ。むしろ妹みたいで可愛かった」
「っ!」
「あらあら……ハルト様はやっぱりお優しいですわね。他の貴族とは違って……ふふっ」

 カロルがまた吸い込むような視線を送ってきた。息を荒げていて、必死に何かを我慢する表情……
 
 どうしたのと言おうとしたが、アリスが突然、俺の胸に手を当ててきた。

「ハルト……嬉しい……」
「っ!」

 また深海の奥底に取り込もうとする視線と瞳。

 すると、俺の後ろの回り込んだアニエスさんが声をかけてくる。





「ハルト様、ここを我が家だと思ってください」
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